ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第26回は、術部の感染を疑い、術後管理で画像検査を行う場合についてです。
術後管理での画像の着目ポイントは第19回を参照ください。
術部の感染を疑って「膿瘍」を探している
術後4日目以降は縫合不全、創感染、カテーテル感染、インプラントやメッシュなど人工物の感染、膿瘍、術後肺炎といった感染が起こりえます。
発熱、創部の発赤・腫脹・熱感・疼痛(炎症の4徴候)や、ドレーンが入っている場合は排液の色・性状が感染の徴候になるため注意します。
発熱の原因が体表からは把握できないとき、画像検査を行います。
図1 膿瘍の所見を示す腹部CTの例
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