2月26日、厚生労働省が「人口動態統計速報(令和7年12月分)」を公表1。出生数は前年から引き続き減少し、約70.5万人で過去最少を更新しました。

2025年の人口動態統計の速報を発表

 人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚および死産の人口動態事象を調査したもので、人口および厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的に実施されています。今回は2025年1~12月の調査結果が反映されており、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人および前年以前に発生した事象を含むとされています。

 同速報によると、出生数については前年から引き続き減少し、約70.5万人で過去最少を更新しました(1

表 「人口動態統計速報(令和7年12月分)」調査結果の一部

●出生数:705,809人(10年連続減少)
●死亡数:1,605,654人(2024年より減少)
●自然増減数:△899,845人(18年連続減少)
●死産数:16,101胎(2024年より増加)
●婚姻件数:505,656組(2024年より増加)
●離婚件数:182,969組(2024年より減少)

(文献1を参考に作成)

 また、国立社会保障・人口問題研究所が公表している「出生中位(死亡中位)推計」では、出生数が70万人台になるのは2042年とされていたため、これより17年早いペースで少子化が進行していることになります2

 なお、出生数の減少は同速報をもって10年連続の過去最少の更新となりますが、減少の割合でみると2022~2024年よりも鈍化がみられました1

1.厚生労働省:人口動態統計速報(令和7(2025)年 12 月分)を公表します.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2025/dl/202512h.pdf(2026.3.20アクセス)
2.国立社会保障・人口問題研究所ホームページ:出生中位(死亡中位)推計 表1-8 出生,死亡および自然増加の実数ならびに率(総人口).
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/db_zenkoku2023/db_r5_suikeikekka_1.html(2026.3.20アクセス)

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