高齢や寝たきりの患者さんへの看護ケアや、家族対応をもう一段レベルアップさせたいナースへ。根拠を深め、ケアの精度を高めるためにおすすめの資格を紹介します。
毎日のケアの精度を高めるための資格
高齢患者さんへの対応や、寝たきりの患者さんへのケア、ADL向上をめざしたかかわりなど、日々のケアで求められるスキルはさまざま。実践に活かせる資格を目的別に紹介します。自分に合う資格はどれか、検討してみましょう!
〈高齢の患者さんへの対応が多いなら〉
●認知症看護認定看護師
●認知症ケア専門士
●JADP認定シニアピアカウンセラー®〈寝たきりの患者さんへのケアの質を高めたいなら〉
●皮膚・排泄ケア認定看護師
●摂食嚥下障害看護認定看護師
●摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
●臨床スキンケア看護師
●NST専門療法士〈患者さんのADL向上に重きをおくなら〉
●離床インストラクター
●離床アドバイザー
●フットケア指導士
●弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター〈患者家族への対応を深めたいなら〉
●家族ケア専門士
高齢の患者さんへの対応が多いなら
認知症看護認定看護師
認定
日本看護協会
目的
- 認知症看護分野において、個人、家族及び集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護を実践する能力を育成すること。
- 認知症看護分野において、看護実践を通して看護職に対し指導を行える能力を育成すること。
- 認知症看護分野において、看護職等に対しコンサルテーションを行える能力を育成すること。
- 認知症看護分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパーソンとしての役割を果たせる能力を育成すること。
受験資格
- 看護師免許を取得後、通算5年以上の実務研修を受けており、そのうち通算3年以上は特定の認定看護分野における実務研修であること。
- A課程認定看護師教育機関もしくはB課程認定看護師教育機関、または外国においてそれらと同等と認められる教育を修了していること。
詳細はこちら
日本看護協会ホームページ:認定看護師
認知症ケア専門士
認定
認知症ケア学会
目的
認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた認知症ケア専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献すること。
受験資格
- 認知症ケアに関連する施設、団体、機関等において試験実施年の3月31日より過去10年間において3 年以上の認知症ケアの実務経験(教育・研究・診療を含む)を有する者。
- 認定委員会の専門士認定試験および審査に合格すること。
詳細はこちら
認知症ケア専門士公式サイト
JADP認定シニアピアカウンセラー®
認定
日本能力開発推進協会
目的
高齢者に対するすぐれたコミュニケーション能力とカウンセリング能力で、社会的観点からも高齢者とその家族をサポートできるようなカウンセラーを育成し、カウンセリング業務に従事する者の有する知識および技能の程度を審査し、証明することにより、職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に資すること。
受験資格
指定の認定教育機関などが行う教育訓練の全カリキュラムを修了した者。
寝たきりの患者さんへのケアの質を高めたいなら
皮膚・排泄ケア認定看護師
認定
日本看護協会
目的
- 皮膚・排泄ケア分野において、個人、家族及び集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護を実践できる能力を育成すること。
- 皮膚・排泄ケア分野において、看護実践を通して看護職に対し指導を行える能力を育成すること。
- 皮膚・排泄ケア分野において、看護職等に対しコンサルテーションを行える能力を育成すること。
- 皮膚・排泄ケア分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパーソンとしての役割を果たせる能力を育成すること。
受験資格
- 看護師免許を取得後、通算5年以上の実務研修を受けており、そのうち通算3年以上は特定の認定看護分野における実務研修であること。
- A課程認定看護師教育機関もしくはB課程認定看護師教育機関、または外国においてそれらと同等と認められる教育を修了していること。
詳細はこちら
日本看護協会ホームページ:認定看護師
摂食嚥下障害看護認定看護師
認定
日本看護協会
目的
- 摂食嚥下障害看護分野において、個人、家族及び集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護を実践できる能力を育成する。
- 摂食嚥下障害看護分野において、看護実践を通して看護職に対し指導を行える能力を育成する。
- 摂食嚥下障害看護分野において、看護職等に対しコンサルテーションを行える能力を育成する。
