岩田健太郎先生が「イワロジ(岩田流ロジカルシンキング)」で説く、「考える」ことのヒントとは。書籍『考えることは力になる ポストコロナを生きるこれからの医療者の思考法』(岩田健太郎著、照林社、2021年)を試し読みできます。

【第1回】同じ目標に向かう、同じ医療者として

〈目次〉
●看護の世界もタコツボです
●ある対象に名前をつける、その名前のつけ方は恣意的である
●虹の色は何色か?
●チーム医療は単なる分業ではない

【第2回】なぜ、ロジカルに考えられないのか?①

〈目次〉
●ナースはロジカルではない?
●「ロジカルである」とはどういうことか?

【第3回】なぜ、ロジカルに考えられないのか?②

〈目次〉
●質問がうまくできないのはナースだけではない
●知性とは知識の総量ではなく、わからないことがわかること

【第4回】ロジカルに考えるとは、感性豊かに考えること

〈目次〉
●意識の4つの分類
●ロジカルであるためには感情の量が必要

【第5回】「質問を重ねる」ために必要なことは?

〈目次〉
●「質問を重ねる」には好奇心が不可欠
●新しいものは、にわかには理解できない
●タコツボを助長するもの

【第6回】感性を育むために他職種(特に医者以外)と話す:前編

〈目次〉
●ナースは意外と医者以外と会話していない
●ナースが医療者に不寛容になりうる理由

【第7回】感性を育むために他職種(特に医者以外)と話す:後編

〈目次〉
●大学生のときに行った病院実習で見た光景
●「他者の言葉」はこたえる

【第8回】感性を育むためにパートナーと話す:前編

〈目次〉
●「あなた、どう思う?」の声かけが大事
●パートナーとの会話、成立していますか?
●「うちはちゃんとできてますよ」は、できていないことのあかし

【第9回】感性を育むためにパートナーと話す:後編

〈目次〉
●うまくいくコツは相手の話をとにかく聞くこと

【第10回】感性を育むために患者さんと話す

〈目次〉
●「私の知らない世界」が、知らなかった世界への窓を開けてくれる

【第11回】ハウツー思考をやめる①「結局」を使わない

〈目次〉
●マニュアル思考にならないためには?
●「結局○○ってことですよね」という「結局」を言わない

【第12回】ハウツー思考をやめる➁「なぜならば」を挟む、「if」を想像する

〈目次〉
●「こういうとき」と「こうする」の間に「なぜならば」を挟む
●「if」をかませる
●ifを考えるときに注意すべきこと

そのほかの連載

考えることは力になる ポストコロナを生きるこれからの医療者の思考法
岩田健太郎 著
照林社、2021年、定価1,430円(税込)
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