日本看護系学会協議会(JANA)看護ケアガイドライン普及推進委員会は7月3日、2026年3月3日~4月13日に実施したアンケートの集計・分析結果を公開しました。

EBP推進体制やガイドライン活用の現状などが明らかに

 本アンケートは、JANA加盟学会におけるEBP(evidencebased practice、エビデンスに基づく実践)の推進体制やガイドラインの作成・普及状況などを把握するために実施され、25学会から回答が得られました¹。

 EBPを推進する体制が「ある」と回答した学会は9学会(36%)で、15学会(60%)は「ない」と回答しました¹。また、ガイドラインの作成と活用については、14学会(56%)が何らかのガイドラインを作成しており、さらに活用頻度については「よく/やや使用」という回答が71%に上りました(表)¹ 。

表 アンケートの結果と課題(一部)

アンケート結果課題
EBP推進体制が「ある」学会は36%EBP推進体制をもつ学会は少なく、運用も「委員会活動」にとどまるケースが多い
ガイドラインを何らかの形で作成している学会は56%半数を超える学会でガイドラインは作成されているが、根拠に基づく体系的な作成プロセスの整備が求められる
ガイドラインを「よく/やや活用」している学会は71%作成されたガイドラインは一定程度活用されているが、更新体制がないケースも多く、信頼性の低下の懸念がある
(文献1を参考に作成)
1.日本看護系学会協議会:JANA 看護ケアガイドライン普及推進委員会:アンケート調査 集計報告書.
https://www.jana-office.com/wp/wp-content/uploads/2026.6.3_公開用ver-JANAアンケート集計報告書_最終版.pdf (2026.7.20アクセス)

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