意識障害の患者での画像を見るポイント③脳幹への直接的ダメージ【画像からの情報ここを見る!:第41回】
編集:志水太郎
獨協医科大学総合診療医学講座 主任教授
執筆:徳田嘉仁
徳田医院
イラスト:熊野友紀子
ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。でも、医師は何を想定してどこを見ているの?白黒でなんだかよくわからないけれど、看護にはどう役立つの?
臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。
【第1回】医師が画像をチェックする理由は?
【第40回】意識障害の患者での画像を見るポイント②大脳皮質へのダメージ
【第42回】意識障害の患者での画像を見るポイント④脳幹への間接的ダメージ
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【第41回】意識障害の患者での画像を見るポイント③脳幹への直接的ダメージ
覚醒の障害がある患者で、脳幹に出血がないか見ている!
「ABC」の異常につながる意識障害はどこからくるか。それは「覚醒」を司る領域である脳幹(図1)にダメージを受けたときになります。
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この記事の関係者
編集
志水太郎しみずたろう
獨協医科大学総合診療医学講座 主任教授
東京出身。2005年愛媛大学医学部卒業。国内・海外での臨床医としての研鑽を経て、2018年4月より現職。専門は診断学。『おだんご×エリザベスの急変フィジカル(医学書院:2018年刊行)』など看護フィジカル教育にも力を入れている。
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大阪医科大学卒業。沖縄県立南部医療センターで初期+救急研修。滋賀家庭医療学センター(弓削メディカルクリニック)で後期研修を修了。「救急×在宅」「ICU×看取りケア」というニッチな? 領域を専門にしたい沖縄かぶれの陽気な内科医です。ゆたしく、うにげーさびら~!
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