【第1回】「不治の病」から「治せる病気」へ
【第6回】化学療法中の発熱性好中球減少症(FN)に注意②
【第8回】感染予防のための患者ヘルスケアと看護師の行う清潔ケア①
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血液培養のポイント:2セット以上採取しよう

 血液培養採取のタイミングとしては、発熱後すぐが一番菌量が多いといわれており、発熱後すみやかに採取することがすすめられます。

 血液培養ボトルは好気ボトル1本、嫌気ボトル1本を合わせて1セットとし、2セット以上採取することがすすめられます。
 2セット以上採取する理由としては、血液量が増えるため菌の検出率を高めることができることや、検出された菌が真の原因菌なのか、混入した菌(コンタミネーション)なのかの鑑別に用いることができます。

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