毎日行うからこそ、さらにいい方法があれば知りたい口腔ケア!今回は口腔内に用いる代表的な消毒薬と、その特徴、使い方のポイントを紹介します。
術後や歯肉炎のときのみに使用する
口腔内の消毒薬1,2は、病的な問題があるとき(口腔の手術後や歯肉炎など)、それぞれの用途に合わせて使用されます。口腔内が健康的な状態であれば、特に使用する必要はありません。
口腔内に用いる消毒薬の種類と特徴
口腔内の消毒薬は数種類ありますが、それぞれ使用方法や特徴は異なります。以下に代表的な消毒薬を示します。
グルコン酸クロルヘキシジン
<製品例>
コンクール F(画像提供:ウエルテック株式会社)

<特徴・用途>
●殺菌効果、歯肉の炎症を抑制する効果がある
●殺菌消毒効果は長時間持続し、また強いイオン性をもっており、歯面粘膜によく付着する
<注意点>
●苦みが強く、アレルギーの恐れがある
●日本では、過去に重篤なショック(0.1%未満)の報告があり、含嗽薬として医薬部外品として販売されている
●口腔粘膜炎がでているときには使用しない(禁忌)
ベンゼトニウム塩化物
<製品例>
ネオステリン®グリーンうがい液0.2%(画像提供:日本歯科薬品株式会社)

<特徴・用途>
●主に口腔内の消毒、抜歯創の感染予防に使用される
●陽イオン界面活性剤(逆性石けん)であり、細菌、カビ類に広く殺菌性を有する。低濃度でも殺菌効
果があり、毒性は低く刺激も少ない特徴がある
●泡立つことにより洗浄作用を発揮する
<注意点>
●使用目的により希釈濃度が異なる(添付文書を参照)
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