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糖尿病患者さんへの支援:情報提供と応援
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乳がんの抗がん剤治療でのオランザピン少量投与の有意性
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【連載まとめ】バイタルサインの常識
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【連載まとめ】急性期病院の看護師1200人の?から生まれた 看護のギモン
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【連載まとめ】バイタルサインの常識
測定の方法からアセスメントの根拠まで一気にアップデート!知っているようで意外と知らないバイタルサイン数値の“測定手技”や“判断の根拠”をわかりやすく紹介します。「深部体温測定時の注意点」「呼吸数を1分間実測するのはなぜ?」など、知りたいポイントが満載です。 【第1回】深部体温測定時の注意点 〈目次〉①体温計の感温部を腋窩中央のくぼみに正確に当たるようにする②上腕と体幹を密着させることで腋窩を閉ざした状態を維持する③汗の気化熱に注意する④外気温が低い環境で腋窩が解放された状態が長く続いた場合、密着時間をつくってから測定する・高齢者、子供の体温測定時 詳細はこちら 【第2回】発熱時のクーリングの有効性 〈目次〉・体温調節のしくみ・クーリングが“有効”な対象患者・クーリングによってかえって熱産生を招く場合がある 詳細はこちら 【第3回】解熱の必要性を判断するポイントは? 〈目次〉・どの程度が“発熱”かは個人差が大きい・“解熱が必要かどうか”は慎重に検討する必要がある・“解熱したこと”を確認できるポイントは1~2日 詳細はこちら 【第4回】脈拍測定から血圧を推測するには? 〈目次〉・脈は心機能や血流の異常を示すサイン。でも測定できないとき・血圧計だけではない“脈の見かた” 詳細はこちら 【第5回】モニター心電図の心拍数と実測値の脈拍数、差異に注意! 〈目次〉・心臓から拍出される血液が少なくなると、「モニター表示(心拍数)」と「実測値(脈拍数)」に差異が出る・「患者自身の心拍数」と「脈拍数」に差異が出る例・モニターの拾う情報により「心拍数」と「脈拍数」に差異が出る例 詳細はこちら 【第6回】呼吸数を1分間実測するのはなぜ? 〈目次〉・徐呼吸では1分間の実測で呼吸数の把握を・ただし、“呼吸数だけ”で必ずしも見抜けるわけではない 詳細はこちら 【第7回】呼吸数を1分間うまく実測するには? 〈目次〉・患者さんが呼吸を意識することがないようにして測定・鼻翼や胸郭・頸部の動きなど全体を観て呼吸数を測定する 詳細はこちら 【第8回】中枢の異常が呼吸数低下の原因に 〈目次〉・呼吸数低下の原因に「中枢の異常」・呼吸が保たれるメカニズム 詳細はこちら 【第9回】死戦期呼吸とは?『JRC蘇生ガイドライン2020』での対応 〈目次〉・死線期呼吸は心停止後数分間に生じる・呼吸の確認は10秒以内に 詳細はこちら 【第10回】血圧の下げすぎに注意!降圧管理目標の現在のエビデンス 〈目次〉・高血圧患者の現状・降圧目標の現状・生活習慣の見直しを行うことの重要性は変わらない 詳細はこちら 【第11回】電子血圧計の測定値の注意点 〈目次〉・水銀血圧計は動作確認が必要、では自動血圧計は?・不整脈患者への自動血圧計の使用は要注意 詳細はこちら 【第12回】乳がん術後、シャント肢、麻痺の場合、血圧測定は反対側で? 〈目次〉・内シャント側で測定すると閉塞する危険がある・乳がん術後(リンパ郭清)の患側での測定はリンパ浮腫の危険性あり・麻痺側の場合の対応・下腿での測定が第1選択 詳細はこちら 【第13回】血圧調整の影響因子と変動の範囲 〈目次〉・血圧調整のさまざまな影響因子・いつもの収縮期血圧より10mmHg程度の変動は通常範囲内・正確な方法で血圧測定を行うことが前提 詳細はこちら 【第14回】血圧の24時間モニタリング測定の必要性と注意点 〈目次〉・24時間モニタリングの必要性・24時間モニタリング時の観察・注意点・カフ装着部位の皮膚の観察・24時間モニタリングの再検討 詳細はこちら 【第15回】バイタルサイン測定の頻度の決め方 〈目次〉・バイタルサインが不安定だと、経験的に観察を増やすことも多い・バイタルサイン測定の頻度の参考として「NEWS」を見てみよう 詳細はこちら 【最終回】終末期のバイタルサイン変化 〈目次〉・終末期のバイタルサイン変化に関するさまざまな研究・「呼吸」と「意識レベル」が重要と考えられる 詳細はこちら そのほかの連載はこちら
