看護師として役割を広げるには、キャリアの方向性に応じたスキル習得が重要です。管理職、施設の代表者をめざす人、地域で活躍したい人などにおすすめ資格を紹介します。

新たなフィールドや立場に挑戦するための資格

 看護師としてのキャリアは、現場だけでなく、管理や運営、地域とのかかわりなど、多岐にわたります。今の延長線上ではなく、役割を変えたい・広げたいというナースに役立つ資格をまとめました。自分に合う資格はどれか、検討してみましょう!

〈管理者や施設の代表者をめざしたいなら〉
●認定看護管理者
●衛生管理者
●両立支援コーディネーター
●医療マネジメント認定士

〈自分や家族などにも知識を活かしたいなら〉
●不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター

〈地域で深く人とかかわり合いたいなら〉
●介護支援専門員(ケアマネジャー)
●医療的ケア教員

〈看護以外としても専門家になりたいなら〉
●音楽療法士

管理者や施設の代表者をめざしたいなら

認定看護管理者

認定

日本看護協会

目的

多様なヘルスケアニーズをもつ個人、家族および地域住民に対して、質の高い組織的看護サービスを提供することをめざし、 看護管理者の資質と看護の水準の維持および向上に寄与することにより、保健医療福祉に貢献すること。

受験資格

  • 看護師免許を取得後、実務経験が通算5年以上あること。
  • 認定看護管理者教育課程サードレベルを修了していること。
  • 看護管理に関連する学問領域の修士以上の学位を取得していること。

詳細はこちら
日本看護協会ホームページ:認定看護管理者

衛生管理者

認定

国家資格

内容

労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理および健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などを行う。第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができる。

受験資格

労働衛生の実務経験1年以上。など

詳細はこちら
安全衛生技術試験協会ホームページ:第一種・第二種衛生管理者の紹介

両立支援コーディネーター

認定

労働者健康安全機構

目的

職場復帰や治療と仕事の両立を希望する患者(労働者)の同意を得たうえで、治療や業務等の状況に応じた必要な配慮内容やその見通しを整理して、本人に提供する「両立支援コーディネーター」を配置・養成すること。

受験資格

なし

詳細はこちら
労働者健康安全機構ホームページ:両立支援コーディネーターの養成

医療マネジメント認定士

認定

アステッキホールディングス

目的

医療現場で起こる問題の本質をとらえ、良質な課題解決に導くマネジメントの実践者を認定する。

受験資格

看護師などの実務経験4年以上。

詳細はこちら
医療マネジメント認定士ホームページ

自分や家族などにも知識を活かしたいなら

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター

認定

日本不妊カウンセリング学会

内容

不妊カウンセラー
不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。

体外受精コーディネーター
不妊治療において、特に体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療(ART:assisted eproductive technology)を受ける人々に対して、ARTに関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。

受験資格

  • 学会の定める目標に到達していること。
  • 養成講座を3回以上受講していること。
  • 学会員であること。
  • 不妊に関する職業などに1年以上従事している専門職。など

詳細はこちら
日本不妊カウンセリング学会ホームページ

地域で深く人とかかわり合いたいなら

介護支援専門員(ケアマネジャー)

認定

各都道府県

目的

介護保険法において要介護認定を受けた人からの相談を応じて、介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、居宅サービス事業者や施設等との連絡調整、介護保険の給付管理事務など、介護サービスの支援を行うこと。

受験資格

①のみ、②のみ、もしくは①+②で従事期間が通算して5年以上であり、かつ、従事日数が900日以上であること。

①医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士など

②生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員

※詳細は各都道府県の介護支援専門員実施研修受講試験担当課へ問い合わせを。

参考
厚生労働省ホームページ:介護職員・介護支援専門員

医療的ケア教員

認定

厚生労働省の制度に基づく「教員講習会」を実施する研修実施機関

内容

介護職員などが痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアを安全に実施できるよう、研修で指導講義や実技指導を行う指導者を認定する。

受験資格

看護師(准看護師除く)または医師、保健師、助産師の実務経験5年以上。
※講習会によっては5年未満でも資格取得可能な場合もあり。

参考
知識環境研究会ホームページ:医療的ケア教員講習会

看護以外としても専門家になりたいなら

音楽療法士(2種)

認定

全国音楽療法士養成協議会

目的

音楽を通して、高齢者や障害者等の心身の機能回復を図ることに加えて、障害をもつ子どもたちに生きる力を育むこと、 高齢者の心を癒す療法などを行う有為な人材を養成すること。

受験資格

協議会認定の養成課程を設けている大学院、大学・短期大学等に入学して所要の単位数を取得し、卒業(修了)すること。

詳細はこちら
全国音楽療法士養成協議会ホームページ

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