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救急・急変の記事・連載まとめ

 救急対応や急変対応に役立つ記事・連載をピックアップ。鎮静を伴う急変、急変徴候への対応、PICS(集中治療後症候群)など、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

鎮静を伴う処置後の病棟急変

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 鎮静を伴う処置後は、鎮静薬の影響により呼吸停止やショックにつながるケースも。病棟に戻ってきたあとのリスクを防ぐために考えたい“対応策”を紹介しています。

注目記事をピックアップ
●鎮静の合併症の発生頻度や分類、対処法

●ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)での鎮静

●PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)とは?

●鎮静薬・鎮痛薬の効果、特徴、副作用まとめ

●事故を防ぐための検査・処置室での鎮静管理

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検査・治療後の帰室後の急変、ここに注意!

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 別部門での検査・治療から帰ったあとに起こる急変は意外と多い!「帰室時の状態」や「異常への対応」を学べる連載です。

注目記事をピックアップ
●心カテ後の帰室後急変:注意すべき急性合併症とは?

●内視鏡検査・治療後の帰室後に注意すべき出血・穿孔への対応

●脳アンギオ後の急変:穿刺部出血・塞栓症・ヨード造影剤アレルギーへの対応

●ERCP後膵炎予防のための安静援助と重症化を防ぐ観察ポイント

●気管支鏡検査の2大合併症:肺・気管支からの出血と気胸への対応

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見逃せない救急症候―頭痛、胸痛、腹痛、呼吸困難に注意!

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 患者さんの訴えから重大な疾患を見きわめて、すぐに対応するには? キラーディジーズが隠れていることの多い、頭痛、胸痛、腹痛、呼吸困難の4つの症状にスポットを当てて解説しています。

注目記事をピックアップ
●脳出血と髄膜炎の症状・特徴的所見:鑑別に役立つポイント

●胸痛のアセスメント:12誘導心電図やOPQRSTT法の活用

●急性大動脈解離の特徴的所見とアセスメントのポイント

●急性胆管炎と急性腸間膜虚血の特徴的所見

●アナフィラキシーショックの症状と初期対応

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起こりがちな急変徴候への対応

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 治療や処置に急変に注意!気づいて対応するため、そして急変を防ぐためのポイントをわかりやすく紹介しています。

注目記事をピックアップ
●深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PTE)の徴候

●がん化学療法に伴う急変:腫瘍崩壊症候群・敗血症・間質性肺炎を見抜くには?

●内視鏡検査・治療後の急変徴候:出血、穿孔、呼吸抑制・誤嚥の予防と対応

●ERCP後の急性膵炎の徴候は?早期発見・予防のポイントも解説

●絞扼性イレウスと腸閉塞の違いと早期発見のポイント

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急変未満を見落とさない!

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 ラウンド時にチェックしたい「急変未満の状態」。急変や重症化を防ぐためには、この状態を見落とさないことが重要です。ルーチン化せず意識的に患者さんをみるためのポイントとは?

第1回:長期予後を悪化させないために!急変未満での対応

第2回:呼吸の変化で見抜く!急変未満のサイン

第3回:脳卒中を急変未満で見抜く!意識障害を防ぐ観察のポイント

最終回:ショックの前に!循環異常を急変未満で見抜くには

PICSにさせない看護のコツ

PICSにさせない看護のコツ1

 ICU在室中あるいはICU退室後、さらには退院後に生じるPICS(集中治療後症候群)。高侵襲の治療を受ける高齢者の増加に伴い、一般病棟でも注意しておきたいPICSについて、基礎的な知識からケアのポイントまでを解説しています。

注目記事をピックアップ
●PICS(集中治療後症候群)とは?

●PICSの代表的な症状とPICS-Fの影響

●ICU-AW予防のための早期リハビリテーション

●ICUダイアリーを使ったPICS予防

●PICS予防のためのABCDEFGHバンドルを一般病棟で活用

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急変を疑ったときのフィジカルアセスメント

急変を疑ったときのフィジカル1

 心拍数や呼吸数、血圧、意識をみたり、四肢に触れたり、眼を見たり、痛みや状態を尋ねたり。急変を疑ったときナースにできるたくさんのアセスメント。そのなかから本当にいま必要な3項目を選ぶための知識をお届けします。

注目記事をピックアップ
●顔色が少し悪く見えるときの3step①最も危険なショックを念頭に原因検索

●何となくいつもよりボーっとしているときの3step①

●“頭痛”を訴えるときの3step①OPQRSTに沿った頭痛の問診

●“腹痛“を訴えるときの3step①OPQRSTに沿った腹痛の問診

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【試し読み】新・これならわかるICU看護

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 『新・これならわかるICU看護』の試し読み記事を公開!ICU・集中治療医学・クリティカルケアの定義を確認しながら、ICU看護師の役割や、補助循環のしくみ、主な合併症などをまとめています。

【第1回】ICU看護とは?集中治療・クリティカルケアの基礎知識とICU看護師の役割

【第2回】補助循環の基礎知識:VA-ECMO、VV-ECMO、IMPELLAのポイントを解説

【試し読み】ICUナースが書いた補助循環の管理ができるようになる本

ICUナースが書いた 補助循環の管理がもっとできるようになる本

 『ICUナースが書いた 補助循環の管理がもっとできるようになる本』の試し読み記事を公開!補助循環を行っている患者さんの全身状態をみるポイントをおさえましょう。

【第1回】補助循環管理における看護師の役割

【第2回】補助循環管理のアセスメントのポイント

【第3回】IABP装着中の機器管理、ケア実践のポイント

【第4回】PCPS管理のポイント

そのほかの「救急・急変」関連記事

看護における“急変”の定義とは?―看護師の急変時の対応①

救急・急性期に強くなりたい看護師へ! 急変対応を学べるおすすめ資格

頭部外傷患者の急変でmidline shiftを画像で見るポイント

右側臥位での体位調整後に血圧低下!原因と対処法を徹底解説

救急・ICUにおける終末期ケアが注目される理由とは?

急性期の重症患者へのACP支援

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検査の記事・連載まとめ

 検査に関する記事・連載をピックアップ。検査手技、画像検査、血液ガス分析など、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

ベッドサイド検査手技の根拠

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 正確な検査の実施には、看護師が検体採取・取り扱いの正しい知識をもつ必要があります。検査手技のポイントを根拠とともに紹介する連載です。

注目記事をピックアップ
●クロスマッチ用採血の必要量と緊急輸血の対応ポイント

●採血前の薬剤投与が検査値に与える影響とは?

●吸引による正しい喀痰採取の手順とポイント

●骨髄穿刺(マルク)検査の手順:穿刺部位の選択や検体提出の扱い方

●血液培養・細菌培養の容器の種類と検体採取時の注意点

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キケンを見抜こう 脳の画像

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 脳画像の見方のコツをつかみ、日々の看護ケアに役立てましょう!リスク予測のため、ナースが知っておきたいポイントをまとめました。

注目記事をピックアップ
●CTとMRIの違いは?それぞれの特徴と断面画像の見方を解説

●脳画像の読み方入門:図で学ぶ脳の構造

●脳梗塞の画像の見方とケアでの活用ポイント

●くも膜下出血の画像の見方とケアでの活用ポイント

●硬膜外血腫・硬膜下血腫の画像の見方とケアでの活用ポイント

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観察とケアがつながる画像

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 書籍『観察とケアがつながる 画像』の試し読み記事を公開!一般病棟の看護師に向けて、X線画像やエコー画像の原理と基本的な見方を学べます。

【第1回】X線画像の基礎知識:原理・特徴・注意点をわかりやすく解説

【第2回】フィジカルアセスメントとX線画像:バイタルサイン・呼吸音が示す肺の変化

【第3回】超音波の原理とは?エコー画像を理解するための基礎知識

ここを見る!画像からの情報

画像からの情報

 画像検査で医師は何を想定して、どこをポイントとして見ているのでしょう。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく説明しています。

注目記事をピックアップ
●自然気胸を疑う場合のアセスメントと画像を見るポイント

●心不全・肺水腫を胸部X線画像で見るポイント

●VAPを胸部X線画像で見るポイント

●無気肺を術後管理での画像で見るポイント

●慢性閉塞性肺疾患(COPD)の経過を画像で見るポイント

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血ガスの勉強、何からしたらいいの?

 動脈血液ガス分析(血ガス)の“ここだけ”おさえたいポイントを、会話形式でわかりやすくレクチャー。「やり直したいけれど、何から勉強したらいいのかわからない……」という人は注目です!

【第1回】血ガスの基準値とみる順番を覚える!

【第2回】血ガス「pH」の基準値と異常値

【第3回】血ガスでpHが異常値を示す原因「PaCO₂」編

【第4回】血ガスでpHが異常値を示す原因「HCO₃-」編

【最終回】血ガスをみるために大切な呼吸回数と血ガスをみる順番

検査・治療後の帰室後の急変、ここに注意!

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注目記事をピックアップ
●心臓カテーテル検査の目的・穿刺部位・帰室後の状態

●内視鏡検査・治療後の帰室後に注意すべき出血・穿孔への対応

●血液透析の目的と帰室後の血圧変動のリスク

●脳アンギオ後の急変:穿刺部出血・塞栓症・ヨード造影剤アレルギーへの対応

●ERCPとは?検査目的と手順、帰室後の注意点

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そのほかの「検査」関連記事

検査前の絶食と前処置の有無を一覧で確認:看護師がおさえたい検査前の注意点

交差適合試験(クロスマッチ)と血液型検査、同時に採血しない理由は?

MRI検査の禁忌事項と看護師が注意すべきポイント

抗菌薬の薬物血中濃度測定(TDM)のポイント

がんゲノム医療とは?検査の仕組みや費用などを紹介

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緩和ケア・終末期ケアの記事・連載まとめ

呼吸器看護に役立つ記事・連載をピックアップ。がん以外の疾患の緩和ケア、DNAR指示、ACPなど、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

非がん患者への緩和ケア

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 がん以外の疾患の終末期の予後はどのように進行する?看護師はどのように介入できる?知っておきたい終末期の状態や、緩和医療の適切な進め方について紹介する連載です。

注目記事をピックアップ
●全人的苦痛(トータルペイン)の評価方法

●痛みのスクリーニングフローと緩和ケアの倫理規範

●慢性閉塞性肺疾患(COPD)の終末期のサイン

●心不全の緩和ケア

●肝不全の終末期ケア

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ナースができる終末期ケア

ナースができる終末期ケアサムネイル

 余命告知や病状の説明など、難しい場面が続く終末期のケア。非がん疾患患者の告知~死亡の各時期における、看護師に求められている役割・ポイントを解説します。

注目記事をピックアップ
●終末期の定義と緩和ケアの対象となる非がん疾患の特徴

●余命告知から看取り期における看護のポイント

●死亡時の看護のポイント:エンゼルケアと死亡退院時の対応

●腎不全の終末期ケア:告知・臨死期・死亡時の看護のポイント

●認知症の終末期ケア:告知・臨死期・死亡時の看護のポイント

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がん終末期ケアの“やってはいけない”

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 がん終末期のケアにおいて、看護師が注意したいポイントとは?根拠とともに確認していきます。

注目記事をピックアップ
●がん終末期の輸液管理:高カロリー輸液のリスクに注意

●がん終末期の排泄ケア:自律を妨げる尿道カテーテル留置の注意点

●がん終末期の褥瘡対策:ステージ別のケアとマットレスの選び方

●がん終末期の口腔ケア:口臭・感染症予防のためのポイント

●終末期せん妄への対応:身体的拘束の弊害と非拘束ケアの実践法

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迷う場面のDNAR指示の考え方

DNARのサムネイル1

 DNAR(do not attempt resuscitation)とは、心停止時に心肺蘇生(CPR)を実施しないこと。“ナースが誤解しがちな点”を解説の切り口とした連載です。

注目記事をピックアップ
●DNAR指示、看護師の正しい対応を解説

●DNAR指示と終末期医療、終末期医療と緩和医療の違いとは?

