毎日行うからこそ、さらにいい方法があれば知りたい口腔ケア!今回は排唾管・吸引つき歯ブラシの選び方のポイントを紹介します。
口腔ケア中の吸引には、吸引孔が大きい排唾管を使用する
意識障害などにより含嗽ができない患者や嚥下障害により唾液や洗口液の誤嚥のリスクのある患者では、吸引器の準備が必要不可欠です。口腔ケア中に吸引が必要となる場合は、通常の吸引チューブでは、チューブ孔が小さいため効率よく吸引ができません。吸引孔が大きい排唾管を使用するとよいでしょう。
また、意識障害、嚥下障害のある患者では、ブラッシングによって口腔内に溶出した汚染物を誤嚥する可能性があるため、吸引つき歯ブラシ(図1)を使用するとよいでしょう。
図1 吸引つき歯ブラシ

●歯ブラシとチューブが一体化している
●吸引器に接続すれば、口腔内に溜まった唾液や痰を吸引除去しながら、歯の清掃が行える
(第15回)
- 1.菊谷武監修:口をまもる 生命をまもる̶基礎から学ぶ口腔ケア 改訂第3版.Gakken,東京,2021.
2.岸本裕充編著:成果の上がる口腔ケア.医学書院,東京,2011.
3.日本摂食・嚥下リハビリテーション学会編:日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応/第4分野/摂食・嚥下リハビリテーションの介入Ver.3Ⅰ̶口腔ケア ・間接訓練.医歯薬出版,東京,2020.
※この記事は『エキスパートナース』2014年9月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。


