専門職だけでなく、ナースにもベッドサイドで“少しの時間で”できるリハビリテーションがあります。 これを“ちょっとリハ”と名づけて紹介!日常ケアの延長でできる工夫をお伝えします。
【第1回】日常ケアがリハビリになる!看護師の工夫ポイントとは?
〈目次〉
●その“ちょっと”で患者さんは自身の力を取り戻す
・治療のあとには「生活」があり、病棟の先には「人生」がある
●「とりあえず安静」のときにもできることがある
●リハを「練習」でなく、「復活」の足がかりとして機能させるために
【第2回】更衣の動作がリハビリに!看護師が実践できる生活支援のコツ
〈目次〉
●更衣のとき、ついでに腰をちょっと上げる
【第3回】トイレ誘導がリハビリに!立ち上がり動作サポート時に実践できるケア
〈目次〉
●立ち上がり動作をサポート
a:足の位置。手前に引いていますか?
b:深い腰かけから立とうとしていませんか?
c:座面が低くありませんか?
d:手のプッシュアップを使用してみる
【第4回】トイレ歩行がリハビリに!介助時に看護師が実践できるポイント
〈目次〉
●患者さんと介助者のバランスを合わせる
【第5回】トイレ排泄後の動作がリハビリに!看護師ができるサポートとは?
〈目次〉
●座位バランスやリーチ伸ばしの訓練になる
【第6回】ベッド着座がリハビリに!筋力を高める介助方法と実践ポイント
〈目次〉
●スクワットと同じ動作でトレーニング
【第7回】患者さんの気持ちを前向きにする看護師の声かけとは?
〈目次〉
●気持ちを“前に向ける”ための、声かけのポイントは?
・「がんばって」は使わない
・「がんばろうね」で寄り添う
【第8回】入浴時の動作がリハビリに!筋力・座位バランス向上をサポートするには
〈目次〉
●入浴時にできる“ちょっとリハ”
【第9回】体位変換がリハビリに!寝返り動作でADLを高める工夫
〈目次〉
●寝返りはADL向上に大きくかかわる
【第10回】拘縮を防ぐ!ベッド上でできるストレッチ方法と介助のコツ
〈目次〉
●ストレッチで腕・肩の拘縮を予防
【第11回】拘縮患者に効果的な手指ストレッチのコツ
〈目次〉
●手指の伸展制限患者に行いたいストレッチ
【第12回】座位・ベッド上の食事姿勢サポートのポイント
〈目次〉
●自身で食事をするためには“座る”ことが大切
【第13回】清拭時の顔面・口唇マッサージで筋肉ストレッチ
〈目次〉
●蒸しタオルを使って顔をマッサージ
【第14回】口腔ケアの際にできるリハビリは?日常ケアで機能低下を防ぐ工夫
〈目次〉
●顔面・舌に刺激を与えて機能を維持
・スポンジブラシで適度な抵抗を加える
・嚥下反射に注意
【第15回】「待つ介助」が動作改善に!患者の自立を促すポイント
〈目次〉
●すべての場面で使える“ちょっとリハ”
【第16回】呼吸機能の低下を防ぐ!ベッドサイド訪問時の声かけのポイント
〈目次〉
●明るく元気な声であいさつし、患者さんにも返してもらう
【第17回】患者の意思決定がカギ!ADL自立を促す方法とは
〈目次〉
●患者さんが行動を決定する機会をつくる
【第18回】リハビリとしての食事介助:摂食量を確保する方法
〈目次〉
●摂食量を確保するための工夫を
【第19回】患者の自発性を引き出す食事介助の工夫とは?
〈目次〉
●気持ちを食事に向かわせるために
【最終回】患者の嚥下機能に合わせた食事介助の工夫とは?
〈目次〉
●患者さんの嚥下スタイルをつかんで介助