臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。今回は、人工呼吸器管理中の気胸(緊張性気胸)について、画像を見るポイントを紹介します。

 人工呼吸管理中での画像の着目ポイントは第7回の記事を参照してください。

気胸を疑って胸部X線画像を見るポイント

 気胸とは、肺から胸腔内に空気が漏れた状態です。
 臓側胸膜は肺と胸腔内の空気を隔てる線として観察されますが、その線の外側に肺の血管陰影が見られないことを確認します(図1-①)。

 また、臥位の場合、横隔膜近傍に空気が溜まり、その部分が深く切れ込むように見えることがあり“Deep Sulcus Sign”(ディープサルカスサイン)と呼ばれます(図1-②)。

図1 気胸を生じた2症例の胸部X線画像

図1 気胸を生じた2症例の胸部X線画像

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