●DNAR指示の見直しはなぜ必要?患者の病状変化に応じた対応と注意点

●DNARの方針検討における看護師の役割

●医療現場でDNARに関する教育を受ける必要性

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ACP(アドバンス・ケア・プランニング)と看護師の役割

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 国内外のACPの定義、話し合いの内容やポイント、メリットと課題、看護師に期待される役割について紹介。看護の場面によって異なるACPのコツがわかります。

注目記事をピックアップ
●ACP、DNAR、リビング・ウィルの違いは?

●継続的な意思決定支援のポイント

●心不全患者さんへのACP支援

●訪問看護で行うACPのコツ

●介護保険施設で行うACPのコツ

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そのほかの「緩和ケア・終末期」関連記事

救急・ICUにおける終末期ケアが注目される理由とは?

意思決定プロセス「TLT」の基礎知識

終末期やACPにかかわる患者さんの悩みへの回答は?

医療漫画を語り合う会『お別れホスピタル』

終末期患者の褥瘡ケアの考え方

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薬の記事・連載まとめ

 薬にまつわる記事・連載をピックアップ。医療事故につながる恐れのある薬や、がん薬物療法、抗がん薬の曝露予防対策など、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

医療事故につながる!危険な薬

危険なくすり連載まとめサムネイル

 医療事故につながる可能性のある危険な薬に注意!カリウム製剤やさまざまなハイリスク薬について、危険性や使用時の注意点、安全な使い方を紹介しています。

注目記事をピックアップ
●カリウムの急速静注のリスクとは?不整脈・心停止の危険性

●テオフィリン製剤の副作用:けいれん・意識障害・不眠のリスクと注意点

●筋弛緩薬の呼吸停止リスクと安全に使うためのポイント

●免疫抑制薬の注意点:感染症・肝炎リスクと柑橘類のCYP3A4阻害

●トロンビン液の静脈投与は禁忌!リスクと注意点

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【試し読み】がん薬物療法看護 はじめてBOOK

がん薬物療法はじめてBOOKA+

 書籍『がん専門病院に学ぶ 簡単にわかる・現場で役立つ がん薬物療法看護 はじめてBOOK』の試し読み記事を公開。がん薬物療法について、がん専門病院の看護がやさしく学べます。

注目記事をピックアップ
●NIVO+FOLFOX療法のレジメンと看護ケア

●抗がん薬による副作用:過敏症とインフュージョンリアクション(IR)対策

●抗がん薬の副作用「下痢」の原因薬剤・分類・治療・ケアを解説

記事一覧はこちら

【試し読み】がん薬物療法レジメンまるわかりBOOK

がん薬物療法レジメンBOOKA+

 書籍『がん薬物療法レジメンまるわかりBOOK 第2版』の試し読み記事を公開。がん薬物療法のレジメンの見方・読み方や、副作用としてみられる末梢神経障害と味覚障害について解説しています。

注目記事をピックアップ
●レジメンの見方とは?抗がん薬・副作用の基礎知識

●がん薬物療法の副作用対策:末梢神経障害の症状、アセスメント、ケアのポイント

●がん薬物療法の副作用対策:味覚障害の症状、アセスメント、ケアのポイント

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日常ケアでの抗がん薬曝露予防対策

抗がん薬曝露予防対策サムネイル

 ナース自身の身を守るために気をつけたい、抗がん薬の曝露予防対策。安全キャビネットや閉鎖式薬物移送デバイス(CSTD)、閉鎖式薬物移送デバイス(CSTD)の活用、廃棄物の処理方法などについてまとめています。

注目記事をピックアップ
●抗がん薬の健康への影響とは?注意すべき薬剤と曝露経路

●CSTD・PPE・安全キャビネットの活用

●混注・点滴・廃棄時の安全対策ガイド

●曝露予防に向けた抗がん薬廃棄物の処理方法は?

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そのほかの「薬」関連記事

バイオ医薬品とバイオシミラーの違いとは?

錠剤の嚥下能力を評価するツール「PILL-5」

抗精神病薬の作用と注意したい副作用

抗うつ薬の作用と注意したい副作用

ベンゾジアゼピン系(抗不安薬/催眠鎮静薬)の基礎知識

身体疾患治療薬との飲み合わせの注意点

薬剤の配合変化とそのチェック方法を薬剤師が解説!

連載記事一覧はこちら

がん看護の記事・連載まとめ

 がん看護に役立つ記事・連載をピックアップ。血液がんの治療・ケア、がんの終末期ケア、抗がん薬曝露対策、アピアランスケアなど、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

がん治療・ケアの最新知識

 新しい治療法や薬の登場など、まさに“日進月歩”ながん治療の領域。「新しいがん治療薬」「がん治療合併症」「リハビリ」「AYA世代支援」「ACP支援」について、ナースがおさえておきたい知識を紹介する連載です。

注目記事をピックアップ
●免疫チェックポイント阻害薬とは?しくみと作用

●PARP阻害薬とは?分子標的治療薬の最前線

●CAT(がん関連血栓症)の治療と観察のポイント

●AYA世代がん患者に対する支援:妊孕性、遺伝性腫瘍への対応

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血液がんの最新治療・ケア

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 白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液がん。現在では不治の病ではなく、治せる病気になってきています。血液がんの最新の治療・ケアについて紹介しています。

注目記事をピックアップ
●血液がんの化学療法中の発熱性好中球減少症、骨髄抑制に注意

●発熱性好中球減少症の血液培養・胸部X線撮影のポイント

●血液がんの化学療法による妊孕性低下の原因

●造血細胞移植コーディネーターとは?

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がん終末期ケアの“やってはいけない”

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 がん終末期のケアにおいて、看護師が注意したいポイントをわかりやすく解説。根拠とともに確認していきます。

注目記事をピックアップ
●痰の吸引をむやみにしない理由と代替ケア

●がん終末期ケアで重要な臨死期サインの見きわめ方

●がん終末期の褥瘡対策:ステージ別のケアとマットレスの選び方

●終末期せん妄への対応:身体的拘束の弊害と非拘束ケアの実践法

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日常ケアでの抗がん薬曝露予防対策

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 ナース自身の身を守るために気をつけたい、抗がん薬の曝露予防対策。安全キャビネットや閉鎖式薬物移送デバイス(CSTD)、閉鎖式薬物移送デバイス(CSTD)の活用、廃棄物の処理方法などについてまとめています。

注目記事をピックアップ
●抗がん薬の健康への影響とは?注意すべき薬剤と曝露経路

●CSTD・PPE・安全キャビネットの活用

●混注・点滴・廃棄時の安全対策ガイド

●曝露予防に向けた抗がん薬廃棄物の処理方法は?

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がん患者へのアピアランスケア

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 がん治療を行いながら働いている人が増え、アピアランスケアのニーズも高まっています。がん治療により外見が変化した患者さんをサポートするには?看護師が知っておきたい、アピアランスケアの知識をお届けします。

注目記事をピックアップ
●外見の変化に悩むがん患者さんへの接し方

●抗がん剤治療後、ヘアカラーやパーマはいつからOK?

●男性患者のアピアランスケアで配慮したいことは?

●抗がん剤治療による爪の変形や変色、爪囲炎への対応

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【試し読み】がん薬物療法看護 はじめてBOOK

がん薬物療法はじめてBOOKA+

 書籍『がん専門病院に学ぶ 簡単にわかる・現場で役立つ がん薬物療法看護 はじめてBOOK』の試し読み記事を公開。がん薬物療法について、がん専門病院の看護がやさしく学べます。

注目記事をピックアップ
●NIVO+FOLFOX療法のレジメンと看護ケア

●抗がん薬による副作用:過敏症とインフュージョンリアクション(IR)対策

●抗がん薬の副作用「下痢」の原因薬剤・分類・治療・ケアを解説

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【試し読み】がん薬物療法レジメンまるわかりBOOK

がん薬物療法レジメンBOOKA+

 書籍『がん薬物療法レジメンまるわかりBOOK 第2版』の試し読み記事を公開。がん薬物療法のレジメンの見方・読み方や、副作用としてみられる末梢神経障害と味覚障害について解説しています。

注目記事をピックアップ
●レジメンの見方とは?抗がん薬・副作用の基礎知識

●がん薬物療法の副作用対策:末梢神経障害の症状、アセスメント、ケアのポイント

●がん薬物療法の副作用対策:味覚障害の症状、アセスメント、ケアのポイント

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がんになった外科医 元ちゃんが伝えたかったこと

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 西村元一先生が、がん患者となった2年半を綴ったエッセイ『がんになった外科医 元ちゃんが伝えたかったこと』をお届けします。看護師、医師、医療者、がんと向き合うすべての人たちへのメッセージが語られています。

注目記事をピックアップ
●それは、ある日突然に

●チーム医療~医療者と患者とのギャップ

●予想外に長生き!

●QOLを特に悪化させた副作用

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そのほかの「がん看護」関連記事

職業性曝露を防ぐ閉鎖式薬物移送システム(CSTD)とは

放射線治療の目的と流れ、帰室後の身体状態は?

がん化学療法に伴う急変:腫瘍崩壊症候群・敗血症・間質性肺炎を見抜くには?

【事例紹介】延命のための化学療法を続ける患者への看護介入

【事例紹介】肝臓がんの告知に直面した家族への意思決定支援

がんゲノム医療とは?検査の仕組みや費用などを紹介

『がん薬物療法における職業性曝露対策ガイドライン 2019年版』を解説

AYA世代の基礎知識:小児・成人医療の専門性の不足や社会保障が課題に

がん医療における 患者-医療者間のコミュニケーションガイドライン 2022年版の要点

【看護研究】頭頸部がん患者は外見の変化をどう受け止めている?

【看護研究】がん疼痛が進行肺がん患者に与える情動的影響とは?

