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クロスマッチ用採血の必要量と緊急輸血の対応ポイント#4
クロスマッチや血液型検査に必要な検体量とは?緊急輸血時に看護師が押さえておきたいポイントと緊急度に応じた必要検体量をわかりやすく解説します。 「ベッドサイド検査手技の根拠」の連載まとめはこちら Q. 輸血のクロスマッチ用採血はどれくらい必要?A.血液型検査では「約2mL」、交差適合試験では「製剤1本あたり血清(血漿)が2滴・計約0.1mL」が必要最低量です。ただし、再検査や追加検査が必要な場合この限りではありません。 輸血前には通常、輸血の安全性を確保する目的で血液型検査ならびに交差適合試験(クロスマッチ)*1が実施されます。検査結果が出るまで輸血開始を待つ必要があり、かつ輸血用血液製剤の準備には時間がかかります。 しかし、輸血は患者の救命を目的に実施されるものであり、輸血検査に時間がかかったために製剤の準備が遅れることは避けなければなりません。 したがって、緊急輸血が必要な場合、検査結果を待たずに輸血を実施することがあります。ここでは、緊急輸血時のポイントと緊急度に応じた必要な検体量について示します。 *1【交差適合試験】=輸血での副作用を防止するために、患者とドナーの血液を混合させ凝集の有無を調べること。 緊急輸血のポイント 緊急時、赤血球輸血が必要な出血性ショック状態にある救急患者では、ただちに輸血検査用採血を行います。採血が不可能な場合には、出血した血液でも検査可能です。 検査では、ABO式血液型*2とRh(D)抗原*3を調べます。血液型の確定は、検体の取り違いによる誤判定を回避するため、異なる時点において2つ以上の検体で確認されていることが原則となります。したがって、検査が1回しか行われていない場合は、『血液型の確定』にはなりません。 表1に、血液型が確定できない場合、できた場合それぞれの対応を示します。 *2【ABO式血液型】=赤血球膜上にある抗原によって分類される血液型。*3【Rh(D)抗原】=赤血球膜上にある抗原のこと。D抗原をもたないRh-型と、もつRh+ 型があり、Rh- 型の人にRh+ 型の血液を輸血すると溶血などが起こる。 表1 緊急輸血実施の際のポイント(赤血球濃厚液〈RCC〉の場合) このブロック以降のコンテンツは非表示になります 血液型検査やクロスマッチに必要な検体量は? 血液型検査(図1)では、血清(血漿)側と血球側の両方を使います。採血量で約2mLあれば血液型は検査可能です。 図1 血液型検査に必要な最低採血量 交差適合試験(試験管法、図2)では、血液製剤1本あたり、血清が2滴で計約0.1mL必要となります。例としてRCC*45本の場合を考えると、血清が10滴で計約0.5mL必要ということになります。ただし、交差適合試験で不適合になった場合は、その後の原因の精査に多めの検体が必要となります。 *4【RCC】=red cell concentrates、赤血球濃厚液。全血から白血球と血漿の大部分を除去し、保存液を加えた血液製剤。2014年8月から、RBC(red blood cell)と表示変更になる予定。 図2 交差適合試験に必要な血清量 また検査後の残検体(1mL)を、2年間保存することが定められており、輸血後の副作用が発生したときの精査にも使用する場合があります。そのためにも、可能な限り規定量の採血が望ましいです。 輸血の緊急度に応じて、必要検体量は異なってきます。なお、O型RCCを輸血したあとに血液型検査を施行すると、正しい血液型の判定が困難な場合があります。A型の人にO型RCCを輸血した場合で言うと、本来A型が反応する検査試薬に反応しない状態が生じるため、血液型を“A型”と判断することはできません。 したがって、可能な限り輸血実施前に検査用の採血をすることがポイントになります。 緊急輸血時の的確な行動のために必要な流れをしっかりと把握しましょう。