医療現場での多職種連携のリアルを紹介!医療従事者が運営し、さまざまな発信をしている「メディッコ」のメンバーによる連載です。看護師のほか、作業療法士、理学療法士、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士などさまざまな職種のメンバーが登場します。
【第1回】多職種連携のリアル:看護師、理学療法士らが現場を解説
〈目次〉
●みんなどんな形で連携をとっているの?
●働く場所による多職種連携の違い
●無意識のがまんを他職種に伝えてみて
●看護師が他職種連携で困ること
【第2回】看護師の担当が毎日変わる問題:他職種への対応の工夫とは?
〈目次〉
●看護師の担当が毎日変わるので、連携がうまくいかない…
●多職種連携では細かな声がけも大事だが、システムを味方につける
●担当の看護師だけではなく、病棟全体に伝えるような声かけもときにはあり
【第3回】医療現場における電話での伝達ミス:他職種間のコミュニケーションエラー対策
〈目次〉
●場面1・場面2
●よくある、他職種間での電話の行き違い
●電話対応のコミュニケーションエラーの対策や、実際の工夫は?
【第4回】看護師と他職種間での目標・優先順位の違い、どう対策する?
〈目次〉
●場面1
●専門分野や視点の違いがあるゆえのズレ
●目標や優先順位の違いに対する対策や、実際の工夫は?
【第5回】多職種が関与する場面でのインシデント:対策と共有の工夫は?
〈目次〉
●場面1
●発見者が書くことが多いゆえに…
●多職種がかかわるインシデントへの対策や、実際の工夫は?
【第6回】看護師と他職種間の意思疎通ミス:思い込み・主語の省略に注意
〈目次〉
●事例1
●看護師側の問題点は?
●看護師ができる対策は?
●リハスタッフ側の問題点は?
●リハスタッフ側ができる対策は?
【第7回】忙しい時に話しかけられる…看護師と他職種とのコミュニケーション不足への対策
〈目次〉
●事例1
●看護師側の問題点は?
●看護師ができる対策は?
●リハスタッフ側の問題点は?
●リハスタッフができる対策は?
【第8回】看護師と他職種連携のための効果的な情報共有法とは?
〈目次〉
●理学療法士Aさんの場合
●多職種間で知りたい情報を補い合う難しさ
●解決策・工夫できること
●チェックバックモニターと状況モニター(Team TEPPS®より)
【第9回】職種ごとに意味が違う言葉への対策:医療現場での連携工夫
〈目次〉
●看護師とリハスタッフで違う「離床可」のとらえかた
●人によってニュアンスが変わる、観察項目の表記のしかた
●職種によって特有の略し方がある薬剤
【第10回】終末期患者の退院支援における多職種連携の工夫
〈目次〉
●治療やリハビリの成果をしっかり活かし、患者さんの希望を叶えるにはどうする?
●理学療法士の視点からの解決策
●看護師の視点からの解決策
●薬剤師の視点からの解決策
●臨床工学技士の視点からの解決策
【第11回】退院支援における多職種連携:施設入居患者と家族の意見が違う場合は?
〈目次〉
●家族と意見がすれ違い、患者さんの希望の実現が難しいときはどうする?
●看護師の視点からの解決策
●作業療法士の視点からの解決策
●理学療法士の視点からの解決策
【第12回】患者ハラスメントへの対応:医療現場で多職種が連携して取るべき対策とは?
〈目次〉
●患者さんからハラスメントに該当する言動があったとき、とるべき行動は?
●理学療法士の視点からの解決策
●言語聴覚士の視点からの解決策
●看護師の視点からの解決策
●薬剤師の視点からの解決策
【第13回】病棟から施設への退院支援:多職種連携のポイントとは?
〈目次〉
●退院して施設に戻る患者さん。施設への注意点を円滑に伝えるには?
●それぞれの職種が解決に向けてできること
【第14回】看護師はPT・OT・STに何を相談すればよい?多職種連携のコツ
〈目次〉
●看護師からのPT・OT・STへの質問
●生活に必要な動作のことなら任せてください(PT)
●「歩けるかな? 難しいかな?」そんなギモンはご相談を!(PT)
●患者さんと医療者、双方のQOLを高く保ちます(OT)
●応用動作のプロ!退院支援時のリハビリも得意です(OT)
●発音、食事、会話などで「ん?」と思ったら呼んでください(ST)
【第15回】リハビリが休みのときは?病棟でできる代替ケアをPT・OT・STが紹介
〈目次〉
●看護師からのPT・OT・STへの質問
●日常生活動作もやり方次第で立派なトレーニングに!(PT)
●やり方や回数は聞いてくださいね(PT)
●ADLで使う道具を、手の届くところに置いてみてください(OT)
●病室でできることの提案のほか、用具の貸し出しも行っています(OT)
●食事介助をお願いするかも!食事の状況を共有しましょう(ST)
【第16回】薬剤師が解説!経腸栄養剤の選び方は?
〈目次〉
●看護師から薬剤師への質問
●食品は自由度が高め。医薬品は腸管の機能不全時に存在感を発揮
【第17回】看護師が臨床工学技士に相談すべきことは?現場での連携ポイント
〈目次〉
●看護師からの臨床工学技士への質問
●急性期では人工呼吸器の相談多し!CEのなかでもそれぞれ得意分野があります
【第18回】入れ歯のケアの基本:歯科衛生士が手入れのコツを紹介
〈目次〉
●看護師から歯科衛生士への質問
●特に汚れやすい部分があるので注目!清掃に使う物品にも注意が必要
【第19回】食欲不振への看護ケア:管理栄養士がアドバイス
〈目次〉
●看護師から管理栄養士への質問
●栄養摂取も大事ですが、まずは患者さんの「食べたい」を尊重して
【第20回】リハビリスタッフが看護師と共有したい患者情報とは?
〈目次〉
●普段のADLや睡眠などの生活習慣が気になっています(PT)
●日ごろ困っていることは随時教えてほしいです(PT)
●患者さんの痛みについて知れるとリハビリもスムーズ!(OT)
●問題行動があったら、看護師さんと協力して解決したいです(OT)
●適切な食べ方、必要な配慮を一緒に考えていきましょう(ST)
【最終回】リハビリスタッフから看護師へメッセージ:多職種連携のために
〈目次〉
●いつも現場で医療機器を使っているナースの視点はとても大切です(CE)
●栄養・食事に関して、ナースのサポートも任せてください(管理栄養士)
●ナースの皆さんの口腔ケアが患者さんの食事を支えています(歯科衛生士)
●与薬で何か引っかかったら、一緒に対策を考えていきましょう!(薬剤師)