「in-out(水分出納)」は、患者さんの状態を評価するために重要な観察項目。in-outの乱れを示すサインや対応など、看護師が知っておきたい知識をわかりやすく解説する連載です。
【第1回】水分出納の重要性と体液の機能
〈目次〉
●in-out(水分出納)を見る場面
●体液の機能
●脱水、溢水、出血は何を示す?
【第2回】水分出納でわかる!水欠乏性・Na欠乏性・混合性脱水の違い
〈目次〉
●脱水の種類
●水欠乏性脱水(高張性脱水)とは?
●Na欠乏性脱水(低張性脱水)とは?
●混合性脱水とは?
【第3回】脱水の症状と輸液での正しい対応方法
〈目次〉
●注意したい脱水のサイン
●尿の色と尿比重で脱水を確認
●脱水の原因ごとの輸液の対応
●細胞外液保管(類似)液(等張液)の製品例
●水欠乏性脱水(高張性脱水)への輸液の製品例
●Na欠乏性脱水(低張性脱水)への輸液の製品例
【第4回】水分出納の乱れで起こる溢水とは?サインと観察ポイント
〈目次〉
●溢水とは?
●ベッドサイドで注意したい溢水のサイン
●検査値や画像などでの溢水の観察ポイント
●溢水への薬剤投与、輸液投与
【第5回】水分出納の乱れによる出血のサインと観察・対応ポイント
〈目次〉
●出血とは?
●注意したい出血のサイン
・細胞外液の不足:ショック徴候
・細胞外液の不足:ツルゴール低下
●出血でのバイタルサイン、代謝の異常の観察
●出血への初期輸液、輸血、止血
【第6回】水分出納における体重測定の重要性
〈目次〉
●術後・疾患での体重測定の重要性
●輸液を行っている場合の注意点
●体重測定時の注意点
【第7回】術後の再出血に注意!水分出納の観察ポイント
〈目次〉
●術後の再出血の危険性
●再出血を疑ったときの水分出納の見方のコツ
●再出血を疑ったときのin-out報告のポイント
●再出血を疑ったときのin-outを考えた対応
【第8回】発熱による高張性脱水のサインとは?水分出納で見るべきポイント
〈目次〉
●体温調整のメカニズム
●発熱による脱水を疑った場合のin-outの見方のコツ
●発熱による脱水を疑ったときのin-out報告のポイント
●発熱による脱水を疑ったときのin-outを考えた対応
・水分・経口補水液の補給
・輸液の投与
【第9回】経腸栄養投与中の水分・電解質管理:水分出納のチェックポイント
〈目次〉
●経腸栄養投与の注意点
●経腸栄養投与中のin-outの見方のコツ
●経腸栄養投与中のin-out報告のポイント
●経腸栄養投与中のin-outを考えた対応
・水・塩分の補充:注意点・具体的な方法
・高浸透圧高血糖症候群(HHS)に対する輸液補正、血糖管理
・排便(下痢、便秘)への対応
【第10回】低張性脱水に注意!下痢・嘔吐の場合の水分出納管理のポイント
〈目次〉
●下痢・嘔吐で水・電解質を喪失すると脱水の危険がある
●下痢・嘔吐のときにin-outを見るコツ
●下痢・嘔吐のときのin-out報告のポイント
●下痢・嘔吐のときのin-outを考えた対応
【第11回】低栄養に伴う脱水リスクとは?水分出納のバランスを管理
〈目次〉
●低栄養状態でのリスク症例
●低栄養に伴う脱水でのin-outの見方のコツ
・タンパク質・エネルギー低栄養状態の分類
・リフィーディングシンドロームによるin-outバランスへの影響
●低栄養に伴う脱水でのin-out報告のポイント
●低栄養に伴う脱水でのin-outを考えた対応
【第12回】呼吸不全における水分出納管理は?輸液負荷による溢水のリスク
〈目次〉
●溢水による呼吸不全の危険性
●溢水による呼吸不全を疑ったときのin-outの見方のコツ
●溢水による呼吸不全を疑ったときのin-out報告のポイント
●溢水による呼吸不全を疑ったときのin-outを考えた対応
【第13回】低張性脱水を見抜くには?利尿薬使用中の水分出納管理
〈目次〉
●利尿薬によるリスク
●利尿薬の電解質バランスへの影響
①ループ利尿薬
②サイアサイド系利尿薬
③カリウム保持性利尿薬
④炭酸脱水酵素阻害薬
⑤浸透圧利尿薬
●利尿薬使用中のin-outの見方のコツ
・利尿薬の主な副作用
●利尿薬使用中のin-out報告のポイント
●利尿薬使用中のin-outを考えた対応
【第14回】看護師の特定行為:脱水に対する輸液補正
〈目次〉
●in-outに関連する「特定行為」
●脱水・溢水の判断と介入
【最終回】脱水を判断するには?感度・特異度に注目
〈目次〉
●感度と特異度による脱水の判断
・体液量減少に対する身体徴候の診断正確性
・心不全(溢水)に対する身体徴候の診断正確性