そして、患者の救命を第一に考えた、安全な輸血を施行するための手順書作成が必要です。緊急度に応じた検体の提出についても整理しておく必要があります。 参考文献1.紀野修一:大量出血・緊急輸血時の対応.Medical Technology 臨時増刊号2011;13:1540-1545.2.日本臨床衛生検査技師会 編:新輸血検査の実際.日本臨床衛生検査技師会,東京,2008. この記事を読んだ方におすすめ交差適合試験(クロスマッチ)と血液型検査、同時に採血しない理由は?採血手技が検査データに与える影響とは?輸血中に採血指示が出たらどうする?そのほかの連載記事はこちら ※この記事は『エキスパートナース』2014年7月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。
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【連載まとめ】医療事故につながる!危険な薬
医療事故につながる可能性のある危険な薬に注意!カリウム製剤やさまざまなハイリスク薬について、危険性や使用時の注意点、安全な使い方を紹介する全28回の連載です。 【第1回】カリウムの体内での役割をわかりやすく解説 〈目次〉●細胞のはたらきは、イオンの出入りによって調整されている●カリウムイオンの濃度差によって、細胞の安定状態が維持される●心拍を安定に保つためにカリウムが重要●脱分極と再分極 詳細はこちら 【第2回】カリウムの急速静注のリスクとは?不整脈・心停止の危険性 〈目次〉●普段の経口摂取でのカリウムの量ならば危険でない●カリウムが多すぎると膜電位が不安定になり、不整脈や心停止につながる・カリウムの急速静注で起こること 詳細はこちら 【第3回】静注用カリウム製剤の正しい使い方と注意点 〈目次〉1)できるだけ、プレフィルドシリンジタイプを使用する2)末梢静脈からと、中心静脈からで、投与方法が異なる 詳細はこちら 【第4回】カリウム製剤を末梢静脈から安全に投与するには? 〈目次〉●カリウム製剤を末梢静脈から投与する方法・濃度・投与量・投与速度・実際の投与方法・輸液製剤中のカリウムイオン量 詳細はこちら 【第5回】カリウム製剤を中心静脈から安全に投与するには? 〈目次〉●カリウム製剤を中心静脈から投与する方法・対象患者・投与量・投与速度・濃度・実際の投与方法 詳細はこちら 【第6回】カリウム製剤の病棟管理法:定数確保廃止とプレフィルドシリンジ製剤の使用 〈目次〉●病棟での定数確保の廃止●プレフィルドシリンジタイプのキットを使用する 詳細はこちら 【第7回】ハイリスク薬とは?定義・危険性・使用時の注意点を解説 〈目次〉●ハイリスク薬は“危ない”ポイントがある薬● “危ない”ポイントは薬ごとに異なっている1)ハイリスク薬の定義は、医療機関によって異なる2)多数の薬剤がハイリスク薬であると言える●同じハイリスク薬でも危険なポイントが違う・抗リウマチ薬 メトトレキサート(リウマトレックス®)・蛋白分解酵素阻害薬 ガベキサートメシル酸塩(エフオーワイ®) 詳細はこちら 【第8回】抗不整脈薬の急速投与・過量投与に注意!正しい使い方とは? 〈目次〉●抗不整脈は急速投与・過量投与すると、心停止に・危険な理由:心機能が抑制されてしまうことがある・主な抗不整脈の種類と特徴●注意するポイント:投与速度が速かったり投与量が多いと、心停止や不整脈が誘発される1)急速投与に注意が必要な薬剤2)過量投与に注意が必要な薬剤●正しい用法・用量を確認し、飲み忘れ時の患者指導もしっかり行う 詳細はこちら 【第9回】筋弛緩薬の呼吸停止リスクと安全に使うためのポイント 〈目次〉●筋弛緩薬は取り違えて使用すると呼吸停止に・危険な理由:呼吸筋を麻痺させる作用をもっている・主な筋弛緩薬の種類と特徴①神経筋接合部でニコチン受容体の機能を低下させる②筋肉細胞のCa 2+濃度上昇を抑える③脳と脊髄に作用して骨格筋を弛緩させる●外観の類似に注意する●誤薬投与がないよう、ダブルチェック等を徹底する 