医療漫画を語る会『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』

連載記事一覧はこちら

避難所・災害現場で注意すべき感染症について日本感染症学会が資料を公開

 日本感染症学会は8月10日、「震災時に問題となる感染症―避難所・災害現場で注意すべき感染症とその対応―」を公開しました。

症候からの鑑別、初期対応のポイントなどを紹介

 本資料は、2011年3月に同学会が公表した「東日本大震災―地震・津波後に問題となる感染症―Version 2」を基に、COVID-19の流行と知見を踏まえて内容が見直されたものです。現場で活用しやすいようにと、実践的な構成に改められました。

 避難所や災害現場において初期対応の判断に役立つよう、疑うべき感染症、症候からの鑑別、初期対応の要点、避難所の環境衛生対策、食中毒対策を中心とした夏期の停電・断水時の対応や、ワクチン摂取・予防のポイントが整理されています。

 例えば、「Ⅰ.災害時に危険が増加する感染症(外傷・環境曝露)」では、外傷後の創部感染、破傷風、汚染水の曝露による感染(レジオネラ肺炎、レプトスピラ症等を含む)を示しています1

 「Ⅱ.避難生活時に問題となる感染症」としては、集団生活の長期化に伴い、1の感染症に特に注意が必要だとしています。感染経路別に対応が異なるため、それぞれに見合う感染対策を実施するよう呼びかけられています。

表 避難生活時に問題となる感染症

飛沫またはエアロゾルによる感染
●インフルエンザ
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●肺炎球菌性肺炎
●マイコプラズマ肺炎
●百日咳

経口感染
●感染性下痢症(細菌性・ウイルス性)
●食中毒

接触感染
●黄色ブドウ球菌感染症
●A群連鎖球菌感染症
●疥癬

空気感染
●結核
●麻疹
●水痘

(文献1を参考に作成)

 暑い時期と寒い時期に、それぞれ問題となりやすい感染症もまとめられました。夏期は高温・多湿と停電・断水が重なる影響で、食品や水、皮膚を介した感染症のリスクが高まり、冬期は屋内での密集と乾燥・低換気により、呼吸器感染症と感染性胃腸炎が集団発生しやすくなるといいます1

 本資料は同学会のホームページより閲覧できます。

1.日本感染症学会ホームページ:震災時に問題となる感染症―避難所・災害現場で注意すべき感染症とその対応―.
https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=65(2026.8.19アクセス)

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※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。

【連載まとめ】がん薬物療法の基本:NIVO+FOLFOX療法のレジメン、抗がん剤の副作用対策

 看護師が知っておきたい、がん薬物療法の基礎知識をがん専門病院が紹介。NIVO+FOLFOX療法のレジメン、過敏症やインフュージョンリアクション(IR)、下痢といった抗がん剤による副作用対策についてわかりやすく解説する連載です。

 ※この連載は『がん専門病院に学ぶ 簡単にわかる・現場で役立つ がん薬物療法看護 はじめてBOOK』の内容を再構成したものです。

【第1回】がん薬物療法開始前にチェックしたい患者の理解

〈目次〉
●病状の理解の確認
●がん薬物療法を行う目的の確認
●がん薬物療法に対するイメージの確認
●レジメンの理解の確認

①投与薬剤の種類と量
②投与スケジュール

詳細はこちら

【第2回】NIVO+FOLFOX療法のレジメンと看護ケア

〈目次〉
●NIVO+FOLFOXのレジメン
●レジメンの理解
●副作用

1 ニボルマブ
2 オキサリプラチン
3 フルオロウラシル
●出現時期
●観察ポイント
●看護ケア

詳細はこちら

【第3回】抗がん薬による副作用:過敏症とインフュージョンリアクション(IR)対策

〈目次〉
●発症のメカニズム
1 過敏症
2 インフュージョンリアクション(IR)
●抗がん薬投与前のアセスメント
1 原因となりやすい薬剤
2 具体的症状と特徴の把握
3 患者のアセスメント
●看護ケア
1 予防ケア
2 症状出現時の対応
3 症状改善後の対応
4 心理的支援

詳細はこちら

【最終回】抗がん薬の副作用「下痢」の原因薬剤・分類・治療・ケアを解説

〈目次〉
●症状、出現時期
●原因となりやすい薬剤
●観察ポイント
●治療、看護ケア

詳細はこちら

そのほかの連載記事

呼吸器看護の記事・連載まとめ

 呼吸器看護に役立つ記事・連載をピックアップ。酸素療法や胸腔ドレーン、NPPVなど、テーマ別におすすめの記事を紹介します。

本当に効果がある酸素療法ができるようになる!

酸素療法サムネイル

 さまざまなデバイスが存在する酸素療法を、もう一度基本から学べる連載です。本当に効果がある酸素療法ができるようになるための知識をお届けします。

注目記事をピックアップ
●流量システムと高流量システムの違い

●低流量システムによる酸素投与の注意点

●酸素療法における加温・加湿の必要性

●リザーバーマスクと経鼻カニューレの併用は効果がある?

●心拍再開(ROSC)後、高濃度酸素投与を続けてもいい?

記事一覧はこちら

もう迷わない!胸腔ドレーン

 気胸や術後のドレナージなどで使われる胸腔ドレーン。看護師が知っておきたい胸腔ドレーンの基礎と注意点を、写真やイラストを交えながら説明しています。

胸腔ドレーンサムネイル

注目記事をピックアップ
●排液室の管理:排気・排液目的の胸腔ドレーン管理

●水封室の管理:呼吸性移動とは?エアリークとは?

●水封室の水位が、いつもより上がった・下がったときは何を疑う?

●呼吸性変動の大きい・小さいは何を意味する?

●胸腔ドレナージ中の逆行性感染を予防するには? 

記事一覧はこちら

人工呼吸器の看護ケアのよくあるギモン

人工呼吸ケアのよくあるギモンサムネイル

 人工呼吸器装着中の患者さんの毎日の看護ケアで、すぐに直面することの1つが気道ケア。気道管理で知っておきたいポイント、日常ケアで役立つ知識を解説しています。

注目記事をピックアップ
●気管吸引が必要な理由と合併症の危険性

●気管吸引時に吸引カテーテルを挿入する長さは?

●気管吸引時の適正な吸引圧は?

●閉鎖式気管吸引は開放式より安全?具体的な手順とメリット

●気管チューブのカフの役割とカフ圧調整の重要性

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NPPV(非侵襲的陽圧換気)のポイント

 人工呼吸器の一種で、挿管せずマスクで呼吸管理ができるNPPV(非侵襲的陽圧換気)。導入時におさえておきたい知識や、施行時のチェックポイントなどをわかりやすく紹介しています。

NPPVサムネイル

注目記事をピックアップ
●NPPV機器の組み立て・設定手順

●NPPV継続に向けた導入時の患者対応

●NPPVマスクの種類と選択のポイント

●NPPVの代表的な換気モード

●NPPVで注意すべきアラームと機器のチェックポイント 

記事一覧はこちら

血ガスの勉強、何からしたらいいの?

 動脈血液ガス分析(血ガス)の“ここだけ”おさえたいポイントを、会話形式でわかりやすくレクチャー。「やり直したいけれど、何から勉強したらいいのかわからない……」という人は注目です!

注目記事をピックアップ
●血ガスの基準値とみる順番を覚える!

●血ガス「pH」の基準値と異常値

●血ガスでpHが異常値を示す原因「PaCO₂」編

●血ガスでpHが異常値を示す原因「HCO₃-」編

●血ガスをみるために大切な呼吸回数と血ガスをみる順番

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【連載まとめ】超改定版 看護のトリセツ:累計10万部の大ヒット書籍を試し読み!

 累計10万部の大ヒット書籍『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』がリニューアル! 尿道カテーテルの管理、検査前の絶食と前処置、看護サマリーの書き方など、本書の試し読み記事を公開しています。編著者代表・久保健太郎さんからのメッセージにも注目を。

【第1回】編著者・久保健太郎さんからのメッセージ

〈目次〉
●急性期病院で必要な知識を網羅
●SNS・生成AI全盛の今だからこその本の価値

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【第2回】本には載せられなかった目次ポイントを編者が熱く解説!

〈目次〉
PART1:バイタルサイン・フィジカルアセスメント
PART2:急変対応
PART3:心電図
PART4:呼吸管理
PART5:薬剤
PART6:検査
PART7:輸血・血液製剤
PART8:周術期看護
PART9:ドレーン・チューブ管理
PART10:処置の介助
PART11:治療・検査前後の看護
PART12:がん・緩和ケア
PART13:栄養管理
PART14:皮膚・排泄ケア
PART15:糖尿病
PART16:透析
PART17:認知症・せん妄
PART18:ICU
PART 19:医療安全、感染管理
PART 20:退院支援、看護倫理

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【第3回】尿道カテーテルの管理:適応・種類・挿入方法・留置中のトラブルを基礎から解説

〈目次〉
●尿道カテーテルの適応と禁忌
●尿道カテーテルの種類
●尿道カテーテルの太さの選択
●尿道カテーテルの挿入方法
●尿道カテーテル留置中のトラブル

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【第4回】検査前の絶食と前処置の有無を一覧で確認:看護師がおさえたい検査前の注意点

〈目次〉
●X線検査(単純)
●上部消化管造影検査
●注腸造影検査
●腹部超音波検査(腹部エコー)
●心臓超音波検査(経胸壁心エコー:TTE)
●経食道心臓超音波検査(経食道心エコー:TEE)
●単純CT
●造影CT
●DIC-CT(点滴静注胆嚢胆管造影法CT検査)
●大腸CT
●単純MRI
●造影MRI
●MRCP(磁気共鳴胆道膵管造影)
●上部消化管内視鏡検査
●下部消化管内視鏡検査
●ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
●気管支鏡検査

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【第5回】看護サマリーの書き方:作成のポイントと記載例をわかりやすく解説

〈目次〉
●看護サマリーの書き方
●看護サマリー作成のポイント
●継続看護につながる情報提供
・看護サマリーの一例(在宅療養への移行)

詳細はこちら

そのほかの連載記事

超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 編著
西口幸雄 医学監修
照林社

2026年8月6日発売
B5版
3,960円(税込)

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。

ナースフェス2026開催レポート:9,000人以上の看護師が来場!ステージやセミナーを現地取材

 6月に開催された、看護師向けイベント「ナースフェス2026」。ステージやセミナー、来場者の様子など、当日の様子を写真とともに紹介します。

学びも楽しさも広がったナースのための特別な2日間

 6月13日(土)・14日(日)、新宿住友ビル 三角広場(東京)で開催された「ナースフェス2026」。「看護師でほんとうによかった」をコンセプトにしたナースが主役のイベントで、美容やグルメなどのブースや、ゲストによるステージ、セミナーなど、さまざまな企画が行われました。来場者数は2日間で9,158人と、昨年の来場者数6,149人を上回る数に。大盛況だったイベントの様子をレポートします。

ナースフェス2026の会場風景

心も体もリフレッシュ! 注目のステージプログラム

看護現場で注意したい姿勢のクセを改善! ヨガ・エクササイズ

 美筋ヨガ講師の廣田なおさんがステージに登壇した「ナースがやりがちな『NG姿勢』を解消! 身体を整えるヨガ・エクササイズ」。ナースに多い姿勢のクセを改善する、手軽なエクササイズを教えてくれました。

 取り上げられたのは、猫背かつ頭は前に出ていて、骨盤が足よりも前にスライドしたスウェイバック姿勢。ナースは特に、立ったままの記録作業のときに要注意とのこと。もう1つは、患者さんの体位変換の際に気をつけたい、腰を丸めたままの前傾姿勢です。

 これらを改善するため、腹筋強化のエクササイズや、椅子を使ってのスクワットなどを教わりました。

廣田なおさん
ヨガ・エクササイズの様子

親子で挑んだ本気の勝負「ナース de 運動会」の熱い2日間

 2日間連続で開催された「ナース de 運動会」

 午前の「体力命! ナースの親子運動会」では、ハンドルを左右に動かして進む“くねくねカー”で、子どもからバトンタッチした親たちが激走。ゴールで待つ子どもたちの応援の声が会場に響きました。

くねくねカーの様子

 午後の「ナースの本気! 運動会」では、紅白に分かれた玉入れや綱引きで真剣勝負。見守る観客も含めて、会場全体が笑顔になったステージでした。

玉入れの様子
綱引きの様子
画像提供:株式会社エス・エム・エス

学びとキャリアを支える 多彩なセミナー

在宅看護のおもしろさとは?

