*以下、順番は便宜的に示しています。必ずしもこの順番で対応するわけではありません。
①ドレーンをクランプする
接続部が外れてしまった場合、まずはドレーンを鉗子でクランプしましょう。もしも近くに鉗子がない場合は、手でドレーンを折るなどしてクランプします。
接続部が外れると、大気が胸腔内に流れ込んでしまいます。胸腔内が大気圧に解放されると、胸腔は陰圧を保つことができなくなり、結果、肺が虚脱し、換気障害が起こります。それを防ぐためには、大気の胸腔内への流入をできるだけ早く防ぐことが大切です。
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