詳細はこちら 【第10回】抗てんかん薬過量投与の危険性:昏睡・血圧低下を防ぐには 〈目次〉●抗てんかん薬は過量投与により、昏睡状態や血圧低下などに・危険な理由:眠気やふらつきなどの症状や、過量投与による昏睡などの可能性がある・医師の指示や添付文書に基づいた服用を心がける1)服用中の眠気や中止によるてんかん発作に注意2)切り替えの際は、製剤量と成分量を正しく換算3)テグレトール®とラミクタール®では重篤な皮膚障害に注意4)抗菌薬の併用により、抗てんかん薬の作用が減弱することがある・使うときのポイント:必要に応じ、薬物血中濃度測定を実施する 詳細はこちら 【第11回】テオフィリン製剤の副作用:けいれん・意識障害・不眠のリスクと注意点 〈目次〉●中枢神経興奮が強すぎると、けいれん、意識障害、不眠などに・危険な理由:中枢神経興奮作用による、けいれんや意識障害を生じる・薬物血中濃度に影響を起こしそうな使用方法に注意する1)テオフィリン製剤の代謝に影響する薬剤の併用に注意する2)徐放製剤をすりつぶして使用しない3)アミノフィリンの注射薬から経口薬に変更する際は、成分量の換算に注意する4)服用時はエナジードリンクなどカフェインの摂取を控える・使うときのポイント:薬物血中濃度が高くならないよう、指示通りの使用を行う 詳細はこちら 【第12回】抗凝固薬のリスク:出血や脳梗塞を防ぐための注意点と正しい使い方 〈目次〉●抗凝固薬は正しく服用・中止しないと、出血や脳梗塞に・危険な理由:血液凝固作用により、出血を起こしやすくなる・注意するポイント:新規経口抗凝固薬に気づき、術前の休薬期間も確認する1)従来のワルファリンに加え、新規経口抗凝固薬を知っておく2)術前の休薬と術後の再開の時期に注意する・使うときのポイント:術前の休薬や再開を忘れないようにする 詳細はこちら 【第13回】ジギタリス製剤の死亡リスクとジゴキシン中毒:注意点と正しい使い方 〈目次〉●ジギタリス製剤は薬物血中濃度が高すぎると、死亡に至ったり、ジゴキシン中毒に・危険な理由:強力な作用による死亡や、ジゴキシン中毒の危険性がある・注意するポイント:少しの量や規格の違いで、副作用や中毒の危険が高まる1)用量が非常に微量なため、投与量を誤りやすい2)腎機能低下患者や剤形変更時は、薬剤血中濃度が変化しやすい・使うときのポイント:嘔吐などがないか、投与後はしっかり観察する 詳細はこちら 【第14回】向精神薬を安全に使用するには?精神的・身体的依存と副作用に注意 〈目次〉●向精神薬は長期投与すると、精神的・身体的依存、過鎮静などに・危険な理由:長期投与により、精神的・身体的依存が生じることがある1)観察の指示が適切になされない場合がある2)対症療法的投与がそのまま続いてしまうことがある・注意するポイント:多様な副作用をもっている1)抗コリン作用による副作用2)悪性症候群3)過鎮静・呼吸抑制・使うときのポイント:バイタルサインの変化を見落とさないよう観察を怠らない 詳細はこちら 【第15回】糖尿病治療薬の低血糖リスク:けいれん・昏睡・死亡を防ぐための注意点 〈目次〉●血糖コントロールできていないと、低血糖によるけいれん・昏睡・死亡などに・危険な理由:低血糖脳症や死亡に至ることもある・インスリン製剤の種類と血中インスリン濃度の変化の例・経口血糖降下薬の分類・低血糖の代表的な症状・注意するポイント:患者さんの自己管理能力と、急な低血糖症状1)患者さんに糖尿病や治療のことを理解してもらうようにする2)急な昏睡状態に陥ったり、無自覚低血糖の場合がある・使うときのポイント:患者さんの状態に応じて、血糖測定を追加する 詳細はこちら 【第16回】看護師が注意すべき抗がん薬副作用を防ぐための観察ポイント 〈目次〉●細胞毒性により、好中球減少や便秘・イレウスに・危険な理由 正常な細胞を攻撃(細胞毒性)してしまう・注意するポイント 看護師の観察で防げる副作用がある1)血管外漏出を疑った場合は、すみやかに医師に報告する2)末梢神経障害やイレウス等がないか観察する3)抗がん薬による曝露予防対策をきちんと行う・使うときのポイント 