【第1回】救急ケア①AED
【第12回】外科(術後)ケア③開放型酸素投与システム
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職業曝露を防ぐために開発された閉鎖式薬物移送システム
抗がん剤の副作用として、正常な細胞にも影響があることは広く知られています。抗がん剤を取り扱う医療従事者の曝露(職業曝露)を防ぐ目的で開発されたのが「閉鎖式薬物移送システム」です。
化学療法を実施する際の、さまざまな場面に対応した製品が開発されています。
薬剤の注入圧を調整しエアロゾル現象を予防
抗がん剤の調製時には薬剤の注入圧を調整し、エアロゾル現象(薬液の霧状の噴出)を予防しながら、バイアルから薬液を吸い上げ、輸液バッグへの混注を行います(図1-①②)。
抗がん剤と輸液セットの接続はバッグスパイクと専用の輸液セットを用いて行い、抗がん剤を投与します。接続部分の天面同士は薬剤が触れにくい構造となっています。
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