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画像からの情報ここを見る!【第25回】術後管理での画像の見るポイント➆肺塞栓の鑑別
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【抽選プレゼントつき】上品でやわらかな印象の男女兼用のジップスクラブ®が発売 ストレッチ素材で着心地も快適に
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要点だけわかる心電図波形の読み方【応用編③】左脚ブロック(LBBB)
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“できる”が増えるちょっとリハ【第1回】いつでも、どこでも、今からできる“ちょっとリハ”
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メインと側管からの点滴は、同時に落としていいの?片方ずつがいいの?(側管が多ければメインが止まる時間が長くなるので)
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地域看護の最新情報が集結、日本地域看護学会第27回学術集会が開催
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バイタルサインの常識【第4回】脈拍測定から推測したい!血圧の状態
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血液がんの最新治療・ケア【第4回】がんサバイバーシップ
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多職種連携のリアル【第20回】リハスタッフが看護師に聞きたいこと
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看護研究からわかる患者さんのこころの中【第1回】不穏・興奮・せん妄などを呈する患者さん[前編]研究から明らかになったこと
患者さんの体験・心理についての「研究」を原著者に紹介してもらい、臨床で活用したいこころのケアを探ります。 不穏などの体験は患者さんにどう影響する? 集中治療室(ICU)の患者さんが興奮したり、暴れたり、つじつまの合わないことを言ったり、ICUでのことを覚えていなかったりというような状況に遭遇したことのある人は多いのではないでしょうか。 かつては、ICUで見られた症状であることから「ICUシンドローム」と呼んでいましたが、現在では「不穏」や「興奮」「せん妄」などと呼ばれ、一般病棟でも目にします。 重篤な身体疾患をもっている患者さんですが、本来、精神的に健康な人がICUに入室し治療を受けることで不穏・興奮・せん妄などの体験をして、その後の精神状態に影響はないのでしょうか? また、ICUの看護を考えるときには、ICU から退室することを目標にするのではなく、退院後の生活を考えて看護するべきです。しかし、退院後に地域でどのように生活してどんな問題を抱えているのかはわかっていませんでした。 そこでどのような看護を行うべきかを、患者さんの精神状況、退院後の影響、対処行動についての研究を行い検討しました。ICU入室体験をした患者さんを対象にした研究ですが、病棟で不穏やせん妄を生じる患者さんにも適用できると思います。 本研究は、以下の倫理的配慮のもとに実施されたものです(詳細は研究論文1,2を参照ください)。●本研究は、研究倫理審査委員会の承認を受けて行っています。●対象者には文書で研究目的・方法・参加の自由・拒否や途中辞退の自由・個人情報の保護などを説明し、同意をいただいて実施しました。●面接やプログラム実施時には、精神的心理的な状態に常に注意を払いながら行いました。 研究の概要 ここでは、「集中治療室入室体験が退院後の生活にもたらす影響と看護支援に関する研究」1と「記憶のゆがみをもつICU退室後患者への看護支援プログラム開発とその有効性に関する研究」2を紹介します。 最初の研究は、ICUに入室して退院された患者さんにどのような精神的影響が残っているのかという漠然とした疑問から真実を見つけていくというところから始まりました。 