2025年12月2日、厚生労働省は令和6(2024)年の「国民健康・栄養調査」の結果を発表しました¹。

「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数は減少

同調査によると、「糖尿病が強く疑われる者」の推計人数は約1,100万人で、前回調査(2016年)から約100万人の増加がみられました¹。「糖尿病が強く疑われる者」の推計人数は、1997年(約690万人)以降増加の一途をたどっています()¹。
 一方、「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数は約700万人で、前回調査から約300万人減少しました¹。

図 「糖尿病が強く疑われる者」「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数の推移
「糖尿病が強く疑われる者」「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数の推移(グラフ)
(文献1を参考に作成)

 厚生労働省では、現状のペースでは「2032年度には糖尿病有病者数が約1,448万人になる」との予想を立てています²。「第5次国民健康づくり」にかかわる「健康日本21(第三次)」の主な目標としても「糖尿病有病者の増加の抑制」を挙げており、2032年度の目標値を1,350万人と設定しています²。

 このほか、同調査では糖尿病の治療に関する状況なども分析されており、特に年齢階級別では30~40歳代が、他の年代と比較して現在治療を受けている割合が低いことなどが指摘されています¹。

1.厚生労働省:令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要.
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001603146.pdf(2025.12.20アクセス)
2.厚生労働省:厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会,次期国民健康づくり運動プラン(令和6年度開始)策定専門委員会,歯科口腔保健の推進に関する専門委員会:健康日本21(第三次)推進のための説明資料.
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001158816.pdf(2025.12.20アクセス)

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