ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第18回は、術直後に異物残留を疑い、術部付近を画像で見る際のポイントを紹介します。
術直後の画像の着目ポイントは第15回を参照ください。
異物残留を疑って「術部付近」を見ている
異物残留は絶対に避けたい医療過誤の1つです(図1、図2)。ガーゼは図1のようにX線で白い糸くずのように映ります。
必ず術後のポータブルX線で異物の残留がないことを確認してから、麻酔をさまします。ガーゼや針のカウントが合っているかも確認しましょう。
不幸にして残留に気づかず帰室してしまうケースもあるかもしれません。翌日のX線検査でも意識して確認するようにしてください。
図1 腸閉塞術後の腹部X線(造影糸入りのガーゼを腹壁上に置いて撮影)
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