決められたレジメンにのっとって確実に投与する1)レジメンは、許可を得て病院ごとに登録されている2)レジメン通りの投与ができるよう、自身の業務量なども調整しておく 詳細はこちら 【第17回】免疫抑制薬の注意点:感染症・肝炎リスクと柑橘類のCYP3A4阻害 〈目次〉●免疫機能が低下すると、感染症や肝炎の再発に・危険な理由 免疫機能に影響するため、感染症や肝炎ウイルス再活性化の原因となる・注意するポイント 患者さんが柑橘系の果物を摂取しないようにする・CYP3A4阻害による薬効・副作用の増強・使うときのポイント 投与量が細かく決まっているため、薬剤師との協働や、チェックを確実に行う1)疾患や年齢などが同じでも、患者さんによって投与量が異なる2)同じ薬でも、初期投与量と維持量が異なる 詳細はこちら 【第18回】インスリン製剤の投与量ミスに注意!単位表記がポイント 〈目次〉●専用の注射器を使用しないと過量になり、低血糖による昏睡や意識レベルが低下・危険な理由 投与量が多いと低血糖の危険がある・注意するポイント 専用シリンジを使用し、医師の指示を毎回確認する1)インスリン製剤のバイアル製剤には専用のシリンジがある・インスリン製剤専用のシリンジと一般のシリンジの単位2)業務の基本の「6R」を徹底する3)患者さんの状態によって投与量を変更するため、医師の指示を毎回確認する・使うときのポイント 単位や製剤の誤認がないよう、指差し確認などを怠らない1)インスリン製剤の使用量は「単位」で表記される2)インスリン製剤の種類は5つ 詳細はこちら 【第19回】ヘパリン製剤の過量投与を防ぐための注意点 〈目次〉●単位数を誤ると薬効が期待できない、または思わぬ出血が・危険な理由 過量投与により出血につながる・注意するポイント インシデントが発生しないように環境を整備する・使うときのポイント 持続点滴の際には、製剤、適応、投与経路などを要確認1)ヘパリン類の種類・用量によって適応症・投与経路などが異なる2)バイアル製剤は分割使用するため、投与量が多くならないようにする・ヘパリン製剤の適応症と投与経路 詳細はこちら 【第20回】トロンビン液の静脈投与は禁忌!リスクと注意点 〈目次〉●トロンビン液は血管内に投与すると血栓に・経口用トロンビン液を血管内投与した事例 詳細はこちら 【第21回】ベナンバックス®のワンショット静注はNG!正しい投与方法と注意点 〈目次〉●ワンショット静注すると低血圧や不整脈に・吸入指示のベナンバックス®をワンショット静注した事例・ベナンバックス®注用300mgの使用方法 詳細はこちら 【第22回】高カロリー輸液は末梢静脈投与NG!その理由とは? 〈目次〉●高カロリー輸液を末梢静脈から投与すると、血管損傷・組織壊死に・フルカリック®を末梢投与した事例 詳細はこちら 【第23回】麻酔薬投与時のルート取り違えに注意! 〈目次〉●シリンジェクター®は、硬膜外麻酔ルートと静脈ルートのどちらにつなぐのかを確認・患者自己調節鎮痛法 詳細はこちら 【第24回】インスリン製剤を高カロリー輸液に混注するリスク 〈目次〉●職場・環境の変化時、それまでの方法がミスにつながることがある・エルネオパ®を開通せずにインスリン製剤を混注した場合に生じうる事故●新たに配属された看護師には、イチから教えるようにする 詳細はこちら 【第25回】ハイリスク薬使用時の指示伝達ミスを防ぐには? 〈目次〉・ERや外来からの緊急入院の場合…●慌ただしい現場では、指示の聞き漏らしが起こりやすい●メモや口頭指示受け用紙を活用する 詳細はこちら 【第26回】ハイリスク薬投与中の指示・手術予定変更に注意 〈目次〉●予定変更の場合があるので薬の中断は必ず医師に確認を●指示・予定の変更の可能性に留意して対応する 詳細はこちら 【第27回】ハイリスク薬使用時に確認すべき薬剤情報とは? 