多職種連携では細かな声がけも大事だが、システムを味方につける
白石(看護師) ここは看護師として働く側も悩みの種ですね。プライマリーナーシングなどを採用して工夫しているところもありますが、それでも毎日担当は変わりますからね。
他職種からみてどんな対策が考えられると思いますか?また工夫していることなどはありますか?
ふくっち(看護師) 僕がいる職場では、看護技術に関してマニュアル化し、対応の違いが大きく出ないように心がけています。
また、看護師間での情報交換は行っていますが、まだ他職種との密な連携がとれていないことは今後の課題ですね。
たみお(理学療法士) 僕のところでも、申し送りの徹底と他職種がいつでも確認できるような体制づくりが必要だと思います。ナースステーションの見やすいところに、その日の担当表を設置したり、パソコン上で管理してアクセスすれば見られる状態にしたり、担当を探す手間が省けるといいなと思います。
さぼ(臨床工学技士) 僕のところでも、「担当看護師を複数のデバイスや、場所で確認できるようにする」というのは大事だと思っていて、実践しています。当院ではカルテ、患者データベース、ナースステーション掲示板の複数の箇所で担当がすぐに確認できるようにしています。担当が変わった場合はすぐにスタッフ全員に伝達できればなおいいですね。