 「地域に出るっておもしろい! ―ナース4人が語る訪問診療・訪問看護―」では、訪問看護師と訪問診療看護師の役割や1日の流れ、病院の外に出て実感したナースとしての「成長と可能性」などをテーマに、トークセッションを実施。

 在宅看護に携わるようになり、「生活に深くかかわり、患者さんを支えるという点から、看護観が変わった」との経験が語られ、自分に合う働き方や、キャリアを考えるナースのヒントとなる話が展開されました。

ナース4人が語る訪問診療・訪問看護―のセミナー風景

資格取得者たちが語ったリアル

 「認定・専門・診療看護師に聞く! この道を選んでよかったこと」では、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、慢性疾患看護専門看護師、診療看護師の3名が登壇しました。

 ともに共通していたのは、最初から資格取得をめざしていたのではなく、「患者さんによりよいケアを届けたい」という気持ちが原動力になっていた点。それぞれの資格認定にいたる道のりやその途上での葛藤、そして見いだした大きなやりがいについて語られました。

「認定・専門・診療看護師に聞く! この道を選んでよかったこと」の登壇者3人
画像提供:株式会社エス・エム・エス

“寄り添うケア”の意味を再確認

 看護の原点を見つめ直す機会を提供したのは、大阪歯科大学大学院看護学研究科開設準備室室長・特任教授の田村恵子先生による「看護とは、何をすることなのか―忙しい日々の中で見失いそうになる“寄り添うケア”の意味―」。緩和ケアの実践を切り口に、ケアの価値について考えました。

 最後には、看護に正解はなく、そこに楽しさがあるので、問い続けながら看護をしてほしい、とのメッセージが贈られました。

「看護とは、何をすることなのか―忙しい日々の中で見失いそうになる“寄り添うケア”の意味―」のセミナー風景
画像提供:株式会社エス・エム・エス

そのほかにもナースに役立つ幅広いテーマの講演・セミナーを実施

 能登半島地震を中心として、災害時における地域栄養ケアの重要性を呼びかけた「大規模災害に挑む地域栄養ケア」。福祉避難所で物資調達や訪問看護に従事した経験から、日頃から取り組んでおくべきこと、災害時に活用した栄養アセスメントシートなどが紹介されました。
 
 「始めよう心電図の勉強! 応用編 急性冠症候群における心電図の特徴」では、心筋虚血時にみられるST変化の機序、標準12誘導心電図による責任冠動脈の推定などを解説。受講者と一緒に、誘導と心室壁の位置関係を理解するためのカブレラ配列を覚える体操をする一幕も。

 セミナー会場のほか、ステージでも講演が開催されました。「看護師のための スタンフォード式 最高の睡眠」では、シフト勤務の負担を減らしてパフォーマンスを向上させる睡眠メソッドをレクチャー。入浴と深部体温の関係、深部体温と皮膚温度の変化など、良質な睡眠のために知っておきたいことを学べる場となりました。

仲間と一緒に盛り上がった! 参加型企画

 その場で参加できる企画も充実! ナースならではのシチュエーションを紹介した「ナースのあるある? ないない? どっち展」や、採血しやすい腕を選ぶ「腕-1グランプリ」は、シールで投票できる仕掛けに。同僚と盛り上がる来場者の姿が見られました。

「ナースのあるある? ないない? どっち展」

 そのほか、企業からナースへのプレゼントが当たるダーツや、来年の目標を書いてパネルに貼る「来年の私、ナりたい宣言」も実施。会場は終始にぎやかな雰囲気でした。

ダーツの様子

ナースフェス2026
●特設サイト
https://nurse-senka.jp/nurse-fes/2026

●問い合わせ
ナースフェス2026運営事務局
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4io33WTV_e-S45ch8dxWKnUwzcEe_v-cmT80-yJkzTwnSqw/viewform

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看護サマリーの書き方:作成のポイントと記載例をわかりやすく解説

 看護サマリーの書き方を解説。作成のポイントや、継続看護につながる情報提供の考え方、在宅療養へ移行する患者を想定した看護サマリーの記載例を紹介します。

※本記事は『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の内容を再構成したものです。

●看護サマリーの書き方
●看護サマリー作成のポイント
●継続看護につながる情報提供
・看護サマリーの一例(在宅療養への移行)

看護サマリーの書き方

 看護サマリーは、患者さんの状態や治療ケアの経過を要約し他の医療機関や在宅ケアへ円滑に情報を引き継ぐための重要な記録です。病院完結型の医療から地域完結型の医療へと移行する中で、看護サマリーの果たす役割はますます重要になっています。

 看護サマリーは「看護の質の保証」と「看護の継続のための情報源」を過不足ないように、簡潔にまとめる必要があります。

〈「看護の質の保証」「看護の継続のための情報源」に関する主な内容〉

看護の質の保証
●提供してきた看護の内容と評価
●残された看護上の問題
●今後、継続して行う必要がある看護ケアの内容

看護の継続のための情報源
●社会的な背景(氏名、性別、年齢、住所、家族など)
●治療上の背景(既往歴、現病歴、内服薬、外来予約日など)
●看護上の背景(ADLレベルなど)

看護サマリー作成のポイント

 医師や他職種が作成するサマリーと重複する情報(治療の経過など)は、簡潔に要点のみを記載し、看護の視点からみた患者さんの変化や、今後必要なケアを重点的にまとめることが重要です。また、看護サマリーでは治療経過を中心にまとめがちですが、「患者・家族の疾患や治療に対する受け止め方」や「現在の課題」を明確に記載することが求められます。

 例えば、「自宅退院を希望しているが、ADL低下に伴う日常生活への不安がある」といった情報を加えることで、継続的な看護の提供がスムーズになります。送り手は「次にかかわる人が看護上の問題点や、必要な支援を理解し、すぐに活用できるか」という視点をもって作成することが大切です。

継続看護につながる情報提供

 送付先の目的に応じて要点を整理し、次の医療機関につなぐことで、質を維持した看護の継続が可能になります。例えば、急性期病院から回復期病院へ転院する際は、介助レベルをより具体的に記載することが重要です。

 看護サマリーは、患者さんの状態や必要な支援を適切に伝え、療養生活の継続を支える役割を担う記録になります。情報を整理し、課題を明確にした簡潔かつわかりやすい看護サマリーを作成することが求められます。

〈看護サマリーの一例(在宅療養への移行)〉

看護サマリーの例(在宅療養への移行)
1)市村尚子:“見える記録”を書くコツ.日総研出版,愛知,2010:160-176.
2)平原優美:地域サービス・社会資源との連携②地域への情報提供.宇都宮宏子監修,坂井志麻編,退院支援ガイドブック:「これまでの暮らし」「そしてこれから」をみすえてかかわる,学研メディカル秀潤社,東京,2015:165-172.

\他の項目は書籍で/

超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 編著
西口幸雄 医学監修
照林社

2026年8月6日発売
B5版
3,960円(税込)

『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の関連記事一覧はこちら

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検査前の絶食と前処置の有無を一覧で確認:看護師がおさえたい検査前の注意点

 上部消化管造影検査、単純CT、造影MRIなど、主な検査前の絶食・前処置の有無、検査前の注意点を一覧で掲載。看護師が知っておきたいポイントを紹介しています。

※本記事は『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の内容を再構成したものです。

●X線検査(単純)
●上部消化管造影検査
●注腸造影検査
●腹部超音波検査(腹部エコー)
●心臓超音波検査(経胸壁心エコー:TTE)
●経食道心臓超音波検査(経食道心エコー:TEE)
●単純CT
●造影CT
●DIC-CT(点滴静注胆嚢胆管造影法CT検査)
●大腸CT
●単純MRI
●造影MRI
●MRCP(磁気共鳴胆道膵管造影)
●上部消化管内視鏡検査
●下部消化管内視鏡検査
●ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
●気管支鏡検査

X線検査(単純)

検査の内容
X線撮影をして胸部、腹部、骨などの病変をみる

絶食の必要性
なし

前処置
なし

注意点など
検査画像に影響があるため、金属類・ボタンは外しておく(X線室でOK)

上部消化管造影検査

検査の内容
造影剤を経口内服し、X線撮影を行い、食道・胃・十二指腸の病変をみる

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降
●検査後:なし

前処置
検査時に鎮痙薬を筋注し、発泡剤と造影剤(バリウム)を内服

注意点など
バリウムが長時間排泄されないと腸閉塞をきたす。検査後は水分摂取の励行と下剤を内服しバリウムを排泄させる。検査後はバリウム便(白い便)が排泄されたかどうかを確認する

注腸造影検査

検査の内容
造影剤を肛門から注入し、X線撮影を行い、大腸の病変をみる

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降
●検査後:なし

前処置
●検査前日は消化のよい食事を摂取し、下剤を内服
●検査時に鎮痙薬筋注→直腸から造影剤(バリウム)を注入

注意点など
バリウムが長時間排泄されないと腸閉塞をきたす。検査後は水分摂取の励行と下剤を内服しバリウムを排泄させる。検査後はバリウム便(白い便)が排泄されたかどうかを確認する

腹部超音波検査(腹部エコー)

検査の内容
体表に超音波を当てて対象臓器(肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣、など)の病変を調べる

絶食の必要性
●上腹部:検査前日21時以降(食事摂取後は消化管内ガスや食物残渣、胆嚢の収縮など、検査に悪影響を及ぼす可能性がある)
●下腹部:なし

前処置
●上腹部:なし
●下腹部:2~3時間前から水分摂取し、排尿せずに膀胱に尿がたまった状態で検査する(膀胱を尿で充満させておくことで、膀胱の病変を見つけやすく、前立腺・子宮・卵巣も見やすくなる。膀胱に尿がたまっていると腸管ガスが少なくなる*超音波は気体は伝わりにくい)

注意点など
なし

心臓超音波検査(経胸壁心エコー:TTE)

検査の内容
超音波を使って体表に心臓の動きや大きさ、弁の状態、血液の流れなどをみる

絶食の必要性
なし

前処置
なし

注意点など
なし

経食道心臓超音波検査(経食道心エコー:TEE)

検査の内容
プローブを飲み込んで食道の内側から心臓の超音波検査を行う。TTEよりも詳細な画像が得られる

絶食の必要性
●検査前:4~6時間
●検査後:1~2時間

前処置
鎮静薬投与あるいは咽頭麻酔で行う

注意点など
●入れ歯は外しておくこと
●下咽頭・食道の穿孔、出血が起こることがある

単純CT

検査の内容
造影剤を使用せずにCT検査を行う。頭部、胸部、腹部、四肢などの病変を調べる

絶食の必要性
●基本的には絶食不要
●腹部では3~4時間前から絶食することもある(食事摂取後は消化管内ガスや食物残渣、胆嚢の収縮など、検査に悪影響を及ぼす可能性がある)

前処置
なし

注意点など
金属類は除去しておく(アーチファクトが出て撮影の妨げになる)

造影CT

検査の内容
造影剤を静脈注射してからCT検査を行う。特に血管性病変や腫瘍の描出にすぐれている

絶食の必要性
●検査前:3~4時間(造影剤の副作用で嘔吐することがあり、胃内容物があると誤嚥の恐れがあるため)
●検査後:なし

前処置
●ビグアナイド系糖尿病薬の休薬:検査後48時間、検査前は施設基準に準ずる(造影剤の副作用で腎機能が低下し、ビグアナイド系糖尿病薬の排泄が遅れ乳酸アシドーシスを起こす可能性がある)
●もともと腎機能障害がある場合は、事前に輸液を投与することがある
●検査時にヨード系造影剤を静脈注射

注意点など
●金属類は除去しておく(アーチファクトが出て撮影の妨げになる)
●ヨード系造影剤によるアレルギーや腎機能障害を起こす可能性がある
●ヨードアレルギー患者は禁忌