特集記事
【連載まとめ】アピアランスケア~がん治療中の見た目支援
がん治療を行いながら働いている人が増え、アピアランスケアのニーズも高まっています。がん治療により外見が変化した患者さんをサポートするには?看護師が知っておきたい、アピアランスケアの知識を解説。 【第1回】アピアランスケアとは?看護師が知っておきたい知識を解説 〈目次〉●社会生活におけるアピアランスケアの重要性●アピアランスケアとは? 【第2回】抗がん剤治療による脱毛の時期は? 〈目次〉Q. 脱毛の時期は?また生え始めるのはいつ?●抗がん剤と脱毛の関係●脱毛の進行:始まりは抗がん剤投与開始の1~3週間後●抗がん剤治療終了後、3~6か月後にまた生え始める・脱毛に影響する抗がん剤 【第3回】抗がん剤治療による脱毛に備えて準備することは? 〈目次〉Q. 髪の脱毛対策は?抜け始めるまでに準備するものは?●脱毛前に髪をカットしておく●脱毛後はウィッグや帽子などで対応する●脱毛を経験した患者さんの声 【第4回】ウィッグの選び方―抗がん剤治療による脱毛への対応 〈目次〉Q. ウィッグはどこでどうやって、どんなものを選べばよい?●患者さんに合ったウィッグの選び方●看護師ができる患者さんへの心理的サポート 【第5回】抗がん剤による脱毛に頭皮ケアは効果がある? 〈目次〉Q. 脱毛が始まったら頭皮のマッサージなどをしたほうがよい?●抗がん剤治療による脱毛への頭皮マッサージの効果は?●抗がん剤治療による脱毛に育毛剤は効果がある? 【第6回】外見の変化に悩むがん患者さんへの接し方―アピアランスケア 〈目次〉●外見の変化について、医療者が相談にのれることを知らせる●患者さんの気持ちに寄り添う支援を 【第7回】抗がん剤治療による脱毛時の髪の洗い方とシャンプーの選び方 〈目次〉Q. 脱毛が始まったら洗髪はどのように行うのがよい?シャンプーは通常のものを使用してよい?●脱毛前と同じ方法で洗髪を 【第8回】抗がん剤治療で髪質はいつ変わる?変色・縮毛のタイミングと注意点 〈目次〉Q. 髪質の変化(変色、縮毛)はいつ始まる?どんなことに気をつけたらよい?●再発毛時に髪質が変化する場合がある 【第9回】抗がん剤治療後、ヘアカラーやパーマはいつからOK? 〈目次〉Q. 美容院や理髪店はどうしたらよいですか?染髪やパーマはいつからできますか?●ヘアカラーリングは注意点を参考にしながら状況に応じて行う・ヘアカラー時の注意点●パーマ液が頭皮に付着しないように専門家に依頼 【第10回】抗がん剤治療時の眉の描き方とつけまつ毛の使い方―アピアランスケア 〈目次〉Q. 眉の描き方は?つけまつ毛をつける際に気をつけることは?●眉頭、眉尻、眉山の順に位置を決める・眉のプロポーション・眉の描き方・男性の眉の描き方●つけまつ毛には低刺激の接着剤を使う 【第11回】抗がん剤治療による皮膚障害や爪囲炎はいつ起こる? 〈目次〉Q. 皮膚障害や爪囲炎は、いつから起こる?いつ治る?●抗がん剤の種類によって発現時期は変わる・手足症候群の症状の変化・EGFR阻害薬による皮膚障害の出現経過●慢性的に続き、繰り返し治療が必要な症状もある 【第12回】抗がん剤治療による皮膚乾燥への対応と予防ケア 〈目次〉Q. 乾燥にはどう対応する?保湿剤は何を選んだらよい?●乾燥への対処・保湿剤の種類●乾燥予防のケア 【第13回】抗がん剤による皮疹がある場合の洗顔方法 〈目次〉Q. ざ癒様皮疹があるが、洗顔は普通に行ってよい?気をつけることはある?●ざ癒様皮疹のスキンケアの基本は清潔・保湿・刺激の軽減・立体的なざ癒が散在するときの洗顔法 【第14回】抗がん剤治療中の紫外線対策:日焼け止めの選び方 〈目次〉Q. 紫外線予防に使う日焼け止めは、どんなものがよいですか?・抗がん剤治療中の患者さんに勧められる紫外線防御方法●ノンケミカル製品を使う・紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の成分・作用・特徴●O/W型(親水性)製品を使う●SPFとPAについて 【第15回】男性患者のアピアランスケアで配慮したいことは? 〈目次〉●女性の家族がいる場合はアドバイザーをとして協力してもらうという手段も●本音を引き出し、外見の変化が仕事などにもたらす影響をともに考える・男性向けのアピアランスケアガイドブック 【第16回】がん治療による手術跡や皮膚色の変化を隠すためのメイク法 〈目次〉Q. 手術跡や皮膚色の変化はどうやって隠したらよい?●専用製品を使ったカバーメイク・メディカルメイクアップの実例:口唇周りの傷(皮弁形成)・メディカルメイクアップの実例:抗がん剤の影響による色素沈着●一般的な化粧品を用いた皮膚色の補正 【第17回】抗がん剤治療による爪の変形や変色、爪囲炎への対応 〈目次〉Q. 爪の変形や変色、爪囲炎は、どう対応したらよい?●ネイルカラーなどを使った爪の保護・補強●爪が変色している場合●爪囲炎の場合・スパイラルテーピング 【最終回】乳がん切除後の下着の選び方 〈目次〉Q. (乳がん切除後など)下着はどのようなものを選べばよい?①術後早期(術後1か月程度)・前開きソフトブラジャーの一例②術後の創部が落ち着き、痛みが和らいでから・シリコンパッドの一例 そのほかの連載はこちら