ICU退室後に社会で生活している25名の人にインタビューをして、「ICU での体験がゆがんだ記憶として残っていること」「ICU 入室により精神的影響が残っていること」「それを乗り越えるために患者さんが対処行動をとっていること」がわかりました。 この研究をもとに、次の研究で看護師としてどのような支援ができるのかを考えました。最初の研究で見出された「ICUでの体験のゆがんだ記憶」と「それを乗り越えるための患者さんの対処」をさらに深めて整理し、ICU体験のゆがんだ記憶をもった人を支援が必要な対象者、患者さんの対処を支援プログラムの骨子としてプログラムを作成し、そのプログラムの有効性を検証しました。 次のページ発見1:患者さんのICUでの記憶はゆがめられて残っている
特集記事“できる”が増えるちょっとリハ【第1回】いつでも、どこでも、今からできる“ちょっとリハ”
少しの時間で実施できるリハビリテーションがある ─ 。退院後の生活を視野に入れた、患者さんの“ 1人でできること”を増やしていくための“ちょっとリハ”のアイデアを紹介します! 治療のあとには「生活」があり、病棟の先には「人生」がある 「顔を洗う」「トイレに行く」「食事をする」「掃除をする」「買いものに出かける」……。日ごろ行う生活行為とその繰り返しを通じて、私たちは生活に応じた心身の機能を維持しています。あえて特別なトレーニングをしなくても、生活行為を続けることで、 生活を送るにふさわしい機能をもつことが可能です。 疾病は、その生活に変化を及ぼします。何らかの疾病があるだけで、患者さんの気力や体力は低下します。さらに入院となると、生活環境は一変し、非日常的な病棟環境下でさまざまなストレスが加わり、患者さんはどうしても寝たままの状態になってしまいます。 そうなれば、心身の機能は大きく低下します。治療は済んだけれど、「立てなくなった」「歩けなくなった」「食事が摂れなくなった」といったことになるのです。そうならないよう、患者さんの機能低下を予防し、生活を取り戻すことがみなさん看護師と、私たちリハビリテーション(以下リハ)にかかわるスタッフの重要な仕事です。 基本動作を促し、生活行為につなげていくことが重要 低下した患者さんの生活機能は、関節可動域訓練や筋力強化などの個別の訓練だけでは取り戻せません。患者さん自らが生活行為を行うことではじめて得られるものです。 「寝返りをする」「起き上がる」「座る」「立ち上がる」といった基本的な動作を促し、それを、「顔を洗う」「トイレに行く」「食事をする」といった生活行為につなげていくことが生活再建の本となります。 リハの成否はこの“基本動作の促し→生活行為の遂行”という流れを、いかに早期から進めていくかにかかっています(図1)。 図1 基本動作から生活行為、そして社会参加に向けた看護の方向性 “自然な動き”のフォローだけでリハになる! 「動作」は上肢や下肢など身体の一部を動かすことです。寝返りや起き上がり、立ち上がりなどがこれに含まれます。 「行為」はその動作によって目的を果たすことです。生活行為には目的があり、それを達成するために体が動き、そして動いたあとには結果が残ります。 生活行為を促すことは、“目的─動作─結果”を繰り返すことです。それが繰り返されるなかで、患者さんは自分の生活を取り戻していきます。私たちは基本動作ができるよう、そしてその動作が生活行為につながるように手を添えていきます。 どのように手を添えるか?ということについて、特別なテクニックは必要ありません。私たちが寝返りをしたり、立ち上がったりするときの自然な体の動きを確かめ、その自然な動きになるように患者さんを介助することが基本です。 自然な動作とは楽な動作であり、無理がありません。患者さんも介助するほうも、ともに無駄な力が生じないものなのです。 介助の方法を意識する一方で、リハの拡大に伴う“リスク”のことも忘れてはいけません。生活行為を促すうえでは、転倒の予防も非常に重要です。 ちょっと”の介助で、退院後の生活が大きく膨らむ 私たちはあわただしい勤務のなかで、患者さんの動きを待つ余裕がなく、つい短時間で患者さんの行為を介助してしまいます。「ベッドの患者さんを担いで、そのまま車椅子に移す」といったことです。 患者さんの持っている力を引きだそうとせずにすべてを介助してしまっては、患者さんには何も残らず、私たちの介助の負担もいつまでも変わりません。 