DIC-CT(点滴静注胆嚢胆管造影法CT検査)

検査の内容
点滴で胆汁中に排泄される造影剤の投与を行った後にCTを撮影し、胆嚢や胆管を詳しく調べる

絶食の必要性
●検査前:4~6時間(食事をすると胆嚢が収縮して観察しにくくなる)
●検査後:なし

前処置
●検査前に造影剤(ビリスコピン)の点滴を30分~1時間かけて投与する
●点滴終了30分後にCT撮影を行う(造影剤は血中アルブミンと結合して肝臓へ運ばれて代謝されるため、30分以上時間をかけてアルブミンの結合を促す。その後、造影剤が胆管に存在する間にCT撮影する)
●造影CTと同じく、ビグアナイド系糖尿病薬は乳酸アシドーシスを起こす可能性があるため検査後48時間は休薬する(検査前は施設基準に準じる)

注意点など
●造影CTと同様

大腸CT

検査の内容
炭酸ガスを注入して 大腸をCT撮影し、3次元画像を作成し大腸がんやポリープを見つける

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降
●検査後:なし

前処置
検査前日は消化のよい食事を摂取し、下剤を内服

注意点など
CT検査台で側臥位になり、6~7mmの細いチューブを肛門に挿入し、炭酸ガス注入装置で大腸を膨らませる。腹臥位と仰臥位などの2つの体位でCT撮影し、肛門から挿入したチューブから腸管内のガスを脱気した後、チューブを抜いて検査終了

単純MRI

★MRAは造影剤を使用せずに脳血管を調べる検査

検査の内容
造影剤を使用せずにMRI検査を行う。脳、脊髄、筋肉、肝臓の病変を見つけるのにすぐれている

絶食の必要性
なし

前処置
なし

注意点など
●金属・磁気製品はあらかじめ外しておく(MRI装置への吸着や熱傷の予防):酸素ボンベ、MRI非対応の医療機器、ライター、鍵、ヘアピン、アクセサリー、磁気カード、補聴器、義歯、カイロ、湿布、貼付剤、カラーコンタクトレンズ、ヒートテックなど
●禁忌:MRI非対応の心臓ペースメーカ・埋め込み型除細動・人工関節・人工内耳・1964年以前の金属人工弁、(相対的禁忌)刺青、妊娠初期、閉所恐怖症

造影MRI

検査の内容
造影剤を静脈注射してからMRI検査を行う。血管性病変や腫瘍の描出にすぐれている

絶食の必要性
●検査前:4~6時間
●検査後:なし

前処置
検査時にガドリニウム造影剤を静脈注射

注意点など
●金属の除去は単純MRI同様。造影CT(ヨード系造影剤)ほどアレルギーは起こらない

MRCP(磁気共鳴胆道膵管造影)

検査の内容
経口造影剤を飲用後にMRI検査を行い、胆嚢・胆管、膵臓・膵管、肝臓の病変を調べる

絶食の必要性
●検査前:4~6時間
●検査後:なし

前処置
検査直前に経口造影剤(ボースデル)を内服(飲水制限のある患者では投与しないこともある)

注意点など
●金属の除去はMRI同様
●造影剤の影響で下痢になりやすい

上部消化管内視鏡検査

検査の内容
口や鼻から内視鏡を挿入して、食道・胃・十二指腸を調べる

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降
●検査後:1時間絶飲食

前処置
検査直前に粘液除去剤、咽頭麻酔、鎮痙薬を投与する

注意点など
●鎮静薬を使用することもある
●鎮痙薬に抗コリン薬を使用するため、緑内障、心疾患、前立腺肥大症、麻痺性イレウスは禁忌。その場合グルカゴン、ミンクリアを使用
●検査後は咽頭麻酔の効果が消失するまで1時間は飲食を禁止する

下部消化管内視鏡検査

検査の内容
肛門から内視鏡を挿入して大腸を調べる

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降絶食
●検査後:なし

前処置
●(前日)・眠前に下剤内服
●(当日)・腸管洗浄液内服
●検査直前に鎮痙薬を投与する

注意点など
●鎮静薬、鎮痛薬を使用することもある
●鎮痙薬に抗コリン薬を使用するため、緑内障、心疾患、前立腺肥大症、麻痺性イレウスは禁忌。その場合グルカゴンを使用

ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)

検査の内容
口から内視鏡を入れて十二指腸まで進め、胆管、膵管に細いチューブを介して造影剤を注入し、胆管や膵管などの病変を調べる

絶食の必要性
●検査前:前日21時以降絶食
●検査後:1時間絶飲食

前処置
検査直前に咽頭麻酔、鎮静薬を投与する

注意点など
●鎮静薬や咽頭麻酔を使用しているため、1~2時間はベッド上安静と絶飲食
●ERCP後膵炎が起こる恐れがあるため、検査2~3時間後に採血でアミラーゼ値や炎症反応を確認する
★腹痛の有無を観察する

気管支鏡検査

検査の内容
口や鼻から気管支鏡を入れて、気管や気管支を観察したり、組織や分泌物を採取する

絶食の必要性
●検査前:4時間絶食
●検査後:2時間絶飲食

前処置
検査直前に咽頭麻酔、鎮静薬、鎮痛薬、抗コリン薬などを投与する

注意点など
●鎮静薬や咽頭麻酔を使用しているため、1~2時間はベッド上安静と絶飲食
●気道出血、気胸が起こる恐れがある
★呼吸状態に注意しておく

東梨恵:検査前の前処置と絶食の有無一覧.久保健太郎,濱中秀人,徳野実和,倉岡賢治編,先輩ナースが書いた看護のトリセツ,照林社,東京,2019:140-142.を一部改変して転載

1) 東梨恵:検査前の前処置と絶食の有無一覧.久保健太郎,濱中秀人,徳野実和,倉岡賢治編,先輩ナースが書いた看護のトリセツ,照林社,東京,2019:140-142.

\他の項目は書籍で/

『看護のトリセツ』表紙

超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 編著
西口幸雄 医学監修
照林社

2026年8月6日発売
B5版
3,960円(税込)

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尿道カテーテルの管理:適応・種類・挿入方法・留置中のトラブルを基礎から解説

 尿道カテーテル管理の基本を紹介。適応・禁忌、尿道カテーテルの種類、太さの選び方、挿入方法、留置中に起こりやすいトラブルについてわかりやすく解説します。

※本記事は『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の内容を再構成したものです。

●尿道カテーテルの適応と禁忌
●尿道カテーテルの種類
●尿道カテーテルの太さの選択
●尿道カテーテルの挿入方法
●尿道カテーテル留置中のトラブル

 尿道カテーテルとは、外尿道口から尿道内を通して膀胱内に留置するカテーテルです。

尿道カテーテルの適応と禁忌

適応

●尿閉、排尿困難:血尿による膀胱タンポナーデ、尿道狭窄、前立腺肥大症、神経因性膀胱など
●尿量測定:重症患者、周術期(術中・術後)
●膀胱洗浄、膀胱内への薬剤投与
●泌尿器科術後
●手術、処置時の安静
●失禁患者:仙骨や会陰部の創傷治癒、皮膚の良好な状態を維持するため、難治性失禁
●緩和ケア末期での快適性向上

相対的禁忌(※絶対ではない)

●前立腺炎
●尿道損傷の疑い
●以前の尿道カテーテル挿入による外傷性尿道下裂

尿道カテーテルの種類

1 構造による違い

〈2way〉

尿道カテーテル〈2way〉の図

●排尿用ルーメンとバルーンルーメンの2つの道がある

〈3way〉

尿道カテーテル〈3way〉の図

●排尿用ルーメン、バルーンルーメン、洗浄用ルーメンの3つの道がある
★泌尿器科術後や血尿などで持続膀胱洗浄が必要な場合に使用します。

〈特殊なカテーテル:チーマン型〉

尿道カテーテル〈特殊なカテーテル:チーマン型〉

●カテーテル先端が少し曲がった形状をしており、挿入困難な患者(前立腺肥大症や尿道狭窄)でも
挿入しやすい
●挿入に特別な技術が必要なため、経験と訓練を受けた者(一般的に泌尿器科医)が行う

2 素材による違い

 主にラテックス製とシリコン製が使用されます。

ラテックス製

利点
●柔軟性がある
●安価

欠点
●ラテックスアレルギーでは使用禁忌

適応
●短期間(14日未満)の使用に向いている

シリコン製

利点
●内径が広い
●結石ができにくい
●ラテックスアレルギーでも使用可能

欠点
●柔軟性が低い
●バルーンからの水の漏出でバルーンが縮小しやすい
●ラテックス製に比べて高価

適応
●結石ができにくいことから長期間(14日以上)の使用に向いている

尿道カテーテルの太さの選択

 膀胱頸部や尿道の負担を最小限にするために、可能な限り最小径のカテーテルを使用します。

小児

6~10Fr

成人

●きれいな尿:12~14Fr
●軽度の混濁尿・血尿・浮遊物がある:16Fr
●中等度の血尿・浮遊物がある:18Fr
●洗浄が必要な高度な血尿がある:20~24Fr

ラテックス製とシリコン製の尿道カテーテルの太さ

★同じフレンチサイズでも、シリコン製はラテックス製に比べて内腔が広い

尿道カテーテルの挿入方法

1 事前に確認

●ラテックスとヨードのアレルギーの有無
★ラテックスアレルギーはシリコン製のカテーテル、ヨードアレルギーはベンザルコニウム(オスバンなど)
★アルコール、クロルヘキシジンは粘膜には禁忌!
●前立腺肥大症の有無
★前立腺肥大症は尿道損傷しやすい

〈必要物品〉
●膀胱留置カテーテルキット(膀胱留置カテーテル一体型閉鎖式蓄尿バッグ、滅菌手袋、ディスポーザブルシーツ、潤滑剤、消毒薬(ポビドンヨード)、綿球、鑷子、滅菌蒸留水入りシリンジ)
●固定テープ(固定デバイスがキットに入っているものもある)
●ビニール袋
●個人防護具(PPE):マスク、手袋、エプロン、ゴーグルなど

尿道カテーテルの挿入手順

①患者に説明し、ズボン、下着を脱がせる

②ディスポーザブルシーツの準備

●キットを開けて、ディスポーザブルシーツを取り出す
●臀部の下にディスポーザブルシーツを敷く

③手指衛生して滅菌手袋着用。トレイを患者の近くに置く

④消毒薬と潤滑剤をトレイに出す。バルーンに蒸留水を入れて破損がないかチェックする

★バルーンから水が漏れ出る、バルーンが膨らまない、片側だけ膨らむなどは破損とみなす

⑤消毒薬を浸した綿球で尿道口を消毒する

★男性:中心から円を描くように2~3回、女性:小陰唇を開いて尿道口から腟に向かって3回

⑥カテーテルを挿入する

●カテーテル先端に潤滑剤(ゼリー)をつける
●カテーテルを外尿道口から挿入(男性:カテーテルの根元まで、女性:4~5cm+2cm)を挿
入し、尿の流出を確認したらバルーンを膨らませる

★尿道の長さ 男性:15~20cm、女性:4~5cm
★尿流出がない場合はバルーンを膨らませてはならない!
★男性の場合、大きく呼吸してもらいリラックスさせると括約筋の緊張が取れて挿入しやすい
★高齢女性で腟が萎縮して外尿道口が確認できない時→腟前壁中央に腟壁を沿わすように盲目的にカテーテルを進めると尿道に入ることがある。砕石位にして観察すれば外尿道口を確認できることが多い。誤って腟にカテーテルを進めた場合は、新しいカテーテルに交換する

