がん治療中の精神科医であり俳優としても活動する楠部知子さんが企画・プロデュースした映画『小春日和~Indian Summer~』。看護助手として働くことになった女性と、がん患者たちの交流が描かれています。
病院でがん患者たちと出会い、新たな一歩を踏み出す
ある秘密を打ち明けられずに家族から孤立し、家出をしてしまった小春(演・水村美咲さん)。偶然、町で人助けをしたことをきっかけに、看護助手として働き始めることになります。
病院で出会ったのは、がんで入院しながらも明るく毎日を過ごす女性3人組「キャンサーズ」や、彼女たちに慕われている、同室の由紀(演・柴田理恵さん)。さらに、小春に縁ある人もがんで入院してきます。それぞれの形でがんと向き合う姿を見て、小春も自分の人生と向き合うように。
人に言えない苦悩を抱えた小春の支えになっていたのは、祖母の鈴子(演・由美かおるさん)。鈴子が亡くなったことを知った小春は、大切な思い出を振り返りながら、ある決心をします。
小春の過去に何があったのか、彼女が胸の内に秘める思いとは――。

48年ぶりの映画出演となる由美かおるさん、多発性骨髄腫を経験した佐野史郎さんらが登場
企画・プロデュースは、精神科医で俳優の楠部知子さん。38歳で大腸がんに罹患し、2023年に多発性骨髄腫の診断を受け、骨髄移植後の現在も抗がん剤治療を継続しています。
「人は真につながり支え合える、少しの勇気をもつことで成長し何度でもやり直せる」。そんな人生に前向きになれるメッセージを贈りたいとの楠部さんの思いから、『小春日和~Indian Summer~』が製作されました。
楠部さんが同じくがん治療中の俳優2人と結成した「キャンサーズ」は、劇中でもがん患者3人組「キャンサーズ」として出演。
さらに、鈴子役には、48年ぶりの映画出演となる由美かおるさん。初の”おばあちゃん”を演じ、主題歌も担当しています。
がん患者の由紀を演じたのは、柴田理恵さん。自身の病状を受け入れ、残りの人生を自宅で過ごすために退院を選択するという役どころです。
由紀の主治医・上田博役は、自身も多発性骨髄腫を経験した佐野史郎さんが演じました。

おそらく賛否が分かれるであろう小春の行動。その根底にある大切な人だからこそ本当の思いを伝えられない苦しさ、人とのつながりを支えに懸命に生きようとする姿が、繊細に表現されています。
ラストでは、小春とその大切な人・ひよりの名前に込められた、名付け親である鈴子の思いが明らかに。さまざまな境遇を抱える人々と出会い、その人生や思いに触れるなかで、小春が少しずつ家族の絆を取り戻していく過程が描き出されます。
『小春日和~Indian Summer~』
5/16(土)大阪:第七藝術劇場/シアターセブンにて、先行ロードショー
5/29(金)東京:池袋シネマ・ロサ他、順次先刻ロードショー出演:
水村美咲 千原ゆら 由美かおる 佐野史郎 柴田理恵 国木田かっぱ企画・製作・プロデュース:楠部知子
脚本・監督:松本動
共同プロデュース:水村美咲
アシスタントプロデューサー:福井由美子
音楽プロデュース:渡邊崇
助監督:鬼村悠希
制作担当:佃光
撮影:安田光
照明:落合芳次
サウンドデザイン:西岡正巳
監督助手:山中太郎
演技事務:森野くるみ 藤元優希主題歌:由美かおる「とまり木」
配給:フリック
Ⓒ2026「小春日和」PROJECT
2026年 | 日本映画 | カラー | シネマスコープ | ステレオ | 119分公式サイト:koharubiyori-movie.com

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