適切な介助とは、介助することによって患者さんの機能が高まるものなのです。その結果、介助者の負担も軽減されていきます。 治療の先に見えるもの、病棟の向こうに見えてくるもの、それは患者さんの生活です。退院後の患者さんの生活が大きく膨らむ第一歩は、手を添え、心を添えるあなたのかかわりにかかっています。 この「ちょっとリハ」特集では、患者さんの生活行為を促すためのノウハウをくわしく述べていきます。また前述の通り、転倒への予防も欠かせませんので、そのポイントについても触れています。 そして、生活の要となる「食事」へのかかわりについても、大切な要点を示しています。 こんな「ちょっとリハ」を紹介!●動きの介助●ベッドサイドの環境整備●転倒防止●食事前のポジショニング リハを進めるうえで、病室や病棟の環境はとても重要です。ちょっとした環境への配慮が患者さんの気持ちに大きく影響しますので、この点についても解説します。 “いつでも、どこでも、 今からできる”ちょっとリハ、明日からの看護におおいに役に立つことと思います。 “できる”が増えるちょっとリハ【第2回】朝の訪問時、カーテンを開けて同室者へのあいさつを促す(8月2日配信予定) この記事は『エキスパートナース』2014年8月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。
特集記事バイタルサインの常識【第4回】脈拍測定から推測したい!血圧の状態
脈は心機能や血流の異常を示すサイン。でも測定できないとき 看護師は、巡視時などに“患者さんの様子がなんとなくおかしい”と感じることがあります。そのとき、患者さんの脈に触れることによって、心臓の機能や血流に何らかの異常が起きていることを察知することができます。 このブロック以降のコンテンツは非表示になります もし脈が触れなければ、「血圧が著しく低下している」「心拍が停止している」、あるいは「血流障害が起きている」ことが考えられます。 しかし、患者さんの急変を発見したとき、患者さんの体動や状況によりすぐに血圧が測定できなかったことや、血圧を測定してもエラーが示されるばかりで測定結果が得られなかったという経験はないでしょうか?─ そのようなとき、どう対処しますか? 血圧計だけではない“脈の見かた” 脈の触れる“強さ”からの推測 血圧計を使わなくても、脈に触れることにより、ある程度、血圧レベルを知ることができます。 脈の拍動の強さは、収縮期血圧と関連します。“拍動が弱い”場合は血圧が低い、“指で圧迫しても拍動が消えないほど強い”場合は血圧がかなり高いと考えられます(図1)。 図1 脈の拍動の強さ(収縮期血圧) 脈を触れることが可能な“部位”からの推測 また、脈拍が触れる部位によって、血圧値を推測することができます。緊急時に役立つ、血圧を予測できる3つの動脈を知っておきましょう! 脈拍が触れる部位として図2に主な動脈を示しますが、このなかで脈拍の触知によりおおよその血圧値がわかるのは、「橈骨動脈」「大腿動脈」「総頸動脈」です。 図2 急変時に触知したい脈の部位 ①橈骨動脈で脈拍を確認し、脈拍が触れれば、収縮期血圧が80mmHg以上②鼠径部の大腿動脈で脈拍が触れれば、収縮期血圧が70mmHg以上③総頸動脈で脈拍が触れれば、収縮期血圧が60mmHg以上 であると推測されます。 つまり、橈骨動脈が触れていて、意識もあれば、あわてず血圧を測って観察する余裕があります。一方、総頸動脈が触知できない場合には収縮期血圧が 60mmHg未満と推測され、心肺停止の可能性があるため、一次救命処置(BLS)を開始します。 脈拍・血圧の変化は、患者さんの急変を知る重要なサインです。患者さんの血圧の異常に気づき、対処できるかどうかが、生命予後や後遺症に大きく影響します。脈拍の触知をもとに血圧を推測し、迅速に対処できるようにしましょう! 参考文献1.西裕太郎:脈拍の仕組みと機能.日野原重明 監修,岡田定 編,バイタルサインの見方・読み方,照林社,東京,2005:34. バイタルサインの常識【第5回】モニター心電図の心拍数と実測値の脈拍数、差異に注意!(8月1日配信予定) この記事は『エキスパートナース』2017年1月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。
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