- 摂食嚥下障害看護分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパーソンとしての役割を果たせる能力を育成する。
受験資格
- 看護師免許を取得後、通算5年以上の実務研修を受けており、そのうち通算3年以上は特定の認定看護分野における実務研修であること。
- A課程認定看護師教育機関もしくはB課程認定看護師教育機関、または外国においてそれらと同等と認められる教育を修了していること。
詳細はこちら
日本看護協会ホームページ:認定看護師
摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
認定
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
目的
摂食嚥下リハビリテーション学にかかわる会員の能力の向上を図り、会員相互ならびに国内外の関連団体および一般市民との交流を深め、摂食嚥下リハビリテーションの啓発・普及を行うために、摂食嚥下リハビリテーションの基本的な事項と必要な技能を明確化し、それらの知識を修得した本学会の一般会員を認定すること。
受験資格
本学会員であって、本学会在籍履歴、既得資格、摂食嚥下リハビリテーションの臨床経験などの基礎的要件とeラーニング学修の要件を満たしていること。
臨床スキンケア看護師
認定
日本創傷・オストミー・失禁管理学会
目的
皮膚のトラブルを抱えるであろう対象者に対して看護師が行う専門職としての予防的ケア実践を強化すること。スキンケアに関する知識と標準的な手技を修得し、予防的スキンケアの質を向上させ、国民の福祉に貢献すること。
受験資格
- 看護師の臨床経験が申込時に3年以上ある者(准看護師経験は除く)。
- 学会員であること。
- 学術集会に参加登録し、現地参加可能であること。
- 講習会(8時間)と皮膚・排泄ケア認定看護師による臨床研修(8時間)を修めること。
NST(栄養サポートチーム)専門療法士
認定
日本栄養治療学会
目的
本学会の定める所定の条件を満たした者を、主として静脈栄養・経腸栄養を用いた臨床栄養学に関するすぐれた知識と技能を有しているとみなしNST専門療法士として認定する。
受験資格
- 学会員であること。
- 看護師などの国家資格取得後3年以上であること。
- 栄養サポート業務従事経験があること。
- 学術集会に1回(10単位)以上参加していること。
- 必須セミナーを受講していること。
- 学術集会やセミナーに参加し30単位以上取得していること。
- 認定教育施設において40時間の実地訓練を修了していること。
患者さんのADL向上に重きをおくなら
離床インストラクター、離床アドバイザー
認定
日本離床学会
目的
離床のスペシャリストを育成すること。
受験資格
学会員であること。
※離床アドバイザーは講座受講または試験、離床インストラクターは離床アドバイザーの資格と試験が必要。
フットケア指導士
認定
日本フットケア・足病医学会
目的
足病やフットウェアの適切な知識および予防的フットケアの技術を習得し、国民に対して足病予防の普及・啓発活動が実践できる人材を育成すること。
受験資格
- 看護師などの国家資格の免許取得後3年以上経過していること。
- 指導士セミナーを受講していること。
- 4年以上引き続いて学会員であること。
弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
認定
日本静脈学会
内容
弾性着衣や弾性包帯の適切な使用および圧迫療法の普及のため、弾性ストッキング・圧迫療法コンダクターの教育、養成ならびに認定を行う。弾性ストッキング・圧迫療法コンダクターは、医師の指示のもと、弾性着衣の種類やサイズの選択、着用指導、着用後の不満や問題点のなどの相談を引き受け、正しい着用を継続できるよう指導を行う。
受験資格
日本国における医師、薬剤師、看護師、准看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床工学技士、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、救急救命士、義肢装具士のいずれかの資格を有していること。
患者家族への対応を深めたいなら
家族ケア専門士
認定
日本終末期ケア協会
内容
現代の家族観を理解し、患者と等しく家族を尊重する支援者。 患者だけでなくその家族もケアの対象であることを認識し、家族へのケアの手法や事例を学び、また、第三者として、家族とのよりよいかかわり方を考える場を生み出していく。
受験資格
医師、看護師、保健師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、介護支援専門員、社会福祉士、 精神保健福祉士、公認心理師、介護福祉士、臨床心理士の実務経験2年以上を有する者。
詳細はこちら
日本終末期ケア協会ホームページ:家族ケア専門士
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