排泄ケアのなぜ?&どうする?【第15回】腸内環境のために乳酸菌が大切なのはなぜ?
編集:豊原敏光
医療法人社団医王会 朝倉健生病院 大腸・肛門病センター センター長
編集:高木良重
福岡大学 医学部看護学科 講師、がん看護専門看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師
執筆:壬生隆一
みぶ博多駅前クリニック 院長
POINT
●乳酸菌の産生物質は、腸管の運動や感覚をはじめとする諸機能をコントロールしているほか、悪玉菌の増殖の抑制、体内への有害物質の侵入を防ぐ効果がある。
●加齢や生活習慣による腸内細菌バランスの変化に応じて、乳酸菌製剤の使い方を考えよう。
この記事は会員限定記事です。
この記事の関係者
編集
豊原敏光とよはら としみつ
医療法人社団医王会 朝倉健生病院 大腸・肛門病センター センター長
1980年山口大学医学部卒業。1986年九州大学医学博士(ヒルシュスプルング病セロトニン神経の組織化学的研究)、1988年マギル大学薬理学教室・モントリオール小児病院実験外科(ラット小腸移植と移植腸薬理学的研究)、1995年福岡高野病院、2003年福西会病院を経て2019年4月より現職。郷里で専門医療を展開中。
関連記事一覧編集
高木良重たかき よしえ
福岡大学 医学部看護学科 講師、がん看護専門看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師
九州大学医学部附属病院(現:九州大学病院)、福岡高野病院、福西会病院、福岡国際医療福祉大学での勤務を経て、2023年10月より現職。病院内での皮膚・排泄ケア領域の活動のみならず、地域でのストーマや褥瘡などの研修や近隣施設等との連携強化に向けての活動を行っている。
関連記事一覧執筆
壬生隆一みぶ りゅういち
みぶ博多駅前クリニック 院長
1976年群馬大学医学部卒業後、九州大学医学部附属病院(現:九州大学病院)第一外科入局(研修医)。同病院にて大腸肛門疾患の診療に従事。福岡山王病院排便機能センター長などを歴任ののち、2016年より現職。日本外科学会認定指導医・専門医、日本消化器病学会認定指導医・専門医・評議員、日本消化器外科学会認定指導医・専門医、日本大腸肛門病学会認定指導医・大腸肛門病専門医・評議員、医学博士(九州大学)。
関連記事一覧