〈目次〉●看護師が薬剤取り扱い時に、留意すべきこと●薬剤を扱ううえで、看護師が答えられるようにしておきたい事柄①処方の指示が出たとき②投与直前➂投与後●ハイリスク薬の処方の指示が出たときにチェックすること1)用いる薬が「ハイリスク薬」であるかどうか、薬剤情報などで確認する2)その患者さんにとって、危険がないかを考える3)投与速度や投与量に注意が必要でないかを確認する4)自分自身への影響がないかも考慮する●ハイリスク薬の投与直前にチェックすること●ハイリスク薬の投与後にチェックすること 詳細はこちら 【最終回】ハイリスク薬投与後の観察ポイント:アナフィラキシーに注意 〈目次〉●薬剤投与中・投与後の、患者さんの変化を見逃さないようにする●アナフィラキシーは短時間で死亡にいたるため、特に注意●薬剤ごとの注意点1)免疫抑制薬は感染徴候に注意する2)ジギタリス製剤による嘔気・嘔吐などは血中濃度モニタリングで防ぐ3)インスリン製剤では低血糖症状がないかを観察4)抗がん薬などは発赤や腫脹等がないか観察する 詳細はこちら そのほかの連載はこちら
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【連載まとめ】症例写真付き!褥瘡・創傷ケア
褥瘡・創傷ケアについて、現場のナースが「本当に聞きたかったギモン」を解説!豊富な症例写真とともに、看護ケアのポイントを紹介する全30回の連載です。 【第1回】クッションで骨突出部の褥瘡を予防 〈目次〉・骨突出が著明なときは褥瘡リスクが高い褥瘡予防のためのクッションの選び方 詳細はこちら 【第2回】エアマットレスで骨突出部の褥瘡を予防 〈目次〉・褥瘡予防のためのエアマットレスの選び方 詳細はこちら 【第3回】骨突出時の皮膚のケア 〈目次〉・脆弱な皮膚の保護のため、摩擦・ずれの予防ケアを行う ・保湿・撥水効果のあるクリームで保護 ・ずれ予防のためのポジショニンググローブ 詳細はこちら 【第4回】洗浄と保湿で浮腫をケア 〈目次〉・皮脂を取り過ぎないように洗い、伸びのよいクリームで保湿 ・褥瘡・創傷ケア:洗浄のポイント ・褥瘡・創傷ケア:保湿のポイント 詳細はこちら 【第5回】靴下で浮腫のある皮膚を保護 〈目次〉・摩擦やずれから皮膚を保護する靴下の選び方 詳細はこちら 【第6回】クッションで浮腫のある足をサポート 〈目次〉・やわらかいクッションで浮腫をある足をサポート 詳細はこちら 【第7回】浸軟による皮膚トラブルの予防方法 〈目次〉・皮膚の浸軟による皮膚トラブルを防ぐために ・排泄物の皮膚への付着を撥水クリームで予防する ・おむつの重ね使いを見直す 詳細はこちら 【第8回】足の血流改善のケア 〈目次〉・末梢循環改善のため、足浴を実施する ・足浴実施時のポイント ・ベッド上での足浴のしかた・末梢を被覆して保温し、ポジショニングを行う 詳細はこちら 【第9回】脊髄損傷、半身麻痺の場合の予防 〈目次〉・体圧分散寝具を見直し、ポジショニングは掲示して共有する・麻痺側が下になる場合、循環不良に注意して支える・膝関節・股関節の拘縮時は、“腓骨”と“坐骨”の骨突出に注意・知覚異常がある場合、“面で広く”触れて支える 詳細はこちら 【第10回】改定 DESIGN-R® 2020を用いた褥瘡の評価 〈目次〉・褥瘡の深さによる評価・反応性充血(d0)とd1褥瘡をどう見分ける?・d2褥瘡とD3褥瘡をどう見分ける?・D3褥瘡とD4褥瘡をどう見分ける? 詳細はこちら 【第11回】皮膚状態の鑑別と対応 〈目次〉・色素沈着した皮膚に起こっている(いた)こと・瘢痕治癒した皮膚に起こっていること・このような皮膚を発見したら? 