消毒薬の選択と使い方のポイント【さらによくなる!口腔ケア:第13回】
編集:松尾浩一郎
東京医科歯科大学大学院 地域・福祉口腔機能管理学分野 教授
編集・執筆:三鬼達人
藤田医科大学 ばんたね病院 看護部 看護部長、摂食・嚥下障害看護認定看護師
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術後や歯肉炎のときのみに使用する
口腔内の消毒薬1,2は、病的な問題があるとき(口腔の手術後や歯肉炎など)、それぞれの用途に合わせて使用されます。口腔内が健康的な状態であれば、特に使用する必要はありません。
口腔内に用いる消毒薬の種類と特徴
口腔内の消毒薬は数種類ありますが、それぞれ使用方法や特徴は異なります。以下に代表的な消毒薬を示します。
グルコン酸クロルヘキシジン
<製品例>
コンクール F(画像提供:ウエルテック株式会社)
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松尾浩一郎まつおこういちろう
東京医科歯科大学大学院 地域・福祉口腔機能管理学分野 教授
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三鬼達人みきたつと
藤田医科大学 ばんたね病院 看護部 看護部長、摂食・嚥下障害看護認定看護師
1998年半田常滑看護専門学校卒業後、藤田保健衛生大学病院に就職。脳神経外科病棟勤務を経て、2006年摂食・嚥下障害看護認定看護師認定。同年9月より嚥下チームの一員として活動を開始。以後、SCU、回復期リハビリテーション病棟、脳卒中科病棟などの勤務を経て、現在、藤田医科大学ばんたね病院にて現職。日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士。
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