POINT

● 便秘といっても種類が異なるため、それぞれに合わせた下剤を選択しよう。
● 下剤の特徴をおさえて選択しよう。

機能性便秘の種類による下剤の使い分け

 慢性便秘症は一次性便秘症として、消化管の形態変化や運動障害に伴う非狭窄性器質性便秘1と、機能性便秘に分けられます(【第5回】の表2)。 機能性便秘は、①大腸通過正常型、②大腸通過遅延型、③便排出障害型に分けられ、それぞれの病態に応じた下剤の使い分けが必要です。

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