①清潔なガーゼで固定して、フィルムやビニールで覆う

 ドレーン抜去部を清潔なガーゼで圧迫固定します。抜去部を覆ったガーゼを、さらに上からフィルムやビニールで覆い、外気の流入を防ぎます。

 自発呼吸下では、ドレーン抜去部から胸腔内に空気が引き込まれ、肺胞虚脱となり低酸素状態へと陥る可能性があります。そのため、自発呼吸下でドレーンが抜けた場合は、外気が胸腔内に流れ込まないようにブロックをすることが必要です。

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