⑦カテーテルを少し引いて抜けないことを確認、外陰部の消毒を拭き取り、ディスポーザブルシーツを取り除く

⑧PPEを外し、手指消毒をして固定テープで固定する

●男性:下腹部、女性:大腿内側

尿道カテーテル留置中のトラブル

1 カテーテル関連尿路感染(CAUTI)予防

⇒本書p.447「院内感染予防」を参照

2 膀胱刺激症状

●カテーテルとカフが尿道および膀胱を刺激することで、尿意切迫感、尿道・膀胱刺激痛、カテーテルからの脇漏れなどの症状をきたすことがある。
●太いカテーテル留置時や経尿道的手術後などに起こりやすい。

原因
尿道カテーテルそのものによる刺激
対処方法
●鎮痛薬:NSAIDs、特に坐薬が有効

原因
尿道カテーテルの閉塞・流出障害
対処方法
●カテーテルの屈曲、ねじれの解除
●固定のし直し
●血尿、混濁尿が原因であれば膀胱洗浄やカテーテル入れ替え

原因
尿道カテーテルの位置異常
対処方法
●エコーでカフの位置を確認し、カフの位置異常があればカフ水を抜いて位置調整を行う

CHECK

尿道カテーテルの交換時期
 尿道カテーテルの交換時期は一律には決まっていません。各製品の添付文書においても、交換時期について明確な日数は規定されていません。ラテックス製は短期使用、シリコン製は長期留置に適するとされ、実臨床では施設ルールで運用されているのが現状です。

1) 日本臨床泌尿器科医会:成人における膀胱留置カテーテルに関する欧州泌尿器科看護協会ガイドライン 日本語訳版 2024年.
https://www.uro-ikai.jp/dcms_media/other/May%2028%20very%20Final%20version%20JPN%20EAUN%20indwelling%20catheter%20guideline%202024.pdf(2026.6.10アクセス)
2) 芦刈明日香,宮里実:尿道カテーテルによる膀胱刺激症状.臨床泌尿器科 2021;75(4):247-250.

\他の項目は書籍で/

超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 編著
西口幸雄 医学監修
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2026年8月6日発売
B5版
3,960円(税込)

本書の関連記事

●『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』発刊!編著者・久保健太郎さんからのメッセージ

●『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の本には載せられなかった目次ポイントを編者が熱く解説!

●検査前の絶食と前処置の有無を一覧で確認:看護師がおさえたい検査前の注意点

●看護サマリーの書き方:作成のポイントと記載例をわかりやすく解説

●そのほかの連載記事はこちら

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『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の本には載せられなかった目次ポイントを編者が熱く解説!

 累計10万部の大ヒット書籍がリニューアル!『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の発刊に寄せて、編著者代表・久保健太郎さんに、改訂でこだわった目次のポイントを解説していただきました。

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超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
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 初版の13テーマ・115項目から、このたびの改訂で20テーマ・150項目にパワーアップ! 医療・看護の現場の変化に合わせて、ICUで必要とされる知識、応援業務・他診療科対応で遭遇しやすい検査・処置を追加しました。

看護のトリセツ目次2
看護のトリセツ目次3
『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の目次

PART1:バイタルサイン・フィジカルアセスメント

●バイタルサインは測定するだけでは意味がありません。大切なのは、その値から患者さんの状態をアセスメントし、異常の早期発見につなげることです。「なぜこの患者さんは血圧が低いのか」「なぜ呼吸数が増えているのか」を自分で考えられるアセスメント力を身につけることができます。

●RRT(rapid response team)を担当している救急看護認定看護師、ICUのベテラン看護師が解説しています。

PART2:急変対応

●「急変かもしれない」と感じたその瞬間に何をすべきか。初動対応から報告、救命処置まで、一般病棟で必要な対応を整理しています。いざという時にも落ち着いて行動できるようになります。

●項目7:救急カートの中身は1、2年目看護師のアンケートでニーズが高かったテーマです。

PART3:心電図

●苦手意識をもちやすい心電図を、病棟で本当に必要なポイントに絞ってわかりやすく解説しています。苦手だった心電図が、「読める・活かせる」知識になります。

PART4:呼吸管理

●呼吸状態の悪化は、患者さんの急変に直結します。本パートでは酸素療法、HFT、NPPV、気管切開管理まで、病棟で必要な呼吸管理を幅広く収載しています。それぞれの特徴や適応、観察ポイントを理解することで、安全な呼吸管理が実践できるようになります。

●急性・重症患者看護専門看護師、慢性呼吸器疾患看護認定看護師、耳鼻科病棟のベテラン看護師が解説しています。

PART5:薬剤

●病棟では毎日さまざまな薬剤を扱いますが、薬効だけでなく副作用や投与時の注意点を理解しておくことが重要です。「この薬は何のため?」「何に注意する?」がすぐにわかります。病棟でよく使う薬剤を看護師目線で整理しました。

●項目22~25:初代トリセツにはなかった各診療科でよく使用する薬剤を追加しました。何科病棟であってもいろいろな疾患をもつ人(マルチモビディティ)が入院するため、どの病棟でも使える内容です。

●項目32、33:輸液ポンプシリンジポンプは普段よく使用するME機器ではありますが、専門的に学ぶ機会は少ないです。使用方法の基本を学ぶとともに、看護師があまり知らない機能についても記載しています。

PART6:検査

●検査は前処置や結果の理解まで含めて看護師の重要な役割です。検査結果の見方から検査前後の看護まで、日常業務でよく遭遇する検査を理解し、適切な看護につなげます。

各検査の専門家が解説:血液培養は感染症内科医、その他培養は感染症病棟看護師、X線の見方は集中治療部医師、CT・MRIは放射線科看護師、トラフ採血はICT(感染対策チーム)・AST(抗菌薬適正使用支援チーム)の薬剤師など

PART7:輸血・血液製剤

●輸血は患者さんの生命に直結する医療行為であり、看護師には確実な知識と観察力が求められます。血液製剤の基本と輸血の安全管理を理解して、安心して輸血を実施できるようになります。

●項目47:初代トリセツにはなかった「免疫グロブリン製剤」は、使用する機会が少ないが故に投与方法や注意点がわからないので入れてほしいという声が多かったテーマです。

PART8:周術期看護

●術前・術後におさえておきたい看護のポイントをまとめ、患者さんの安全な周術期管理をサポートします。

周術期看護は今回新たに追加したテーマです。手術室看護認定看護師に病棟看護師の視点、手術室看護師の視点、両者の視点で解説しています。

●項目49:麻酔科医が病棟看護師に知っておいてほしい麻酔の知識という視点で解説しています。

PART9:ドレーン・チューブ管理

●病棟で扱うさまざまなドレーン・チューブを網羅しました。管理方法やトラブル対応をわかりやすく解説しています。

●ドレーン、チューブ管理は1、2年目看護師のアンケートで最もニーズが高かったテーマです。初代トリセツはドレーン・チューブのテーマは6項目だけでしたが、今作は19項目と超パワーアップしました。

PART10:処置の介助

●処置介助では、流れを理解し、次に必要な器材や医師の動きを予測することが大切です。一般病棟でよく行われる処置の流れと介助方法を理解し、自信をもって医師の処置介助ができるようになります。

●介助のポイントだけでなく、患者さんの観察や処置後の看護までわかりやすく解説しています。

PART11:治療・検査前後の看護

●検査や治療の成功を支えるのは、前後の看護です。「検査前には何に注意する?」「検査後は何を観察する?」など現場でもっとも重要なポイントを実践に沿って整理しています。

●応援業務・他診療科対応で遭遇しやすい治療・検査前後の看護をテーマとして追加しました。当院だけではなく他施設の看護師の意見も聞いて項目を考えました。

PART12:がん・緩和ケア

●がん治療から終末期ケアまで、患者さんと家族に寄り添うために必要な知識と看護をまとめています。

●緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、がん薬物療法看護認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師が解説しています。

PART13:栄養管理

栄養評価から静脈栄養、経腸栄養まで、患者さんの回復を支える栄養管理を基礎から学ぶことができます。

●NST(栄養サポートチーム)の看護師、管理栄養士が解説しています。

PART14:皮膚・排泄ケア

創傷、褥瘡、ストーマ、排尿ケアなど、臨床で必要な皮膚・排泄に関する実践的な知識を身につけることができます。

●現場で迷いやすいポイントを皮膚・排泄ケア認定看護師が実践的に解説しています。

PART15:糖尿病

血糖管理や糖尿病治療薬の特徴を理解し、安全な糖尿病看護につなげます。

●持続血糖モニタ、インスリンポンプ、カーボカウントまで網羅しました。

●糖尿病内科医、糖尿病看護認定看護師が解説しています。

PART16:透析

●透析の患者さんは、透析以外の疾患で入院することも少なくありません。血液透析、腹膜透析を受ける患者さんが入院してきた時に、病棟看護師が知っておきたいポイントを整理しました。

PART17:認知症・せん妄

●認知症やせん妄患者さんへの対応は、多くの看護師が悩むテーマです。患者さんの行動の背景を理解しながら、適切なかかわり方や身体拘束の考え方までを解説。患者さんの尊厳を守りながら、安全な療養環境を整えるための実践的な対応方法を学ぶことができます。

●認知症看護認定看護師、精神看護専門看護師、精神科認定看護師が解説しています。

PART18:ICU

●部署応援や重症患者対応が増えている今、ICUの知識はICU看護師だけのものではありません。本パートでは一般病棟看護師でも役立つ集中治療の基本をわかりやすくまとめました。ICU応援や重症患者対応への不安を軽減できる内容です。

PART 19:医療安全、感染管理

●医療安全と感染管理は、すべての看護師が知っておくべき、そして実践すべき重要な業務です。安全な医療を提供するために欠かせない基本知識を身につけることができます。

PART 20:退院支援、看護倫理

●退院支援は退院前だけに行うものではなく、入院したその日から始まります。患者さんや家族が退院後も安心して生活できるように支援するための視点と、看護師として大切にしたい倫理的な考え方を学ぶことができます。

試し読み記事はこちら:尿道カテーテルの管理/検査前の絶食と前処置/看護サマリーの書き方

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『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』発刊!編著者・久保健太郎さんからのメッセージ

 累計10万部の大ヒット書籍がリニューアル!『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の発刊に寄せて、編著者代表・久保健太郎さんからのメッセージを紹介します。

\この夏、大リニューアル!/

看護のトリセツ超改訂版表紙

超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 編著
西口幸雄 医学監修
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2026年8月6日発売
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3,960円(税込)

急性期病院で必要な知識を網羅

 『看護のトリセツ』の最大の魅力は、「急性期病院で必要なことはほぼ載っている」ことだと思います。

 なかなかここまで今の看護に必要な知識が網羅された本はないのではないでしょうか。「1冊でここまで載っている」のは、本書最大の武器だと思います。

 約4,000円は高い…と感じるかもしれません。しかし、心電図の本2,500円、ドレーンの本2,500円、検査の本2,500円、これらを買えばすぐ1万円近くなります。そう考えればトリセツはかなりお得です。

SNS・生成AI全盛の今だからこその本の価値

 知識だけではなく経験から来る実践力を書いている点も、トリセツのウリだと思います。「なぜ?」だけではなく、「どう判断して・どう行動するか」までを書いています。

 SNSは情報としてはいろいろな情報が載っていますが、網羅はされていないですし、情報量も不足しています。AIは確かに正確になっているので、検索や勉強に使えると思います。ただやはり判断実践力といったところはAIよりも私たちがつくったトリセツのほうが優れていると思っています。

 またAI時代だからこそ本の価値があると感じています。AIは質問しないと答えてはくれませんが、新人は「何を質問すればいいかがわからない」ことが多いのです。本の「知らないことを一覧で見つけられる」という価値は大きいです。

 ただ、中身を見てもらえてこそ、この本の良さが伝わると思います。ぜひ書店で実際に手にしてみてください。

次の記事:『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の本には載せられなかった目次ポイントを編者が熱く解説!

