正確な検査の実施には、看護師が検体採取・取り扱いの正しい知識をもつ必要があります。検査手技のポイントを根拠とともに紹介する連載です。
【第1回】溶血・凝血の原因と検査値への影響とは?
〈目次〉
Q. 溶血・凝血は見た目でどの程度だと採血しなおす?
●溶血・凝血の影響とは?
①生化学検査
②血液一般検査
③凝固検査
●採血による溶血・凝血の原因とは?
【第2回】検査に必要な最低検体量と採血量不足時の対応
〈目次〉
●用手法による検査で必要な検体量は?
●各検査に必要な最低検体量は?
①生化学検査
②血液一般検査
③凝固検査
【第3回】駆血、パンピング、転倒混和の注意点:採血手技のポイントを解説
〈目次〉
Q. 過度な駆血やパンピングが検査値に影響を与えるって本当?
●駆血帯とパンピングによる検査値への影響とは?
●駆血帯やパンピングによる検査値への影響を防ぐには?
●転倒混和の注意点とは?
【第4回】クロスマッチ用採血の必要量と緊急輸血の対応ポイント
〈目次〉
Q. 輸血のクロスマッチ用採血はどれくらい必要?
●緊急輸血のポイント
●血液型検査やクロスマッチに必要な検体量は?
・血液型検査に必要な最低採血量
・交差適合試験に必要な血清量
【第5回】採血前の薬剤投与が検査値に与える影響とは?
〈目次〉
Q. 採血前に薬剤投与された場合、値にどれくらい影響がある?やりなおしになる場合もある?
●薬剤投与が検査値に与える影響とは?
●尿試験紙法における代表的な薬剤の影響
●臨床所見と検査結果が解離した場合は?
【第6回】食事が検査値に与える影響とは?食事前後の変化と患者説明のコツ
〈目次〉
Q. 血液検査の「食後○時間後」という設定時刻からずれてしまったら?
●食事による影響を受けやすい検査項目は?
●食後の各検査値の変動
●患者説明のポイントとは?

