患者さんの訴えから重大な疾患を見きわめて、すぐに対応するには?今回は頭痛を起こすキラーディジーズ「脳梗塞」の症状や特徴的な所見、初期対応、また危険な頭蓋外病変について紹介します。
脳梗塞の症状
●頭痛(梗塞部位によっては起こらない)
●神経症状として視野異常、運動麻痺や感覚障害など(閉塞血管と症状については図1参照)
図1 閉塞血管と症状

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●頭痛のアセスメント、髄膜刺激症状のスクリーニング方法の要点
脳梗塞のメカニズムと、特徴的な所見
脳梗塞=頭痛ではないことに注意
脳梗塞では頭痛が主訴となることはまれですが、閉塞部位によって頭痛は生じます。この項では頭痛がある場合を取り上げますが、頭痛がないからといって脳梗塞を否定できないことには注意しておきましょう。
後大脳動脈や椎骨脳底動脈領域の脳梗塞では、病変と同側に頭痛が生じることがあります。
小脳梗塞では後頭部痛や後頸部痛、延髄梗塞では耳介後部痛を起こすことがあります。
神経学的所見が判断の基準になる
脳梗塞の特徴的な症状は、視野異常、運動麻痺や感覚障害などであるため、頭痛の有無に限らず神経学的異常(眼瞼下垂、構音障害、手足の麻痺など)がみられた場合は脳梗塞を疑います。
また、急激に首を伸ばしたことにより発症する脳梗塞もあるため、ヨガなどの運動をしたかの情報収集も必要となります。
脳梗塞での初期対応
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