2024/06/25 会員限定特集記事 もう迷わない!胸腔ドレーン管理【第21回】「トロッカーカテーテルが刺入部から抜けてしまった」場合の対応は? #呼吸器#胸腔ドレーン 編集:髙岡 勇子 元・北海道大学病院、集中ケア認定看護師執筆:葛西 陽子手稲渓仁会病院 看護管理室 副看護部長、急性・重症患者看護専門看護師 ①清潔なガーゼで固定して、フィルムやビニールで覆う ドレーン抜去部を清潔なガーゼで圧迫固定します。抜去部を覆ったガーゼを、さらに上からフィルムやビニールで覆い、外気の流入を防ぎます。 自発呼吸下では、ドレーン抜去部から胸腔内に空気が引き込まれ、肺胞虚脱となり低酸素状態へと陥る可能性があります。そのため、自発呼吸下でドレーンが抜けた場合は、外気が胸腔内に流れ込まないようにブロックをすることが必要です。 この記事は会員限定記事です。 ログインして全文を読む 新規登録(無料)はこちら 関連タグ #呼吸器#胸腔ドレーン この記事の関係者編集髙岡 勇子 たかおかゆうこ元・北海道大学病院、集中ケア認定看護師 1994年より北海道大学病院ICU・救急部ナースセンター勤務。1999年、重症集中ケア認定看護師(現:集中ケア認定看護師)認定。 関連記事一覧執筆葛西 陽子かさいようこ手稲渓仁会病院 看護管理室 副看護部長、急性・重症患者看護専門看護師 1992年手稲渓仁会病院に就職。ICU、救命救急センターなどを経て、現在に至る。 関連記事一覧