詳細はこちら 【第12回】仙骨部の評価スケールd1のケア 〈目次〉・高機能エアマットレスにより、全身の除圧をする・体位変換により、局所の除圧をする・必要時は、特殊なドレッシング材で保護する ・仙骨部の発赤への対応 ・踵など、その他の骨突出部への対応 詳細はこちら 【第13回】尾骨部の評価スケールd1のケア 〈目次〉・剥離刺激が少なく、上から観察可能なドレッシング材を選ぶ・脆弱な皮膚の場合は、外用薬で保護する 詳細はこちら 【第14回】踵部の評価スケールd1のケア 〈目次〉・踵を浮かせることを徹底し、必要時はウレタンフォームを追加する 詳細はこちら 【第15回】ICU患者の評価スケールd1のケア 〈目次〉・観察ができるよう、透明なドレッシング材で被覆する・スモールチェンジで圧を分散する・皮膚保護パッドを使用する 詳細はこちら 【第16回】仙骨部の評価スケールd2のケア 〈目次〉・抗炎症作用があり油脂性基剤のアズノール®軟膏を用いる ・湿潤の保持を目的とした軟膏の選択 ・ガーゼとテープの選択 ・ケアの頻度 詳細はこちら 【17回】水疱が破れ、皮弁がある場合のケア 〈目次〉・皮弁がある場合、もとの位置に戻して固定する ・ドレッシング材で固定する ・ドレッシング材を貼付する際のポイント 詳細はこちら 【第18回】尾骨部の評価スケールd2のケア 〈目次〉・おむつ着用の場合 ・透明で観察ができ、剥離刺激の少ないドレッシング材を貼る・不安定な座位姿勢によるずれが原因の場合・亜鉛華軟膏で、創を保護して収縮を促す 詳細はこちら 【第19回】失禁により浸軟した皮膚のケア 〈目次〉・ポリウレタンフォーム材で、湿潤バランスを整える・創周囲皮膚を、撥水クリームや皮膚被膜剤で保護する・失禁等の影響を考慮しながら、浸軟予防のケアをする 詳細はこちら 【第20回】排泄物で浸軟した皮膚のケア 〈目次〉・排泄物で浸軟した皮膚へのケア(尾骨部のD3褥瘡) ・創周囲を保護し、排泄物を接触させないようにする ・排泄物による汚染は、そのつど洗浄し、軟膏を塗布する 詳細はこちら 【第21回】ギプス辺縁のMDRPUのケア 〈目次〉・下肢全体をクッションで支え、体圧が集中するのを避ける・可能であれば、ギプスシーネに変えて観察しやすくする・創部は洗浄し、ポリウレタンフォームドレッシング材で保護 詳細はこちら 【第22回】踵部の表皮欠損の対応 〈目次〉・創面をソフトシリコン素材のドレッシング材で保護する 詳細はこちら 【第23回】水疱があるMDRPUの場合のケア 〈目次〉・原因となった用品を、別のものに変えられないか検討する・ポリウレタンフィルムで、水疱が破綻しないよう保護する 詳細はこちら 【第24回】尾骨部の評価スケールd2、d3のケア 〈目次〉・変形が少なくなるよう、周辺組織や創面を固定する ・評価とケアのしかた ・ドレッシング材の貼り方 詳細はこちら 【第25回】脊椎部と肋骨部のケア方法 〈目次〉・軟膏で壊死組織の除去を促し、ドレッシング材で保護する 詳細はこちら 【第26回】スキン-テアの予防と対処法 〈目次〉・スキン-テアとは・スキン-テアの予防方法 ・リスクの評価と保湿ケア ・皮膚の保護とケアの工夫・スキン-テア発生後の対応 詳細はこちら 【第27回】IAD(失禁関連皮膚炎)の鑑別方法 〈目次〉・IADとは(定義、評価方法)・IADと褥瘡の違い ・臀部の創傷=褥瘡とは限らない ・IADと褥瘡の見分け方・症例でみるIADのケア ・皮膚の保護 ・排泄物の付着による浸軟の予防 詳細はこちら 【第28回】MDRPU(医療関連機器褥瘡)とは? 〈目次〉・MDRPUとは・効果的かつMDRPUを起こさないマスクフィッティングとは ・よいマスクフィッティングのコツ ・リークはあったほうがいい!? ・皮膚保護材は、どこに貼ればいい? ・MDRPU が発生してしまったら!? 詳細はこちら 【第29回】患者の状態に合わせた体位交換 〈目次〉・ICU入室患者さんの特徴を考える・何に重点を置くかで、適した体位が変わることも・優先度を加味したケアの選択を・ICU入室患者さんへの体位変換時のポイント 詳細はこちら 【最終回】終末期患者の褥瘡・創傷ケアの考え方 〈目次〉・患者さんの予後を踏まえて、ケアの方針を考える・具体的な進め方 事例:緩和ケアも褥瘡治療も! 患者さんの QOLを考えて検討 詳細はこちら そのほかの連載はこちら
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