せん妄のメカニズムを知れば、効果的な対応・ケアが見えてきます!今回はせん妄の原因のアセスメントについて解説。発症のパターンを評価し、原因を想定します。
せん妄の原因のアセスメント
せん妄の発症パターンの評価
せん妄は日内変動があり、混合型(【第9回】・表1)で夕方から悪化し、昼頃に改善する夜間せん妄が典型です。術後、認知症が環境変化で悪化したなどの場合、日内変動が明確な夜間せん妄になります。
一方、日中も改善しない非典型的せん妄は重篤な身体疾患、薬剤、代謝異常を原因として探します。
一般的に入院後数日や、術後2~3日後にせん妄は好発しますが、この時期を外れ、例えば術後1週間以降に発症したせん妄は、合併症、薬剤、感染などを原因として想定します(図1)。
図1 せん妄の原因の評価

せん妄のアセスメントのコツ
①せん妄のリスクを複数もつ患者に注意する
②せん妄症状の有無の変化
③せん妄の原因の評価
④せん妄の原因として特に注意したい薬剤
(第11回)
次の記事:せん妄を引き起こす薬剤とは?特に注意すべき薬とそのメカニズム
※この記事は『エキスパートナース』2019年10月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。

