医療事故につながる!危険なくすり【第22回】投与経路に注意が必要なハイリスク薬➂高カロリー輸液
編集:栗原 博之
公益財団法人日本医療機能評価機構 統括調整役
執筆:赤木晋介
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 薬剤部 病棟薬剤部長、HQM推進センター 患者安全リスク対策グループ
高カロリー輸液を末梢静脈から投与すると、血管損傷・組織壊死に
高カロリー輸液は浸透圧がきわめて高いため、通常は血流の多い中心静脈から投与しなければなりません。
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栗原 博之くりはらひろゆき
公益財団法人日本医療機能評価機構 統括調整役
1991年北里大学薬学部卒業。1993年北里大学大学院薬学研究科修士課程修了、関東逓信病院(現:NTT東日本関東病院)薬剤部就職。2004年NTT東日本関東病院医療安全管理室医療安全管理者。2014年同治験事務局事務局長。2017年公益財団法人日本医療機能評価機構教育研修事業部部長。2019年より現職。東京都医療安全推進協議会委員、東京都保健医療公社医療安全委員会委員、医療事故紛争対応研究会関東甲信越地区世話人、東京医療保健大学大学院非常勤講師(医療安全管理学)。主な著書に『ナースのための新しい薬の知識』(誠文堂新光社)、共著として、『看護技術がみえるvol.1 基礎看護技術』(メディックメディア)。
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赤木晋介あかぎしんすけ
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 薬剤部 病棟薬剤部長、HQM推進センター 患者安全リスク対策グループ
1994年岡山大学薬学部卒業。1999年倉敷中央病院薬剤部に就職。2016年より現職。
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