日常的に行う末梢留置カテーテルの穿刺や管理について、それらを「なぜ行うのか」を解説。確実な実施のため、根拠とコツをもう1 度おさえましょう!

【第1回】高齢、浮腫や肥満がある患者では「皮膚の伸展」などを行ってから穿刺に移行する
【第7回】ルートの長さは患者ごとに適切に設定し、三方活栓はなるべく使用しないことが望ましい
【第9回】抗がん剤以外の血管外漏出時の対応は、「温罨法」ではなく「冷罨法」で行う
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血管痛を防ぐためには、「等張液に近い浸透圧の薬剤」を「緩徐」に投与する

なぜこうする?

●「高浸透圧」「血液の範囲を超えるpH」の薬剤を末梢から投与すると静脈炎を起こし、血管外に漏出して細胞を傷害するため

血液の範囲を越える pH・高浸透圧の薬剤は、静脈炎・血管外漏出を引き起こす恐れ

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