特集記事
採血前の薬剤投与が検査値に与える影響とは?#5
採血前の薬剤投与が検査値に与える影響とは?尿酸分解酵素製剤(ラスリテック®)や、尿定性検査に影響する薬剤を取り上げ、看護師が知っておきたい注意点を紹介します。 「ベッドサイド検査手技の根拠」の連載まとめはこちら Q. 採血前に薬剤投与された場合、値にどれくらい影響がある?やりなおしになる場合もある?A.得られるはずの結果より、数値が低くなったり、高くなったりします。やりなおしが必要なこともあります。 薬剤投与が検査値に与える影響とは? 薬剤投与による臨床検査値への影響は、少なからず存在するため注意が必要です。しかし、日常診療で用いられている薬剤は膨大であり、それらの影響がどの程度か、現状では判断が困難です。 考えられる影響としては、次の2つが挙げられます。 ①薬剤の効果により目的とする検査値が低値となったり、高値となったりする②薬剤自体、またはその代謝産物が測定検査項目の反応過程に影響を及ぼすことで正確なデータが得られなくなる ①の場合の代表的な薬剤としては、がん化学療法による腫瘍崩壊症候群の治療で用いられる、尿酸分解酵素製剤(ラスリテック®)が挙げられます。図1にラスリテック®投与群(0.15mg/kg、0.20mg/kg)の血中尿酸値を、薬剤投与からの時間推移で示します。薬剤投与から4時間後までのあいだに、尿酸値が明らかに低下していることがわかります。 図1 ラスリテック®投与後の血中尿酸値の時間推移(成人) ②について、ここでは尿定性検査の代表的な項目を挙げます(表1)。 このブロック以降のコンテンツは非表示になります 表1 尿試験紙法における代表的な薬剤の影響 ビタミン製剤薬剤名:アスコルビン酸検査項目:尿糖、尿潜血、尿ビリルビン影響:偽陰性(実際には陽性の反応を示しているが、何らかの影響で陰性の結果を示すこと) 抗不整脈薬薬剤名:シベンゾリンコハク酸塩検査項目:尿タンパク影響:偽陽性(実際には陰性であるにもかかわらず、何らかの影響で陽性を示すこと) 抗炎症薬薬剤名:エトドラク検査項目:尿ビリルビン影響:偽陽性 抗リウマチ薬薬剤名:ブシラミン検査項目:尿ケトン体影響:偽陽性 薬剤による臨床検査値への影響については、医療用医薬品の添付文書を確認することが必要です。医薬品の添付文書は、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のホームページ 2から検索でき、臨床検査結果に及ぼす影響を調べることも可能です。 臨床所見と検査結果が解離した場合は? 薬剤投与の影響による検査のやりなおしの判断については、非常に難しいと言えます。前述したラスリテック®のように、迅速に効果を示す薬剤もあれば、そうでない薬剤もあるためです。 また、腎臓から排泄される薬剤であれば腎機能によって血中濃度が異なるように、薬剤投与から採血までに空けるべき時間は、一律で決定することはできません。 そのため、臨床所見と臨床検査結果が乖離した場合には、薬剤の影響を考慮して、その検査値だけで診断・治療するのではなく検査のやりなおしも含めた対応が必要です。適宜、担当医師に伝達し、指示を仰ぐことが重要です。 引用文献1.大野桂司,田原一二:がん化学療法用尿酸分解酵素製剤ラスブリカーゼ(ラスリテック®点滴静注用).日本薬理学雑誌 2010;135(6):255-260.2.独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品関連情報.http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html(2025.7.31アクセス) 参考文献1.黒川清 監修:臨床検査データブック2025-2026.医学書院,東京,2025. この記事を読んだ方におすすめ【連載まとめ】輸血業務のつまずきQ&A血液がとれない場合、末梢の点滴ラインから採血しても問題ない?そのほかの連載記事はこちら ※この記事は『エキスパートナース』2014年7月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。
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