6月に開催された、看護師向けイベント「ナースフェス2026」。ステージやセミナー、来場者の様子など、当日の様子を写真とともに紹介します。
学びも楽しさも広がったナースのための特別な2日間
6月13日(土)・14日(日)、新宿住友ビル 三角広場(東京)で開催された「ナースフェス2026」。「看護師でほんとうによかった」をコンセプトにしたナースが主役のイベントで、美容やグルメなどのブースや、ゲストによるステージ、セミナーなど、さまざまな企画が行われました。来場者数は2日間で9,158人と、昨年の来場者数6,149人を上回る数に。大盛況だったイベントの様子をレポートします。

心も体もリフレッシュ! 注目のステージプログラム
看護現場で注意したい姿勢のクセを改善! ヨガ・エクササイズ
美筋ヨガ講師の廣田なおさんがステージに登壇した「ナースがやりがちな『NG姿勢』を解消! 身体を整えるヨガ・エクササイズ」。ナースに多い姿勢のクセを改善する、手軽なエクササイズを教えてくれました。
取り上げられたのは、猫背かつ頭は前に出ていて、骨盤が足よりも前にスライドしたスウェイバック姿勢。ナースは特に、立ったままの記録作業のときに要注意とのこと。もう1つは、患者さんの体位変換の際に気をつけたい、腰を丸めたままの前傾姿勢です。
これらを改善するため、腹筋強化のエクササイズや、椅子を使ってのスクワットなどを教わりました。


親子で挑んだ本気の勝負「ナース de 運動会」の熱い2日間
2日間連続で開催された「ナース de 運動会」。
午前の「体力命! ナースの親子運動会」では、ハンドルを左右に動かして進む“くねくねカー”で、子どもからバトンタッチした親たちが激走。ゴールで待つ子どもたちの応援の声が会場に響きました。

午後の「ナースの本気! 運動会」では、紅白に分かれた玉入れや綱引きで真剣勝負。見守る観客も含めて、会場全体が笑顔になったステージでした。


学びとキャリアを支える 多彩なセミナー
在宅看護のおもしろさとは?
「地域に出るっておもしろい! ―ナース4人が語る訪問診療・訪問看護―」では、訪問看護師と訪問診療看護師の役割や1日の流れ、病院の外に出て実感したナースとしての「成長と可能性」などをテーマに、トークセッションを実施。
在宅看護に携わるようになり、「生活に深くかかわり、患者さんを支えるという点から、看護観が変わった」との経験が語られ、自分に合う働き方や、キャリアを考えるナースのヒントとなる話が展開されました。

資格取得者たちが語ったリアル
「認定・専門・診療看護師に聞く! この道を選んでよかったこと」では、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、慢性疾患看護専門看護師、診療看護師の3名が登壇しました。
ともに共通していたのは、最初から資格取得をめざしていたのではなく、「患者さんによりよいケアを届けたい」という気持ちが原動力になっていた点。それぞれの資格認定にいたる道のりやその途上での葛藤、そして見いだした大きなやりがいについて語られました。

“寄り添うケア”の意味を再確認
看護の原点を見つめ直す機会を提供したのは、大阪歯科大学大学院看護学研究科開設準備室室長・特任教授の田村恵子先生による「看護とは、何をすることなのか―忙しい日々の中で見失いそうになる“寄り添うケア”の意味―」。緩和ケアの実践を切り口に、ケアの価値について考えました。
最後には、看護に正解はなく、そこに楽しさがあるので、問い続けながら看護をしてほしい、とのメッセージが贈られました。

そのほかにもナースに役立つ幅広いテーマの講演・セミナーを実施
能登半島地震を中心として、災害時における地域栄養ケアの重要性を呼びかけた「大規模災害に挑む地域栄養ケア」。福祉避難所で物資調達や訪問看護に従事した経験から、日頃から取り組んでおくべきこと、災害時に活用した栄養アセスメントシートなどが紹介されました。
「始めよう心電図の勉強! 応用編 急性冠症候群における心電図の特徴」では、心筋虚血時にみられるST変化の機序、標準12誘導心電図による責任冠動脈の推定などを解説。受講者と一緒に、誘導と心室壁の位置関係を理解するためのカブレラ配列を覚える体操をする一幕も。
セミナー会場のほか、ステージでも講演が開催されました。「看護師のための スタンフォード式 最高の睡眠」では、シフト勤務の負担を減らしてパフォーマンスを向上させる睡眠メソッドをレクチャー。入浴と深部体温の関係、深部体温と皮膚温度の変化など、良質な睡眠のために知っておきたいことを学べる場となりました。
仲間と一緒に盛り上がった! 参加型企画
その場で参加できる企画も充実! ナースならではのシチュエーションを紹介した「ナースのあるある? ないない? どっち展」や、採血しやすい腕を選ぶ「腕-1グランプリ」は、シールで投票できる仕掛けに。同僚と盛り上がる来場者の姿が見られました。


そのほか、企業からナースへのプレゼントが当たるダーツや、来年の目標を書いてパネルに貼る「来年の私、ナりたい宣言」も実施。会場は終始にぎやかな雰囲気でした。

ナースフェス2026
●特設サイト
https://nurse-senka.jp/nurse-fes/2026
●問い合わせ
ナースフェス2026運営事務局
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4io33WTV_e-S45ch8dxWKnUwzcEe_v-cmT80-yJkzTwnSqw/viewform
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