看護の基本としてさまざまな場面で実践される排泄ケア。「なぜ」そのようにしているのか、本当に「どうする」のか、排尿・排便のメカニズムを踏まえて解説する全16回の連載です。
【第1回】腹部の手術前に浣腸が必要な理由
〈目次〉
●腹部の手術前に浣腸が必要なのはなぜ?
・手術野の汚染の防止、合併症予防のために浣腸を行う
・合併症を予防するために腸管洗浄を実施する
・浣腸の基本知識
【第2回】抗がん薬で便秘・下痢が起こりやすいのはなぜ?
〈目次〉
●便秘・下痢の原因となる抗がん薬とは?
●抗がん薬による便秘の原因とは?
●便秘と腸閉塞/イレウスの鑑別
●抗がん薬による下痢の原因とケア
【第3回】オピオイド誘発性便秘(OIC)への対策はどうする?
〈目次〉
●医療用麻薬とオピオイドの違いは?
●オピオイド誘発性便秘(OIC)とは?
●OICに対する便秘対策の注意点
●非薬物療法などのケア
【第4回】“3日間、便が出ないと下剤”は本当?
〈目次〉
●「3日間、便が出ないと下剤」といわれる理由は?
●便秘の定義とは?
●便秘の個別対応の方法
【第5回】便秘の患者さんでX線画像を撮る理由
〈目次〉
●便秘でX線画像を撮る理由
●画像で大腸内の便・ガスの量・形態・存在部位を確認
●便秘のアセスメントに必要な便生成の基礎知識
●便秘症でX線画像を撮影するときの姿勢は?
●腹単での便は実質性の灰色に見える
●便の貯留のパターンは?
【第6回】便秘で下剤を使い分けるのはなぜ?
〈目次〉
●機能性便秘の種類による下剤の使い分け
①大腸通過正常型
②大腸通過遅延型
③便排出障害型
●主な下剤の種類と特徴
●便秘治療に用いる外用薬
【第7回】尿道留置カテーテル挿入時に消毒するのはなぜ?
〈目次〉
●尿道留置カテーテルの挿入と細菌感染のリスク
●カテーテル挿入時の消毒・洗浄の方法
①挿入前の陰部洗浄
②尿道留置カテーテル挿入の準備
③尿道留置カテーテルの挿入時の消毒
④尿道留置カテーテルの挿入
⑤蓄尿袋の設置
【第8回】尿道留置カテーテルを早期に外す理由は?
〈目次〉
●尿道留置カテーテルが必要な場面とは?
●留置によって起こる合併症とは?
①尿路感染症
②出血
③結石の形成
④膀胱機能の低下、膀胱の萎縮
⑤QOLの低下
⑥尿道損傷や尿道皮膚瘻
【第9回】肛門括約筋機能が衰えていなくても、便失禁するのはなぜ?
〈目次〉
●便失禁の原因
・溢流性便失禁とは?
・漏出性便失禁とは?
●便失禁への対策
【第10回】排泄アセスメントで用いる代表的なスケールとは?
〈目次〉
●共通のスケールで排泄をアセスメントする重要性
●排泄アセスメントで用いる代表的なスケール
①ブリストルスケール
②King ’s Stool Chart
③IAD 重症度評価スケール:IAD – set
④排尿日誌、排便日誌
⑤ICIQ – SF
【第11回】便・尿失禁で殿部の皮膚が荒れるのはなぜ?
〈目次〉
●便・尿失禁で皮膚が荒れる要因
●皮膚炎が起こるメカニズム
●おむつによる皮膚トラブルに注意
●便・尿失禁に対するスキンケア方法
●失禁に伴う皮膚障害への対応
【第12回】排尿アセスメントでの情報収集方法とは?
〈目次〉
●排尿アセスメントでの情報収集のしかたは?
①排尿状態のアセスメント
②排泄動作のアセスメント
③既往歴のアセスメント
④生活環境のアセスメント
⑤影響要因のアセスメント
【第13回】排尿誘導の方法、排尿自立の進め方は?
〈目次〉
●残尿測定が必要な理由は?
●排尿誘導の具体的な方法
●排尿自立を促すケア計画のポイント
●排尿自立に向けたケアでの注意点
【第14回】クロストリディオイデス・ディフィシル腸炎で下痢をするのはなぜ?
〈目次〉
●クロストリディオイデス・ディフィシル腸炎とは?
●感染の原因は?
●どうやって治療する?
●ケアの方法
【第15回】腸内環境のために乳酸菌が大切なのはなぜ?
〈目次〉
●腸内細菌叢の基礎知識
●腸内細菌叢のバランスを改善するには?
●乳酸菌製剤の特徴と使い方
【最終回】排便にとってトイレの高さが大切なのはなぜ?
〈目次〉
●トイレの歴史
●座位姿勢と蹲踞姿勢の直腸-肛門角度の違い
●排便の影響を考えるうえで大切な骨盤付近の6つの筋肉
●姿勢別にみた骨盤にかかる外力
A.立位
B.直立・座位
C.体幹前傾・座位
D.蹲踞位
E.臥位
●便座の低いトイレの利点は?