本書の試し読み記事:尿道カテーテルの管理/検査前の絶食と前処置/看護サマリーの書き方

看護のトリセツPRポイント①
看護のトリセツPRポイント②

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東京都が1型糖尿病の妊娠女性への助成制度を開始

 東京都は7月9日、1型糖尿病の妊娠女性を対象とした、インスリンポンプ・AHCL等の使用にかかる自己負担額の一部を助成する支援制度の申請受け付けを開始しました。

インスリンポンプ・AHCL等にかかる自己負担額の一部を助成

 この制度は、厳格な血糖管理が必要となる妊娠期間中、インスリンポンプ・AHCL等の使用にかかる費用負担を軽減し、1型糖尿病の女性の妊娠中の健康保持を図るとともに、安心して妊娠・出産を検討できるよう支援することを目的としたもの。
 以下のすべての条件を満たす人が対象となります。

  • 医療行為を受けた日(以下「起点日」という。)時点で、東京都内に住民登録がある
  • 起点日時点で、妊娠届出後かつ妊娠中である
  • 医師の指示のもと、皮下インスリン注入(インスリンポンプ)療法を行っている1型糖尿病と診断された患者であり、都が指定する診断書様式による証明を受けている
  • 対象となる医療費を支払っている

(文献1より引用)

 助成額は対象となる加算に応じて設定されており、間歇(けつ)注入シリンジポンプ加算の場合は1か月あたり(1回の算定)8,000円、持続血糖測定器加算の場合は1か月あたり(1回の算定)18,000円が上限です

※2か月あるいは3か月に1回の通院でも、当該加算の算定回数分が助成される。
※医療保険各法の規定により支給された高額療養費および保険者が定める付加給付による支給等がある場合はその額を除く。
※上記金額は上限額。処方内容により助成金額が異なる。詳細は東京都福祉局ホームページを参照。

 東京都福祉局ホームページ内に掲載の申請フォームより申請。申請期限は、妊娠中かつ対象の医療行為を最後に受けた月の翌年同月末日までとなっています。

1.東京都福祉局:基礎疾患のある方の安全・安心な妊娠・出産のための療法支援 申請受付開始について.
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/07/2026070908(2026.7.28アクセス)

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平均寿命が男性81.35歳、女性87.33歳に延びる【令和7年簡易生命表】

 厚生労働省は7月24日、「令和7(2025)年簡易生命表」の概況を公表。男性の平均寿命は81.35歳、女性は87.33歳となり、前年と比較して男性は0.25歳、女性は0.20歳上回りました。

日本人の平均寿命、女性は世界1位

 「令和7(2025)年簡易生命表」は、日本における日本人を対象に、令和7年の1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したとき、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものです1

 男性の平均寿命は81.35歳、女性は87.33歳。前年と比べて、男性は0.25歳、女性は0.20歳上回る結果となりました(表11
 平均寿命の男女差は5.98歳で、前年より0.05歳縮小しています。

表1 平均寿命の推移
男性(年)女性(年)
令和6年81.09         87.13         
令和7年81.3587.33
前年との差+0.25+0.20
(文献1より作成)

 厚生労働省の調べによると、男女別の平均寿命の国際比較では、女性は日本が1位、2位が韓国(86.6歳)、3位がスペイン(86.53歳)となっています。
 男性では日本は7位で、1位はスウェーデン(82.52歳)、2位がスイス(82.4歳)、3位がイタリア(81.744歳)と続いています。

 死因別にみると、男女ともにがん、心疾患(高血圧性を除く)、COVID-19などの死亡率の低下が、平均寿命の延びに寄与したことがわかりました。一方、肺炎、老衰などの死亡率は増加しています。

1.厚生労働省:令和7(2025)年簡易生命表の概況.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life25/dl/life25-15.pdf(2026.7.28アクセス)

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『風、薫る』のモデル・大関和の『実地看護法』を読む―褥瘡予防・患者との向き合い方から見る看護の原点

 朝ドラ『風、薫る』の主人公・一ノ瀬りんのモチーフとなった大関和。著書『実地看護法』の内容を紹介しながら、褥瘡予防や患者との向き合い方など、現代にも通じるケアの考え方を読み解きます。

※本記事では当時の時代背景をかんがみて、歴史的な表現として「看護婦」という名称を使用しています。

●『実地看護法』とは
●『実地看護法』で説く看護婦の心得
●『実地看護法』で説く褥瘡の注意
●便器・尿器の図解、看護記録の見本、用語集
●一般に向けた『家庭看病法』も出版

『実地看護法』とは

 大関和(おおぜき・ちか)が1908(明治41)年に出版したのが、『実地看護法』です。

 『実地看護法』は、和が病気療養のために栃木県・那須湯本温泉に滞在していた時期に執筆されました。自身の闘病経験もふまえて、患者の観察方法や食事の介助、感染症への対応などを著した、実践的な看護書です。

 第5版まで出版されたほか、1974(昭和50)年には、医学書院が『実地看護法 復刻版』を発刊しています。

『実地看護法』初版の表紙
大関和 著『実地看護法』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

 1926(大正15)年出版の『実地看護法 第5版』の内容を見ていきます。

 「第一編 看護法」では、看護婦の心得、病室の環境整備から、褥瘡の注意、服薬、食事、呼吸の測定、皮下注射法まで幅広い看護の知識を網羅しています。続いて、感染症対策について記した「第二編 伝染病」、心臓病、急性肺炎、腹膜炎といった疾患における看護を学べる「第三編 普通内科病」という構成になっています。

 さらに、付録として外傷、創傷、やけど、凍傷などの対応を解説した「救急法」や、こちらの記事で紹介した『派出看護婦心得』も収録されていました。

『実地看護法』で説く看護婦の心得

 「第一編 看護法」内の「看護婦の心得と特に慎むべきこと」では、下記のようなことが書かれています。

●患者は長く付き添ってくれた看護婦と別れる際、おおいに悲しみ、そのことが病気にさしつかえる場合があります。このようなことは、看護を天職と考える者であれば、あってはなりません。そのため、献身と犠牲の精神をもって職務を全うすべきです。

●患者のことを思い詰めすぎると、かえって害となることがあるので、そのようなことは慎まなければなりません。患者と看護師とは、実の親子にもおよばないほど深い関係になるものです。そのため、よいことも悪いことも深く共感し、表情に表れてしまうことがあります。それを患者に気づかれてしまうと、大きな悪影響を与えることがあるため、慎まなければなりません。

(文献1、p4,9を参考に作成)

 献身や自己犠牲が理想とされる一方で、患者さんに感情移入をしすぎることを注意喚起。患者さんに寄り添い、信頼関係を築きながらも、冷静でいる姿勢が求められています。

 その後、「患者さんの家で看護を行う際の心得」でも、献身の大切さが繰り返されます。和は次のようにも記しています。

●看護婦は、1週間に2、3度は屋外に出て新鮮な空気を吸わなければなりません。また、1週間に2、3度は十分な睡眠をとらなければ、健康を害してしまいます。しかし、患者宅でそのような配慮がないからといって、不平を言うことはよくありません。家族によく事情を話し、信頼できる人に患者を頼んで、休息するようにしなければなりません。

(文献1、p19を参考に作成)

 看護婦自身の健康のため、休息の大切さを説いています。患者さんの家で配慮をしてもらえない場合もふまえて、休息時間を確保するための工夫を指南。理想を掲げるだけではなく、現場で実践に結びつけるための方法を伝えようとした、和の思いが感じられます。

『実地看護法』で説く褥瘡の注意

 本書に載っている具体的な看護ケアの1つが「褥瘡の注意」。褥瘡は予防が重要だとしたうえで、具体的な解説をしています。

●褥瘡(床ずれ)は、主に仙骨部、尾てい骨、大転子部に生じるものです。そのため、仰臥、側臥と、ときどき体位を変えるとよいです。しかし、腸チフスや脳膜炎などで体を動かせない患者の場合は、できるだけ寝床を整え、敷布や下着の重なりを伸ばします。そして、床ずれが起こりそうな部分を浮かすように寝床を変えたり、ゴム製の空気輪を用いて圧迫を防いだりします。また、アルコールやでんぷんを塗布し、皮膚の働きを妨げないようにします。

(文献1、p43-44を参考に作成)

 さらに、便や尿を失禁する患者さんや、神経麻痺の患者さんに対する褥瘡の注意も呼びかけました。

 このように、褥瘡が生じやすい部位を示したうえで、体位変換や、失禁後の清潔の保持など、現在の褥瘡予防にも通じるケアが紹介されています。一方で、ゴム製の空気輪や樟脳水の使用など、当時ならではのケア方法も。予防の基本的な考えは受け継がれながらも、時代とともに、効果的なケアへと発展してきたことがわかります。

便器・尿器の図解、看護記録の見本、用語集

 基本的にはテキストで解説された『実地看護法』ですが、付録の「便器および尿器の取り扱い方」には、図が用いられました。西洋式・和式の便器、尿器の使用方法が詳しく説明されています。

『実地看護法』便器・尿器の図解
大関和 著『実地看護法 第5版』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

 例えば、差し込み便器については、下記のように紹介されています。

・腸チフスや腹膜炎など、体を動かせない患者に、仰臥のまま差し込んで使用する

・通常はブリキ製。

・金属部分が直接腰部に当たらないようにする。白木綿約3尺を用意し、第八図(左ページ中央の図)のような形に先端を縫う。その部分に綿を詰め、両端にも均等に綿を入れて、便器にはめ込む。両端を折り返し、綿を詰めた部分が便器の縁にかかるようにし、後ろの持ち手部分に巻き付けて結ぶ。

(文献1、p307を参考に作成)

 差し込み便器の概要に加えて、患者さんの苦痛を和らげるための工夫もレクチャーしています。

 そのほか、付録には看護記録の記入例も載っています。項目としては体温、脈拍、呼吸、薬、食事、便があり、具体的な記入の方法がわかるものです。

 さらに、用語集も掲載。「呼吸系用語」として咳嗽、喘鳴、喀痰、「消化系用語」として食欲亢進、食思、噯気、「循環器用語」として溢血、徐脈、チアノーゼなどが収載されました。

『実地看護法』看護記録の例と用語集
大関和 著『実地看護法 第5版』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

 このように、『実地看護法』は、和が現場で培った経験や知識が集約された1冊でした。後輩ナースたちのため、実践で役立つ情報をわかりやすく届けようとした和の思いが伝わってきます。

一般に向けた『家庭看病法』も出版

 和は1915(大正4)年に、キリスト教の精神に基づく女性団体「矯風会」が出していた雑誌「婦人新報」の連載を書籍化した『家庭看病法』も出版しています。

 『派出看護婦心得』『実地看護法』は看護婦に向けた内容ですが、『家庭看病法』は名前のとおり、家庭における看病について解説したものでした。一般にも、看護の大切さを広めようと考えていたのでしょう。

 看護を「天職」と考え、理想を唱えるだけではなく、現場で役立つ実践的な知識を詳細に書き残した和。よりよい看護を次世代へ伝えようとしたことが、著書から読み取れます。

 看護の原点を感じられる和の著書に触れてみると、『風、薫る』をより楽しむことができそうです。

『実地看護法』は国立国会図書館のウェブサイトで閲覧できます!

