とっさの輸血指示にも迷わず動けるように!輸血指示が出たときは、何を確認して、どこに注意して、どう動くべき?輸血業務で注意したいポイントをQ&A形式でわかりやすく紹介しています。

【第1回】血液型検査と交差適合試験(クロスマッチ)同時に採血しない理由

〈目次〉
・血液を分注して提出は×。どうして?
・同時採血では“取り違え”に気づけない
・別に採血しておけば、血液型の不一致で気づく

【第2回】輸血製剤の受け取り、輸血の実施の際に確認すること

〈目次〉
・輸血製剤は“いつ”“何を”確認すればよい?
・払い出された輸血製剤の確認ポイント
1)輸血部門から輸血製剤が払い出されるとき
2)払い出された輸血製剤の受け取りを病棟(あるいは外来)で確認するとき
3)ベッドサイドで輸血を実施するとき

【第3回】輸血製剤の室温保管と再使用はしてもよい?

〈目次〉
・専用の保冷庫(保管庫)での保管でなければ適正とはいえない
・室温で30分以上経った赤血球製剤は転用不可

【第4回】緊急時の異型輸血の血液型の組み合わせ

〈目次〉
・緊急時、血液型不明の場合はO型の赤血球製剤を
・AB型の血漿製剤はどの血液型でも使用可能

【第5回】輸血セット接続時の注意点は?

〈目次〉
・輸血バッグは必ず水平に置いた状態で接続する
・フィルター付きの専用の輸血セットは2種類

【第6回】輸血製剤はなぜ単独投与?混注するとどうなる?

〈目次〉
・輸血製剤には保存液や添加液が混和している
・混注は薬効の低下や成分の配合変化が生じて「悪影響」

【第7回】輸血中に採血指示が出たらどうする?

〈目次〉
・採血異常値が出ることもあるため輸血中の採血は避ける

【第8回】輸血実施時の適切な滴下速度とは?

〈目次〉
・開始10~15 分間は1mL/分、その後5mL/分まで速度変更できる
・開始直後は副作用が発生しやすい。滴下速度が遅ければ輸注量は最小限に

【最終回】輸血後の副作用の注意点

〈目次〉
・輸血の副作用は「溶血性」と「非溶血性」に分類
・細菌感染症を疑う場合、使用した輸血製剤バッグは輸血部門へ
・呼吸困難の症状はTRALIやTACOの発症の可能性も