●『実地看護法 第5版』
https://dl.ndl.go.jp/pid/921870

前回の記事:『風、薫る』で注目の「派出看護」―大関和の『派出看護婦心得』が伝える赤痢の感染対策、患者との向き合い方

1.大関和:実地看護法 第5版,新友館,東京,1926.
1.川嶋みどり,川原由佳里,鈴木紀子,平尾真智子,名原壽子:座談会 明治と令和・看護に通底するもの その2.オン・ナーシング 2026;5(1):40-47.
2.山下麻衣:「看護婦」の近代社会史 誇りが拓いた自立への道,朝日新聞出版,東京,2026.

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『風、薫る』で注目の「派出看護」―大関和の『派出看護婦心得』が伝える赤痢の感染対策、患者との向き合い方

 朝ドラ『風、薫る』で直美が始めた「派出看護」。大関和の著書『派出看護婦心得』の内容を紹介しながら、赤痢の感染対策、患者との向き合い方など、現代にも通じる看護の考えを読み解きます。

※本記事では当時の時代背景をかんがみて、歴史的な表現として「看護婦」という名称を使用しています。

●『派出看護婦心得』とは
●患者さんの家での看護の手順
●赤痢病棟における勤務スケジュール
●消毒薬、流動食のつくり方など、付録も充実

『派出看護婦心得』とは

 『風、薫る』の主人公・一ノ瀬りんのモチーフである大関和(おおぜき・ちか)が、1899(明治32)年に出版した『派出看護婦心得』(初版のタイトルは『看護婦派出心得』)。看護の知識や業務について、詳しく解説したものです。

派出看護婦心得の表紙
大関和 著『派出看護婦心得 第6版』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

 「派出看護」とは、患者の家や入院先の病院に出向いて行う看護のこと。現在の訪問看護の原点といえます。

 『風、薫る』のもう1人の主人公・直美のモチーフとなった鈴木雅(すずき・まさ)は、1891(明治24)年に、日本で最初の派出看護婦会「慈善看護婦会」を立ち上げました。その後、「東京看護婦会」に改称してから、和も経営を手伝うようになっています。

 和は、派出看護婦たちにどのようなことを伝えているのでしょうか。1919(大正8)年に出版された『派出看護婦心得 第6版』の内容の一部を見ていきます。

●二、病室についての注意
第一に、清潔と消毒の方法、空気の入れ換え、室温を適切に保つことなどに注意すること。

●三、病人についての注意
第一に、体温・脈拍・呼吸に注意し、次に薬の使用や食事、治療などはすべて時間を守って行うこと。また、睡眠・不眠の状態や、あらゆる排泄の状態に注意すること。

●六、看護婦自身についての注意
立ち居ふるまいは静粛にし、心を平静に保ち、言葉を慎み、よく忍耐し、自分の体を清潔に保つこと。また、食事や労働においても衛生を心がけるように努めること。

(文献1、p2-3,5を参考に作成)

 『風、薫る』でも描かれた換気の大切さや、患者さんとの接し方の基本が取り上げられています。そのほか、医師や患者さんの家族との接し方、地方の病院に派遣された際の心得、遺体の取り扱い方などの項目もあり、具体的な注意点が丁寧に説明されています。

派出看護婦心得の中身の画像。病室についての注意、病人についての注意
大関和 著『派出看護婦心得 第6版』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

 なかでも詳細に書かれているのが、患者さんの自宅で1日を通して行う看護の手順と、赤痢病棟における勤務スケジュールについてです。

患者さんの家での看護の手順

 患者さんの家での看護の手順について、朝食までに行うこととしては、下記が記されています。

①患者の体温を測り、脈拍、呼吸を測定し、日誌に記載すること。

②患者にうがい、手洗いをしてもらい、すぐに食前の薬を飲ませること。

③患者の顔にほこりがかからないよう、ハンカチなどで覆ってから掃除をし、窓や戸を十分に開けて換気をする。患者の病状が重くなければ、寝具を交換するとよい。換気のために窓や戸を開ける時間は6分間をめやすとすること。

④牛乳やスープなどの滋養のある食事を与える場合は、このタイミングで提供する。その後、朝食を提供する。患者の食事は、すべて看護婦が責任をもって提供しなければならない。薬や食事の前後には、必ず患者にうがいをしてもらう。ただし、患者の都合によっては、看護婦が先に食事をとることもある。その場の状況や、その家の習慣、または患者の希望に応じて対応すること。

⑤患者に朝食を提供した後、看護婦自身が食事をとること。

(文献1、p5-7を参考に作成)

 このように、換気、服薬・食事の管理など、患者さんの生活環境の整備が重視されていました。また、看護婦自身の食事のタイミングは臨機応変に対応するように書かれるなど、患者さんの暮らしを尊重してケアを行う姿勢が求められていたことがうかがえます。

赤痢病棟における勤務スケジュール

 赤痢病棟では、「薬や食事を担当する係」「清潔・消毒を担当する係」、必要に応じて「日誌を記録する係」を決めるとされています。さらに、人数が多い場合は、それぞれの担当に補助者をつけることも必要だと、和は述べています。

 「清潔・消毒を担当する係」の業務内容について、下記に挙げます。

●まずは看護婦自身が、うがいと手洗いをして清潔にし、衣服を整えてから病室に入る。

●最初に重症患者のおむつを交換する。腰まわりが汚れている場合は、お湯に石炭酸水を加え、やわらかい手ぬぐいで静かに拭き取るのがよい。

●重症患者のおむつ交換が終わったら、便器を消毒室へ運ぶ。その際、それぞれに名前を書いたり、順番を決めたりして、取り違えないようにする。

●患者ごとの記録用紙に便質を詳しく記載する。粘血便、粘液の多い便、軟便、褐色の軟便に粘液や血液が混じるもの、黒色の軟便に粘液が混じるもの、水様便に少量の粘液や血液が混じるものなど、便の性状を記載する。

●記録後、便は汚物容器に廃棄し、便器をよく洗ってから少量の石炭酸水を入れ、病室に備える。(後略)

(文献1、p13-14を参考に作成)

 赤痢は粘液や血液が混じった下痢(粘血便・血便)が特徴。上記のとおり、粘液・血液の混入や、便の色・硬さなど、便の性状を観察し、記録することが重視されていました。現在の感染管理や看護記録に通じる考え方が、すでに提唱されていたことがわかります。

毒薬、流動食のつくり方など、付録も充実

 さらに、『派出看護婦心得』には「消毒薬のつくり方」「病室の消毒」「流動食のつくり方」「看護婦規則施行細則」「市立病院派出看護婦の心得」などが付録として掲載されています。看護婦の仕事の基礎から実践まで学べる、当時のナースたちにとっての必携書だったといえそうです。

大関和 著『派出看護婦心得 第6版』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

『派出看護婦心得』は、国立国会図書館のウェブサイトで閲覧できます!

●『派出看護婦心得 第6版』 
https://dl.ndl.go.jp/pid/935171

次の記事:大関和の『実地看護法』を読む―褥瘡予防・患者との向き合い方から見る看護の原点

1.大関和:派出看護婦心得 第6版,大関看護婦会,東京,1919.
1.川嶋みどり,川原由佳里,鈴木紀子,平尾真智子,名原壽子:座談会 明治と令和・看護に通底するもの その2.オン・ナーシング 2026;5(1):40-47.
2.山下麻衣:「看護婦」の近代社会史 誇りが拓いた自立への道,朝日新聞出版,東京,2026.

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紙おむつ「アテント」4コマでわかる!産学連携商品使い方ガイド公開

 大王製紙株式会社が、大人用紙おむつブランド「アテント」の産学連携商品や取り組み内容を4コマ漫画で伝えるリーフレットを、7月8日よりホームページで公開しています。

排泄ケアに関する情報を4コマ漫画でわかりやすく解説

 「アテント」では、介護する人・うける人、それを支える家族まで、「安心」で「快適」に「自己実現」できる排泄ケアをサポートするという「介護の快護化®」の考え方のもと、病院・介護施設職員の業務負担軽減に向けたセミナーの実施や、産学連携商品の開発に取り組んできました。

 排泄ケアに関する専門性の高い情報を、多忙な病院・介護施設職員に短時間でわかりやすく伝えるためにつくられたのが、「アテント 4コマでわかる!産学連携商品ガイド」です。誰でも活用できるよう、ホームページで閲覧できるようになっています。

 同社ではこのガイドを通じて、病院・介護施設職員が前向きに業務に向き合うきっかけをつくるとともに、利用者の紙おむつに関する悩みに応じた商品選択の一助になることをめざしているといいます。

「アテント 4コマでわかる!産学連携商品使い方ガイド」表紙
「アテント 4コマでわかる!産学連携商品使い方ガイド」の表紙

モレ、スキントラブルなどの悩みに役立つ商品を紹介

 4コマ漫画は5作品を掲載。同社が病院・介護職員向けに実施した「紙おむつで困っていること」に関する調査で上位となった「あて方の工夫では難しいモレ(拘縮・男性・側臥位・座位)」「モレ(軟便・水様便)」「スキントラブル」といった悩みに対し、産学連携商品がどのように役立つのかが紹介されています。

 取り上げられているのは、「アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド」「アテント Sケア 軟便安心パッド」「アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ」の3アイテム。商品の画像や特長も掲載されています。

「アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド」篇

「アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド」を紹介する4コマ漫画
漫画制作は、医療・健康などの専門的なテーマをやさしく親しみやすく伝えることを得意とするイラストレーター・漫画家のいぬい まりさんが担当。

『アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド』

「アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド」の製品画像

・石川県立看護大学学長、東京大学名誉教授の真田弘美先生との共同研究成果を活用して開発した、テープ止めタイプ用の尿とりパッド。
・排尿口付近の前側吸収ゾーンで尿を吸収。スキントラブルが発生しやすいおしり側に尿が付着することに着目した設計で、おしり側(尾骨・仙骨部)に尿が流れにくくい。
・「おしり超うすゾーン」により、おしり側へ体圧がかかりにくい。
・2種類の「あて方マーク」により、テープ止めタイプの紙おむつに簡単に装着できる。

「アテント 4コマでわかる!産学連携商品使い方ガイド」 概要

公開日
2026年7月8日

内容
全5作品
①「介護の快護化®」篇
②「産学連携品をなぜ作っているのか」篇
③「アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド」篇
④「アテント Sケア 軟便安心パッド」篇
⑤「アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ」篇

閲覧方法
公式ホームページでの公開、学会やセミナーなど各種イベントで配布、病院・介護施設への配布

公式ホームページ
https://www.elleair.jp/c/1XoE

問い合わせ
エリエールお客様相談室 フリーダイヤル:0120-205205
お問い合わせフォーム:https://www.elleair.jp/inquiry/rules

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救命救急をもっと知りたい看護師へ!急変対応・心電図・呼吸管理などおすすめ記事まとめ

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「クロスロード~救命救急の約束」とは

 ドラマ『クロスロード~救命救急の約束』(テレビ朝日)の主人公は、今田美桜さんが演じる救命医・春木遙。「どんな命も救うことをあきらめない」と心に誓っているものの、救命医としてはまだまだ成長途中。患者さんの抱える問題に全力で向き合い、理想と現実の間で葛藤しながらも、仲間とともにひたむきに進んでいきます。

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